勧めると薦めるの意味違い!奨めるの場合は?使い分け方法もチェック!

記事公開日:2016年11月7日

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勧める勧める

どちらも「すすめる」と読み、

どうでしょうか。

というニュアンスですよね。

例を挙げてみましょう。

「この商品はあなたにお勧めです」
「この商品はあなたにお薦めです」

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この二つの文章は、どちらも商品を紹介している点では同じですが、受け取る印象は違ってきます。

なんとなく違うというのはわかりますが、
具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
はっきりした使い分けの基準はあるのでしょうか。

さらに似た言葉に「奨める」などもあります。

むー。

と、いうことで!

今回は、同じ読み方だけどなんとなく意味が似ているちょっとヤヤコシイ言葉、「すすめる」のそれぞれの意味や使い方の違いについてまとめました。

それではまずは一つ一つの意味からチェックしてみましょう。

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勧めるの意味


勧める」の意味をチェックしてみましょう。

    勧めるの意味

    1.

    人がその事を行うように誘う。

    2.

    勧誘する。

    3.

    飲食や使用を促す。

    4.

    積極的に実行するよう、助けたり励ましたりする。


勧めるはこのような意味となります。

誘いかける」というのが大切なポイントで、

「この商品をお勧めします」

と言えば、

ぜひこの商品を使ってみてくださいね!

という誘いかけるニュアンスになります。

ふだんの暮らしで考えてみると、たとえばお気に入りの映画を友達に勧めた場合、その映画を実際に観てくれることを心のどこかで期待していますよね。

あの映画、すごく面白かったよ!

なんて感想をもらえると、さらにうれしくなったりします。


「勧」の字が使われている言葉にはほかに、勧告があります。

この場合は避難勧告の例もあるように、「~すべき」という意味合いが含まれています。
健康診断の結果、先生から「念のために精密検査をお勧めします」と言われたら、

えっ、やっぱり先生が言ってるのだからちゃんと行くべき?

と強制ではありませんが、した方が良い気がしてきますよね。

さて、ではもう一つの「薦める」の方はどうでしょうか。

薦めるの意味


薦める」の意味をチェックしてみましょう。

    薦めるの意味

    1.

    人・物・事などのよい点を挙げて採用を相手に促す。

    2.

    推薦する。


「薦める」は、お墨つき太鼓判に近いニュアンスがあります。

「推薦図書」は文科省が認めた優良図書ですし、
「選挙の候補者を推薦する」と言えば、政党が責任をもって応援するという意味になります。

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「勧める」の「3」の意味にあった「飲食や使用を促す。」という意味でも「薦める」は使うことができません。

ただし、ワイン評論家などがおすすめの年代のワインを「薦める」ことはできます。
(^^ゞ

「まぁ、ビールでも一杯^^」と「薦める」ことはできないということですね。

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違いは?


さて、ではここで「勧める」と「薦める」の違いについてみていきましょう。

「勧める」にあって「薦める」にないニュアンスは、誘いかける点でした。
逆に、「薦める」にあって「勧める」にないのは、お墨つきを与えるというニュアンスとなります。

また、「勧める」は相手の行為そのものに働きかけるのに対し、「薦める」のほうは自分自身の思い入れを相手に伝える点にポイントが置かれています。


たとえば、「委員長に勧める」だと、「委員長、これやってみませんか?」と委員長に何かをやることを勧誘する流れになります。

対して、「委員長に薦める」だと、その人が委員長に最適だと感じたので、その人に委員長をやってもらうことを他の人に説く流れになります。

同じ「すすめる」でも漢字の違いで内容にずいぶん違いがでてきますね。

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奨めるの場合は


「すすめる」には他にもう一つありますよね。

すなわち「奨める」です。

「奨める」の類義語としては、奨励や勧奨などがあります。

相手の行動をのぞましい方向に仕向ける意味合いがあり、この点では「勧める」と似ているのですが、言うほうと言われるほうの関係性が若干違います。

「定時出社を奨める」
「20%の省エネを奨める」
「企業にCSRの徹底を奨める」

などのように、努力目標やスローガンなどちょっと頑張らないと達成は難しいかな、という事柄に対して使われます。

奨めるは勧めると良く似た使い方をしますが、個別に勧誘する要素が薄くなります。


また、奨めるはもう一点ありまして、この漢字は常用漢字ではありません

なので、会社や仕事などの文章で使う時は、「進める」や「推奨」を使用するようにしましょう。

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まとめ


今回は「すすめる」を漢字で書いた場合の意味の違いについてまとめました。

勧めると薦めるはどちらも「どうでしょうか」と伝えるイメージですが、勧誘するか(勧める)推薦するか(薦める)の違いがありました。

「勧める」は「~するように促す」と置き換えることができます。

一方の「薦める」のほうは、「~そのものの良さを伝える」と言い換えらます。
お薦め本とは言いますが、お勧め本はちょっと違和感があります。

またもう一つの「すすめる」である「奨める」は、薦めると似た意味を持ちますが、常用漢字ではいという違いがあります。

意味が通る場合は「勧める」。
もしくは「進める」や「推奨する」に言い換えることができます。

日本語の微妙なニュアンスの違いって難しいですね。
(^^;

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ

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