UR賃貸と都営住宅の違い!入居条件は?家賃はどう違うの?



テレビCMなどでよく見かけるUR賃貸
間取りも広々としていてオシャレなイメージがありますよね。

公共機関が提供してうる住宅としては都営住宅があります。

どちらもちょっと安く家を借りられるイメージですが、
家賃や入居条件にどのような違いがあるのでしょうか。

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と、いうことで!

今回はUR賃貸と都営住宅の入居条件や家賃の違いについてまとめました。
まずはUR賃貸の方からみていきましょう。


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UR賃貸とは?


UR賃貸とは都市再生機構(UR)によって管理・供給されている住宅のことを言います。

URは2004年の行政再編によって設立された独立行政法人で、都市部や市街地への安定した住宅供給を目的としています。

UR賃貸というと耳慣れないかもしれませんが、いわゆる公営住宅の一種で、かつては公団住宅とよばれていました。

入居条件について


さて、ではそんなUR賃貸に入居するためにはどのような条件が必要なのでしょうか。
ざっと要点をまとめてみました。

    UR賃貸の入居条件

    申込本人の毎月の平均収入額が、基準月収額(家賃の4倍または33万。ただし家賃が20万を超える物件については40万)以上であること。

    貯金が借りたい物件の月家賃の100倍あること。

    特例として、高齢者・障がい者・配偶者のいない世帯・満18歳以上の学生の人は収入が基準月収額の1/2に満たない場合でも、申し込み可能。

例えば、通常の条件でUR賃貸に住む場合、

  • 6万円のUR賃貸の場合は月の収入(年収の1/12)が24万円以上必要

  • 10万円のUR賃貸の場合は月の収入(年収の1/12)が33万円以上必要

  • ってことですね。

    ただし、UR賃貸の場合は、上記をベースとして、さまざまな家賃減額制度があります。

    家賃減額制度のうちの条件を二つ、以下にまとめました。

    家賃減額制度の条件


    1.高齢者向け

    高齢者が利用する場合の家賃軽減制度です。
    本来の家賃から、国とUR都市機構が折半して軽減分を負担してくれます。

      条件

    • 利用者が満60歳以上であること

    • 条件条件に合う同居人がいること

    • 世帯全員の合計所得月額が15万8千円以下であること


    2.子育て世帯向け

    子育て中の家族が利用する場合の家賃軽減制度です。
    本来の家賃から、国とUR都市機構が折半して軽減分を負担してくれます。

      条件

    • 同居者に小学校修了前の子供がいるか、18歳未満の子供が3人以上いること

    • 世帯全員の合計所得月額が21万4千円以下なこと


    上記のように、条件があえば本来の家賃よりも安く借りられるため、普通の賃貸よりもお得に住めるようになっています。

    入居方法について


    UR賃貸への入居は、基本的に早い者勝ちです。

    公団なので抽選で決まるようなイメージがありますが、実際には先着順となります。
    要するに、気長に待っていればいつかは入れるということですね。
    まぁ、今住んでる人が出ていくまで待つことにはなりますが。
    (^^;

    入居の申し込みは、希望の住宅を管轄しているURの営業所に行き、所定の手続きをすませるだけ。

    入居の順番がまわってきたらURから連絡があり、この時点で仮契約となります。
    それから1週間の検討期間を置いて実際に入居するかを判断することになります。

    倍率は居室によってばらつきがあり、運が良ければ申し込んでからすぐに入居できる場合もあります。

    空き部屋の状況はURのウェブサイトや広報紙などに乗っていますから、こまめにチェックしておきましょう~。

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    入居条件は比較的ゆるく、一定の貯蓄制限と収入の下限がもうけられているだけです。
    保証人は不要で、そのうえ敷金や礼金、更新料なども一切かかりません。

    ひと部屋が広くとられていて開放感があり、同じ家賃の民間住宅よりも広々と、快適に暮らすことができます。

    次に、UR賃貸のメリットとデメリットをみてみましょう。

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    UR賃貸のメリット


    手数料・礼金・更新料が不要!

    UR賃貸のメリットで大きいのは、 手数料・礼金・更新料が不要なことです。

  • 日本に留学に来て1年しか住まない

  • 家の建て替えで半年しか住まない

  • など、条件付きの場合、UR賃貸物件に住めたらかなりハッピーですね。

    民間で賃貸している住宅と比較して間取りがゆったり!

    UR賃貸の家賃は近隣同種の住宅の家賃を基準に定められています。
    が、実際の家賃は民間と比べると若干安く借りられるところが多くなっています。

    通常であれば不動産会社に払う上記の手数料・礼金・更新料が不要なので、二年間を通じて同じ賃貸料金を払うにしても、UR賃貸物件のほうが高いスペックの部屋を借りることができます。

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    年齢に関係なく借りることができる

    実際問題として、日本語が上手でない外国人や、60歳を過ぎた人などは、家の貸主の判断で借りれないことも多々あります。

    UR賃貸の場合、さまざま契約条件がすでにUR賃貸全体でルールとしてきまっているので、条件を満たしていれば誰でも入ることができます。

    子育て環境が整っている

    物件にもよりますが、UR賃貸の多くは子育て環境が整っている場合が多いです。
    緑も多いですし、子供が遊べるような空間も考えられて作られているところがほとんどです。

    また、大きな団体が管理しているので、住まいに対しての高齢化問題についても積極的に改善に取り組んでいます。

    UR賃貸のデメリット


    空きがないと入れない

    申し込みをして空きが出ればいつかは入れるUR賃貸ですが、駅前など立地条件が良くて家賃が安めのUR賃貸物件はとても人気があり、希望の時期に入居できる保証はありません。

    「子供が大学出るまで住みたい」
    「子供が小学生になるから部屋を用意するために引っ越したい」

    など、タイミングに合わせて引っ越そうとした場合に空きが出ないと、結局あきらめざるを得ない場合もあります。

    子供が大学を出るまで利用したいと思っていたところに、大学を卒業してから「空きが出ました」と言われましてもねぇ。

    なので、こちらのタイミングに合わせにくいのもUR賃貸のデメリットの一つです。

    収入による制限がある

    「民間の賃貸物件よりも割安」なUR賃貸ですが、そもそもUR賃貸は物件のスペックが高めなことが多いです。
    家賃は基本、周囲の賃貸物件に合わせて設定されますので、スペックが高ければ必然的に家賃も高くなります。

    また、先ほどの入居条件で記述されている通り、収入による制限があります。

    提示されている条件を満たしているか、または月の収入が33万円以上ないと8万円以上のUR賃貸物件はそもそも借りることができません。これもデメリットの1つとなります。

    大型プロジェクトの場合が多い

    国のお金が入っていることもあり、UR賃貸物件は団地であることがほとんどです。

    なので、物件にもよりますが、さまざまなな人が住む集合住宅に住むこととなり、騒音や人付き合いなどに悩まされることもあります。

    また、UR賃貸の特性上、保証人が不要なので、中国系、韓国系、インドネシア系など、さまざまな人種の人がUR賃貸を利用する確率が高くなります。

    ちなみにUR賃貸では、ルームシェアのことをハウスシェアリングと言っており、知り合い同士で済むのがOKな物件も多くあります。

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    都営住宅とは?


    都営住宅は、東京都が管理・供給している住宅です。
    公営住宅なので家賃が安く、一定以上の収入のある人は入居ができません。

    収入の下限が決められているUR賃貸とはこの点で大きな違いがあります。

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    都営住宅は、もともと住処に困っている人を救済するために作られたもの。
    なので、抽選に当たって住むことができれば驚くような低家賃で暮らすことができます。

    入居条件について


    都営住宅の入居資格としては、まず「東京都に住んでいること」が一つ目です。

    それはそうですね。「都営」住宅ですから。
    そのほかにも条件がいくつかあり、以下の三点となります。

      入居条件

    • 1.同居親族がいること

    • 2.住宅に困っていること

    • 3.所得が定められた基準内であること

    ポイントは「2」ですね。
    住むところに困っていることが、都営住宅の入居条件となります。
    具体的な入居条件については、収入(所得)が決められた金額以下である必要があります。

    家族数 年間所得金額 年間給与収入
    2人 0円~227万円 0円~351万円
    3人 0円~2,65万円 0円~399万円
    4人 0円~303万円 0円~447万円
    5人 0円~341万円 0円~494万円

    こちら、別記事にまとめました収入と所得の違いです。
    収入所得の違いがよく判らないという場合はご参照ください。



    入居の申し込み方法について


    入居の申し込みは、東京都の住宅課が受け付けています。
    入居申請をした人のなかから年に2回抽選が行われ、当選すれば役所から入居可能の通知が届きます。

    1回申し込んでおけば、申請を取り下げるまで抽選に参加する権利は消えることはありません。
    応募者が多いので倍率はとても高く、当選までに5年~10年かかるそうです。

    母子家庭や貧困家庭の優先枠はありますが、それでも入居にはかなりの年数がかかると言われています。

    家賃について


    UR賃貸のほうが、

    「どうせこのくらいのスペック(高め)に住むならUR賃貸に住んだ方が安く済むよね。いい物件があったから応募してみようか。」

    というのに対し、
    都営住宅のほうは、

    「うちお金ないよね。子供生まれたしどうしよう・・・。そうだ!こんな時こそ都営住宅に応募しよう!」

    といった利用目的となります。
    ※完全に主観です。

    なので、都営住宅の方は「収入が低くないとダメ!」という利用制限がありますが、その分利用できた場合は家賃がかなり安くなります。

    東京都都市整備局のホームページより、家賃の相場情報を拝借してきましたのでご参照ください。

    2DK(和6・4.5・DK)・36平方メートル・昭和44年度建設の場合


    年間所得金額 家賃
    0円~1,628,000円 17,600円
    1,628,001円~1,856,000円 21,300円
    1,856,001円~2,048,000円 25,200円
    2,048,001円~2,276,000円 29,100円

    3DK(和6・6・4.5・DK)・55平方メートル・昭和59年度建設


    年間所得金額 家賃
    0円~1,628,000円 30,300円
    1,628,001円~1,856,000円 36,800円
    1,856,001円~2,048,000円 43,500円
    2,048,001円~2,276,000円 50,200円
    ※上記の金額は一般区分の場合の家賃です。
    参考:http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/juutaku_keiei/263toei5.htm
    上記の家賃は練馬区の南田中にあるアパートの場合となりますが、それにしても安いですよね!
    相場の1/3~半分の家賃で住めたら、年間でだいぶ違ってきますよね~。

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    まとめ


    今回はUR賃貸と都営住宅の違いについて紹介しました。
    この二つには、管轄する組織に違いがありました。

  • UR賃貸:UR(都市再生機構)

  • 都営住宅:東京都

  • UR賃貸は入居するためには一定以上の収入がないと入居資格がありません。
    対して都営住宅のほうは設定されている収入を上回ってしまっていると入居資格がなくなってしまいます。

  • 収入が一定以上ある人はUR賃貸

  • 収入が一定以下の人は都営住宅

  • どちらも可能であれば利用したいものですが、人気の物件については競争率が高く、なかなか希望の時期にゲットするのは至難の業となります。都営住宅はそもそも抽選ですしね。

    狙っている住居条件をゲットするためには、普段から申し込みタイミングや空き状況に対して目を光らせておく必要があります。

    できればタイミング良く、自身に合った住居環境を入手したいものですね。

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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