普通の電球とLED電球の違い!明るさ、電気代、寿命はどう違う?
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トイレやお風呂場の電球が切れたときに、
「またかよ~」
ってなりますよね。
また買いに行くのが面倒で、
「もうずっと切れければよいのに…。」
と思ってしまいます。
そんな時にちょっと気になるのがLEDですよね。
10年保証などと、長い寿命を謳っているLEDですが、実際に使うとなった時に普通の電球とはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、部屋に明かりを照らす普通の電球とLEDの違いについて徹底検証しました。
まずは仕組みの違いからみていきましょう。
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普通の電球とLED電球の仕組み
まずはそれぞれの原理からチェックです。
普通の電球は大ざっぱに言うと、ガラス管のなかで電子同士を結合させることで光を生みだす照明器具です。
電子の放電を促すため、ガラス管内部にはアルゴンガスが充満しており、合わせて微量の水銀が入っています。
ガラス管の両端にとりつけられた電極が発する電気エネルギーを内壁に塗られた蛍光体が増幅させることで、照明器具として必要な明るさを確保しているのです。
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対してLEDはどうでしょうか。
電子の力を利用する点ではLED照明も同じですが、仕組みが少し違います。
LEDに使われているのは半導体技術です。
半導体は状況に応じて電気を通したり通さなかったりする物質のことで、半導体を組み込んだICチップはパソコンや携帯電話など、さまざまな精密機器に使われています。
プラスの電子とマイナスの電子が衝突すると、エネルギーが生まれます。
衝突のタイミングとエネルギーの発生量を電子回路によって制御したのがLEDなのです。
ちなみにプラスの電子のことをポジティブ(P)、マイナスの電子をネガティブ(N)といいます。
LEDにはこの2つを組み合わせたPN接合体と呼ばれる部品が使われ、発光に使う化合物の種類によって色の違いを生みだしています。
LEDは白熱灯や蛍光灯のように電球そのものに熱をもたせるわけではないので、通電しているときに素手でさわっても熱くはありません。
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結局、どっちがお得なの?
照明器具の性能は、明るさ、寿命、電気代の3つで比較できます。
明るさはlm/Wという単位で表され、(1ワットでどれだけ明るくなるか)を意味しています。
標準的なLEDの場合、50lm/W程度を基準につくられているようです。
発光効率の高いものでは100lmを超える製品もありますが、普通の電球の場合は70~80lmが標準なので、発光効率の面ではLEDが圧倒的有利、というわけではなさそうです。
同じワット数で照明効率を上げようとすると、LEDの場合はどうしてもサイズが大きくなってしまいます。
では、電気代ではどうでしょうか。
白熱灯との比較では確かにLEDのほうが10分の1のランニングコストですから、交換の価値はありそうです。
しかし、LEDと普通の電球を比べた場合、電気代そのものはLEDのほうが安いのですが、寿命の長い普通の電球(5年程度)を使うとその差はほとんど帳消しになってしまうのだそうです。
寿命はLEDが普通の電球の約3倍長いと言われているので、単純に交換の手間を省きたいという人は切り替えを検討してもいいかもしれません。
でも、寿命や電気代が長くても本体代の値段はいかんともしがたいです。
結局悩んだ末に、1000円のLEDを諦めて、300円で二個入りの電球を買ってしまいました。
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まとめ
一般家庭で見た場合、少なくとも照明効率やコストの点では、LEDがびっくりするほど優れもの、というわけではありません。
ただ、高いところにある電灯にはLEDが向いていますし、幼い子どもの多い保育園や幼稚園でも切り替えが進められています。
電球は熱いので、園児がうっかり電球にさわったらあぶないですからね。
また、家庭でもトイレや玄関など、空間がせまいわりに電源のオンオフが頻繁になる場所ではLEDのほうが電気代的にはお得です。
それぞれのメリットとデメリットを慎重に検討したうえで、ライフスタイルに合ったほうを選ぶと良いですね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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