「にほん」と「ニッポン」の違い!日本の正しい読み方はどっち?

記事公開日:2016年1月11日

Sponsored Link




私たちが住んでいる国、

日本

漢字で書くと「日本」ですが、読み方は二通りありますよね。

すなわち、

  • ニホン

  • ニッポン


  • nippon

    「日本で暮らす」と書くときは「にほん」と読む場合はほとんどですし、
    サッカーなどで応援するときは「ニッポン」といったりします。

    このふたつはどう違うのでしょうか。

    何故読み方が分かれてしまったのか?
    正しい読み方はどっちなのか?

    今回は「にほん」と「ニッポン」の違いについてみてみましょう。

    Sponsored Link





    「にほん」と「ニッポン」。正しいのは?


    結論からいうと「にほん」と「ニッポン」のどちらかが間違っていて、どちらかが正しい、ということではないようです。

    現在では「にほん」と「ニッポン」の2つの読み方が有名ですが、古くは「日本」と書いて

  • ヒノモト

  • ヤマト


  • と読んでいました。

    ニッポンと読むようになったのは奈良時代以降のお話。

    にほんという読み方をするようになったのはさらに後の時代のことで、比較的新しい読み方といえるでしょう。

    過去に読み方を統一しようという動きもありましたし、「ニッポン」という読みに決めようという政府の試みもありましたが、正式な決定がないまま現在に至ってしまったようですね。


    テレビやラジオなどの報道でも「日本」という言葉を耳にする機会も多いと思いますが、実はNHKには独自の規定があり、

      「正式な国号として使う場合は、「ニッポン」を使う。そのほかの場合には「ニホン」を使っても良い」

    という方針で使い分けているようですね。
    (^-^)h

    なるほど。それで、日本語を勉強した外国の方は、日本を「ニッポン」と呼ぶ人が多いんですね。

    ただし、近年の国内では「にほん」という読みを耳にする方が多いのではないでしょうか。

    若い世代に聞くと「ニッポン」より「にほん」の方が耳馴染みがあるとされ、「にほん」の方が優勢のようですね~。

    Sponsored Link


    この「日本」はどうやって読む?


    現在では「日本」の付く様々な言葉がありますが、紛らわしい読み方の言葉も多いですよね。
    (^^;

    例えば以下の単語の読み方は「にほん」、それとも「ニッポン」どちらになるでしょーかっ!?

      「日本銀行」
      「日本体育大学」
      「日本語」



    チッ


    チッ


    チッ


    はい!


    答えは、

    「日本銀行」   → 「ニッポン銀行」
    「日本体育大学」 → 「ニッポン体育大学」
    「日本語」    → 「にほん語 ニッポン語 両方読む

    でした!


    どちらかが正しい言葉もあれば、両方の読み方を採用している言葉もあるので難しいですね~。

    たとえば、お財布を出して千円札の裏側をみてみてください。

    null

    実はお札の裏側には「NIPPON GINKO」と書いてあるんです。
    (^-^)h

    Sponsored Link


    いろいろある「日本」


    ではここで、「日本」が付くいろいろな固有名詞と読み方を紹介していきましょう。
    漢字 読み方
    日本国語大辞典 にほん国語大辞典
    日本医師会 にほん医師会
    日本狼 二ホンオオカミ
    日本航空協会 にほん航空協会
    東京・日本橋 にほん橋
    日本衛星放送 ニッポン衛星放送
    日本製鉄 ニッポン製鉄
    日本中央競馬会 ニッポン中央競馬会
    大阪・日本橋 ニッポン橋
    日本刀 にほん、ニッポン 両方読み
    日本製 にほん、ニッポン 両方読み
    日本文学 にほん、ニッポン 両方読み

    Sponsored Link


    まとめ


    今回は「ニッポン」と「にほん」の読み方の違いについて紹介しました。

    どちらの読みが正しい、ということではなく、時代での移り変わりや、状況によって使い分けられていることが多いようですね。

    ただし、「どちらの呼び方でよばなければいけないか」というのが決まっているケースというのがあります。

    それは、団体名や、会社名など、公式な呼び方として登録されている場合ですね。
    たとえば、さきほどの「NIPPON GINKO (日本銀行)」などが挙げられます。

    ちなみに、先ほどの表にもありましたが、

    大阪にある「日本橋」は「ニッポンバシ」ですが、
    東京にある「日本橋」は「ニホンバシ」と読みます。

    う~ん。
    ややこしいですね。
    (^^;

    今回は以上です。
    参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

    Sponsored Link



    この記事が参考になった!」場合はこちらのボタンでポチッと応援お願いします!

    • LINEで送る

    おすすめ記事



    コメントを残す

    CAPTCHA





    サブコンテンツ

    このページの先頭へ