目標と目的の違い!ゴールを見据えないと手段が目的になる?

記事公開日:2017年5月11日

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目標」と「目的」。

何かを目指しているときや、夢や希望があるとき、
こんな言葉をよく使いますよね。

「目標」や「目的」をしっかり見据えていれば、
夢や希望にも手が届きやすくなります。

しかしですよ。

この二つの漢字って似ていますが、
どのような意味の違いがあるのでしょうか。

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「今月の目標」とか
目的達成のために~」など

よく聞きますし、学校や会社などで壁に貼ったりします。

ただ、この二つには明確な違いや、
使い分けなどはあるのでしょうか。

この辺があやふやだと、いざという時に、

どっちを使えば良いの?

なんて、こまっちゃうこともあるかもしれませんね。

と、いうことで!

今回は「目標」と「目的」の違いについてまとめました。

それではさっそくみていきましょう!


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目標の意味


まずは「目標」の基本的な意味からみてみましょう。

    目標の意味

    そこに行き着くように、またそこから外れないように目印とするもの。

    射撃や攻撃などの対象。的のこと。

    行動を進めるにあたって、実現や達成をめざすための水準のこと。

このようになります。

目的の意味


続いて「目的」の方もみてみましょう。

    目的の意味

    実現しようとしてめざす事柄。行動のねらいや目当てのこと。

    到達したい状態として意図し、行動を方向づけるもの。

このようになります。

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目標と目的の違い


以上を踏まえて、目標と目的の違いについてみてみましょう。

「目標」と「目的」の意味は分かりましたが、
比較してみても、

結局どう違うの?一緒じゃない?

という感じですよね。


「目標」も「目的」も何かに向かっての行動という意味では同じです。

しかし「目標」の方はそこに行き着くための目印という意味合いが強くなります。

なので、最終的な大きいゴールではなく、

要所要所の具体的なポイント、ゴールに行きつくまでの目印


という意味で使います。


一方、「目的」の方は最終的なゴールを意味しています。

ただし、その内容は抽象的になりがちです。

具体的な数値や日数ではなく、大きな一言で言いあらわすことができるような内容が

目的

となります。

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分かりやすく例を挙げてみましょう。

目標

「たくさん営業をかける。積極的に企画を提出する。絶対に期限を守る」

目的

「同期の中で一番早く出世する」

このような違いがあります。


つまり、

目的」を達成するために設定するのが「目標


となりわけですね。
(^-^)h

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手段が目的になってしまうことも


よくビジネスの世界では、

手段と目的を混同しないように!

なんて注意されることもありますよね。
でもこれってどういう意味なんでしょうか。

例えば、

食品の企業であれば一番の目的は美味しくて安全な食品をお客様に届けること。
しかし、そのためには売れる商品を作らなくてはなりません。

結局、安くて人の目に留まるコストパフォーマンスの良い商品を作るという「手段」が「目的」なってしまっている・・・。

こういった現象が手段が目的になってしまっている状況です。


つまり、

目先の手段に躍起になるあまり、その手段と目的をはき違えてしまっている状態のことですね。

これはビジネスの世界だけに言えることではなく、

  • 勉学
  • スポーツ
  • 美容
  • 恋愛

  • などにも当てはまります。

    「受験に受かりたい」
    「良い会社に就職したい」

    というも手段のひとつです。
    それに固執しし過ぎてしまうと目的を見失ってしまいます


    受験に受かりたいのはなぜですか?

    大学に行ってしっかり勉強したいからですよね。


    良い会社に就職したいのはなぜですか?

    自分にとってやりがいのある仕事に就きたいからですよね。


    ここをはき違えて、「受験に受かること」や「会社に就職すること」を目的にしてしまうと、いざ受験や就活を終えたあとに、目的を達成してしまい、その後は抜け殻のようになってしまうことって往々にしてあります。

    それこそ、「手段」と「目的」を見失わないようにしたいものですね。

    目的を達成するために


    目的を達成するためには、
    より具体的な目標を決めることが大切です。

    例えば、

    痩せたい!綺麗になりたい!

    という目的であれば

  • 規則正しい生活を送る。
  • ジョギングを取りいれる。
  • 甘いものを控える。
  • 1ヶ月で3kg痩せる。

  • などが具体的な目標となります。

    ぼんやりと目的だけをかかげていても具体的に何をすればいいのか分からなければ目指すべき目印が見つかりませんよね。

    より具体的な目標があれば毎日の努力もしやすくなります。


    しかし、最初にかかげた目的のイメージがぼんやりしていると、途中で、

    「こんなはずじゃなかったのに」
    「何のためにこんなことしてるんだろう・・・」

    などと思い止まってしまうこともあります。

    「なぜ痩せたかったのか」
    「綺麗になって何がしたかったのか」

    など頭の中でしっかり成功・達成のイメージを持っていないと目的自体がブレてしまいます。

    大切なのは、最終的にどうしたいのかという自分の「目標」をしっかり考え、イメージしながら取り組むことが大切です。

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    まとめ


    今回は「目標」と「目的」の違いについてまとめてみました。

    目的を達するために必要となるのが目標となります。

    目標は具体的で、目的は抽象的という違いもありました。

    そして、

    目的と手段を混同しないこと


    も重要なポイントとなります。

    ・・・・・・・

    手段が目的になってしまうことってありますよね。

    強くなりたい、という目的で始めた格闘技でも、いつの間にか相手を負かすことが目的になってしまったり、手段にとらわれてしまうことって多いです。

    しかし手段で満足してしまうと、いつまで経ってもその先の目的を達成することはできません。

    最初にかかげた目的を叶えるためにも、最終的なゴールをしっかり思い浮かべておくのが重要ですね。

    現実離れした妄想だって細部までしっかりとイメージして、強く思い描くことができれば意外と叶っちゃうかもしれませんよ。^^

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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