専務と常務の違い!どっちが偉いの?取締役の場合は?

記事公開日:2016年9月30日

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会社でたまにすれ違うことがある専務常務

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通常、会社で働いていると、

  • 課長

  • 係長

  • 部長

  • あたりは顔をみたり、一緒に仕事をすることはあっても、

    常務専務

    となってくると偉い人すぎて、
    何しているのかよくわからなかったりしますよね。

    役員だということくらいはわかりますが、
    どのような仕事内容の違いがあるのでしょうか。

    専務と常務はいったいどちらが偉いのでしょうか。

    と、いうことで!

    今回は会社における役職の違いについてまとめました。

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    専務のお仕事と立ち位置


    専務の仕事内容は、一般的な定義によると、

      社長を補佐し、会社の全般的な管理業務を担当する。

    となっています。

    • 経理
    • 採用
    • 流通
    • データ管理
    • 業績分析
    • 事業評価
    • 社内折衝…
    • etc.etc.

    会社は、さまざまな業務の積み重ねで成り立っています。

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    このうち、

  • 業績分析

  • 事業評価

  • 社内折衝

  • など、会社を経営していくにあたって、さまざまなことを判断・意思決定していく代表取締役に最も近い位置にいるのが専務となります。

    専務は会社の業績が拡大していくように舵を切っていく必要があり、会社の利益がさらに拡大するプランを提案することも専務の仕事になります。

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    常務のお仕事と立ち位置


    対して常務の方は、一般的な定義を使って説明すると、

      社長を補佐し、会社の通常業務の管理責任を担当する役職

    となります。

    経理や流通、データ管理などは会社にとって毎日発生する業務。
    このうちどれかひとつでも滞ると、他のあらゆる業務がたちゆかなくなってしまいます。

    毎日繰り返される業務が問題なく進んでいるかどうかをチェックするのも常務の大事なお仕事です。

    日常的な業務の監視役だから常務。
    こう考えるとわかりやすいですね。

    専務と常務はどっちが偉い?


    専務も常務も、代表取締役の補佐役という点では共通しています。

    商法上の法律からすると、役員の分類は代表取締役と取締役の違いしかありません。
    なのでどちらがどのくらい偉いとかは基本的にありません。

    ただ、ほとんどの会社では便宜的に、専務の次が常務、という序列になっています。
    漫画の「島耕作シリーズ」でも、常務から専務に昇格していましたよね。

    専務のほうが常務に比べて、経営寄りの仕事となるので、より経験を積んでいる人がなりやすいということは言えそうです。

    対して、常務の方がより現場に近い存在と言えます。

    専務と常務の定員はとくに決まっていません。
    会社によっては専務が2名以上いたり、常務をあえて置かないところもあります。

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    取締役について


    最期に取締役についてみていきましょう。
    取締役とはどんな役職なのでしょうか。

    まず、会社に所属する人は二種類に分かれます。

    すなわち会社を経営している「役員」と、
    サラリーをもらって働いている「従業員」ですね。

    そして、役員はすべて「取締役」となります。

    取締役と一言で言っても、これはひとつのポストではなく、複数人から構成される会社における意思決定機関となります。

    会社では定期的に取締役が参加する取締役会が行われ、その場に参加する人は主に社長や理事、専務、常務などの役員で構成されています。

    なお、社長や専務などえらい地位の人であっても、取締役でない場合もあります。
    いわゆる雇われ社長ってやつですね。

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    逆に、その会社に所属してないのに、会社の方針の意思決定をすることもあります。
    いわゆる「社外取締役」というやつですね。

    会社の経営においての決定権はあくまで「取締役」の役職を持っている人が行います。

    なので、「社長」「専務」「常務」などは、その人がどんな仕事をしているのかを分かりやすくする通称のようなものとなります。

    代表取締役社長もいれば、ただの社長もいるというわけです。

    なお、取締役か否かを無視した、会社の偉い人の順番は通常以下の通りです。

    会社の偉い人順

  • 社長

  • 副社長

  • 専務

  • 常務

  • ただし、上記の肩書を持っていても、取締役でなければ「役員ではない」となります。

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    まとめ


    専務も常務もともに社長の補佐役ではありますが、
    仕事の範囲や内容に違いがありました。

      専務

      会社の舵切りの補佐や提案

      常務

      通常業務において管理運営責任

    たいていの会社では常務の上に専務がいますが、これは序列というわけではなく、便宜的に決められている場合が多くなっています。

    社長と取締役は、必ずしも同じではありません。
    雇われ社長の場合もあります。

    会社の役員であるかどうかは、社長、専務、常務であるかを問わず、取締役であるかどうかによります。

    法律上、取締役は代表取締役と通常の取締役の二つしかありません。
    ですが担当する業務によって、専務取締役と呼ばれたり常務取締役と呼ばれたりします。

    なお、専務と常務でどっちが偉いかについては、
    専務の方がより会社経営に近い業務にあたるため、常務より上の立場であることが常となります。

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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