宅配便と宅急便の違い!配送業者が違う!?料金を比較すると安いのはどっち?

記事公開日:2016年12月24日

Sponsored Link




荷物を送りたいときには便利な宅配便

あれ?

でも荷物を運んでもらうのは「宅急便」でしたっけ…。

宅配便」と「宅急便」。

いったい何が違うんでしょうか。

null

どちらも配達会社のイメージですが、
業者が違うのでしょうか。

普段あまり気にしませんが、
料金を比較すると違いはあるのでしょうか。

と、いうことで!

今回は宅配便と宅急便の違いや、
ちょっと意外な豆知識についてまとめました。

それではさっそくみていきましょう。


Sponsored Link





宅配便と宅急便の違い


宅配便とは、小さな荷物を各地へ配送する輸送便サービスのこと。

依頼主の戸口から指定した届け先の戸口まで迅速に配達してくれる有料サービスで、最近ではコンビニで依頼したり、受け取りすることもできます。

一方、宅急便も荷物を各地へ配送する運送サービスのことなのですが、なぜ名前が違うのかというと「宅急便」というのはヤマト運輸が独自に提供している宅配便サービスの名称(商標)なんです。

つまり依頼された荷物を指定の届け先まで有料で配送するという形態に変わりはありませんが、事業全体のことを「宅配便」といい、ヤマト運輸が提供しているサービス名を「宅急便」というんですよ。

ヤマト運輸:宅急便
宅配事業全般:宅配便

クロネコヤマトの宅急便~♪

というCMでも有名ですよね。^^

null

ちなみに運輸会社独自の名称を使っているのはヤマト運輸だけではありません。

佐川急便は「飛脚宅配便」という名称を使っていますし、西濃運輸は「カンガルー便」、トナミ運輸の「パンサー宅配便」という名称を使っています。

各運輸会社の社風やセンスによって、いろいろと変わった名称が付いていて面白いですよね♪

クロネコヤマトの宅急便 → ヤマト運輸
飛脚宅配便 → 佐川急便
カンガルー便 → 西濃運輸
パンサー宅配便 → トナミ運輸

Sponsored Link


料金を比較すると安いのはどこ?


荷物を運ぶときちょっと気になるのが料金ですよね。

運輸会社によっていろいろ規定が違うので、重さやサイズで料金にも変化があります。

安いのはどこの会社なのか?どこに頼むのが一番お得なのか。
各運輸会社の料金を比較してみました。

ヤマト運輸


関東から関東の場合

サイズ 重量 値段
60cm 2kgまで 756円
80cm 5kgまで 972円
100cm 10kgまで 1,188円
120cm 15kgまで 1,404円
140cm 20kgまで 1,620円
160cm 25kgまで 1,836円

となります。

しかし、上の基準はあくまで関東から関東への運送の場合なので、例えば関東から北海道になると60cmであっても1,188円になりますし、沖縄だと1,296円になります。

追加料金216円~648円でクール宅急便に変えることもできますよ!

佐川急便 飛脚宅配便


関東から関東の場合

サイズ 重量 値段
60cm 2kgまで 756円
80cm 5kgまで 1,026円
100cm 10kgまで 1,296円
140cm 20kgまで 1,566円
160cm 30kgまで 1,836円

60cmと160cmの値段はヤマト運輸と同じですね。

80cmと100cmの値段はヤマト運輸よりも高いですが、140cmの値段は佐川急便の方が安くなりなす。

160cmサイズは30kgまで大丈夫ですよ!

また、飛脚ラージサイズ宅配便というものもあり10kgごとに270円加算で170cm~260cmまでのサイズの荷物も受け付けています。

大きな荷物を運びたいときには佐川急便が便利かもしれませんね♪

日本郵便 ゆうパック


関東から関東の場合(重量は一律30kgまで)

サイズ 値段
60cm 690円
80cm 900円
100cm 1,130円
120cm 1,340円
140cm 1,560円
160cm 1,780円
170cm 2,070円

おお。
とってもリーズナブルですね!

料金を比較してみるとゆうパックが一番安くなります。

ただ関東から北海道となると1,070円掛かりますし、沖縄へは1,290円となるので、距離がある場合はそんなにヤマト運輸の料金と変わりませんね~。

Sponsored Link


魔女の宅急便の商標は大丈夫なの?


さて、ここでちょっと小話おば。

「宅急便」というのはヤマト運輸が独自に使っている宅配サービスの名称でした。

・・・となると、他の会社ではその名称は使えないってことになりますよね。

でも、宅配業者以外の、
たとえば映画の「魔女の宅急便」は大丈夫なのでしょうか。

日本には商標制度というものがあり、商標を登録した企業・人物には専用使用権があり、その商標を専有する権利があります。

また、登録商標と同じ、または類似する商標を使用してはならない、許可のない場合は禁止にできるという禁止権もあります。

「魔女の宅急便」が「宅急便」という言葉を使っているということは許可をとったということでしょうか?

・・・・・・・

実は「魔女の宅急便」には原作があります。

角野栄子さんの書いた児童書の「魔女の宅急便」の時点で既に「宅急便」という言葉がタイトルに入っていました。

しかし、この時点では許可をとっておらず、無断でヤマト運輸の登録商標である「宅急便」を使用していたということになります。

ですが、原作者本人も商標制度について認知しておらず、また、ヤマト運輸もこの児童書については認識していなかったためか、特にトラブルには発展していなかったんです。

その後、「魔女の宅急便」をジブリが映画化することになり、初めて登録商標の問題が浮上しました。

タイトルの変えるという案もありましたが、映画製作者の意向でどうしても「宅急便」という言葉を使いたかったのでヤマト運輸との間で話し合いが持たれ、ヤマト運輸にスポンサーとして協力してもらうということで許可が下りたそうです。

映画のテロップを見るとちゃんとヤマト運輸の名前が入っています。

なるほどー。
オトナの社会は大変ですね。^^;

Sponsored Link


まとめ


今回は宅配便と宅急便の違いについて紹介しました。

「宅配便」と「宅急便」は似た言葉ですが「宅配便」は荷物を届けるサービスの総称で、「宅急便」はヤマト運輸の登録商標なのでした!

いろいろな運送会社がありますが、それぞれ特徴や利点があるので荷物のサイズや重さ、物の内容、届けたい場所などを考慮し一番合ったところに頼むとよいですね。

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ

Sponsored Link



この記事が参考になった!」場合はこちらのボタンでポチッと応援お願いします!

  • LINEで送る

おすすめ記事



コメントを残す

CAPTCHA





サブコンテンツ

このページの先頭へ