痴呆症と認知症の違い!せん妄は?症状の違いや検査方法もチェック!



親が年を取ってくるとだんだん心配になってきますよね。

私「さっきそういったよね?」
親「え?いやいや、聞いてないよ。」
私「返事してたじゃーん!」

とか、

親「あれ?私のおやつ食べちゃったの?」
私「いやいや、さっき自分で食べてたし」
親「食べてないよ。あなたでしょ?」

とか。

年をとって記憶力が悪くなるのはある程度仕方ないかもですが、

痴呆症」とか、
認知症」とか、

ってなってくると、話はちょっと違ってきますよね。
悪化してしまったら、介護やお世話も必要になってきます。


ここでちょっとした疑問なのですが、
「痴呆症」「認知症」って言葉がでてきましたけど、
この2つって何がちがうのでしょうか。

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自分の親が「ちょっとアヤシイな」と思った時に、
どちらで診断を受ければよいのでしょうか。

というか、どうやって検査すればよいのでしょうか。

今回は、脳の働きが悪くなってきた場合の、
病気の名称の違いや、症状、検査方法の違いについてまとめました。

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痴呆症と認知症の違い


まず、大前提としまして、

痴呆症と認知症は別の病気ではなく同じもの


つまり、

痴呆症」という名称が変更され、
認知症」という名称になりました。

「痴呆症」というのは、

    「一度獲得された知能が、後天的な大脳の器質的障害のため進行的に低下する状態」をあらわす病名

として使われていました。

老年痴呆などと呼ぶこともありました。

しかし、2004年に

痴呆症という名称は差別や偏見を助長するニュアンスがある

とされ厚生労働省が検討した結果「認知症」という名称に変更されたのです。

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認知症と間違えやすいもの


言動や、物覚えが悪くなってきて、

認知症が始まってしまったのね

と、決めつけてしまうのはいささか早計です。

というのも、認知症と間違えやすい症状は、実はたくさんあります。

中でも、

  • 仮性認知症

  • せん妄

  • うつ病


  • の症状は認知症の症状と似ている場合があるのです。

    では、実際に、それぞれどのような症状なのでしょうか。
    ここでは、この3つの主な症状について簡単にまとめました。

    仮性認知症

    一見すると痴呆症のように見えても、記憶障害がなかったり、症状がごく軽度な場合は「仮性認知症」の場合があります。

    外部からかかる精神的、心理的ストレスが原因の場合は「心因性疾患」といい、
    身体内部の不明の原因により起こる場合は「内因性疾患」といいます。

    仮性認知症はよく「認知症」と誤診されますが、いずれの仮性認知症も治療で改善されます。

    なので、セカンドオピニオンや早期発見が大切です。

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    せん妄

    軽い意識障害と同時に精神興奮が起こった場合を「せん妄」といいます。
    これもまた認知症とよく間違われます。

    症状は一概にはいえず様々なものがあります。

    せん妄の症状

    記銘力障害 現在の時間や日付、今いる場所が分からないなどの状態。
    集中困難 会話や行動に一貫性がなく、まとまらない状態。
    感情不安定 突然興奮し、攻撃したり、怒ったり怯えたり安定しない状態。
    多動不安定 常に身体を動かしていて落ち着かない状態。
    睡眠障害 夜中に興奮し眠れず、逆に昼間は集中できない状態。
    「夜間せん妄」とも。
    錯覚や幻覚 外の騒音が脅迫の声に聞こえたり、実際にはないものに怯える状態。

    せん妄の症状は種類も多いですが、軽度から重度までレベルも様々です。

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    うつ病


    うつ病」もまた認知症と誤認されやすい病気です。
    精神のストレスなどによって引き起こされる場合が多く、症状は様々です。

    うつ病の症状

    感情の起伏 悲哀、気塞ぎ、厭世、卑下、自己嫌悪などが突然激しく起こる症状。
    意欲の低下 日々が憂鬱になり、日常行動を起こせなくなる状態。
    絶望的思考 妄想が激しくなり、自傷行為を繰り返したり自殺願望を抱く症状。
    身体的症状 不眠、頭痛、食欲低下、吐き気などの症状。

    高齢者がうつ病になる場合は、若年性のうつ病とは違い、不安や焦燥感が強いという特徴があります。
    妄想や不可解な行動が多くなるので認知症と間違われやすくなります。

    検査方法について


    では次に、

    ちょっとアヤシイな

    と、認知症が疑われる場合に、どうすればよいのでしょうか。

    実際に認知症と診断されると、仮性認知症やせん妄の誤診でないかを確かめるため、簡単な認知機能テストを行う場合があります。

    10項目程度の質問があり、日時や場所が正確に分かっているか、記憶力や計算能力が正常かどうかを調べていきます。

    診断と合わせてこういった検査をすることで、仮性認知症やせん妄の誤診を減らす工夫かされているのですね。

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    まとめ


    今回は痴呆症と認知症の違いについて紹介しました。

    痴呆症というのは、「差別や偏見を助長する恐れがある」との理由から、
    2004年以降、正式には使われなくなった言葉でした。

    今では「認知症」と言い、痴呆症と意味は同じですが、
    こちらの言葉が使われるようになっています。


    認知症だとハッキリ診断するには医師の診断が必要ですが、

  • 仮性認知症

  • せん妄

  • うつ病


  • など、同じような症状が見受けられる紛らわしい病気もあり、
    これは検査を受けることでハッキリさせることができます。

    場合によっては治る場合もあるので、

    あやしいな・・・。

    と思ったら、早めに検査を受けるようにしたいものですね。

    どこで診察を受ければよいのかについては、

  • 脳外科

  • 神経内科

  • 精神科

  • 心療内科


  • など、症状に応じて上記の科を診察すればOKです。
    大きな病院であれば、「もの忘れ外来」という科もあったりします。

    何かあれば、大病院を紹介してくれますので大丈夫です。

    ちなみに、私はまだ30代ですが、あまりに急激に物忘れが激しくなって、

    ひょっとして認知症か、もしくは脳に異常があるのではないか・・・

    と、心配になり、こないだ脳外科を受診して、

  • CT

  • MRI


  • の両方の検査を受けました。

    ちなみにMRIを受ける才には、造影剤仕様の許諾書にサインする必要があり、

    造影剤を使うことで

  • 100人に一人の割合で吐き気やかゆみなどの副作用がでます。

  • 1万人に一人の割合で重傷に呼吸困難や意識障害などの重い副作用がでます。

  • 100万人に一人の割合で死ぬことがあります。

  • そういうこともあるけど、何か起きても文句は言わないでね。

    という同意書にサインをしました。

    ちょっとビビリましたが、造影剤は使いませんでしたし、
    脳に異常もありませんでした。

    急に物覚えが悪かったのは・・・・

    風邪を引いたせいでボーっとしていたのと、
    ・・・・年齢を重ねたが故の脳の普通の劣化ですね。

    脳自体はとっても健康で、認知症も、ボケもまったくないという診断でした。
    (^^;

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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