おしることぜんざいの違い!関東と関西で違うってホント?

記事公開日:2014年9月25日
最終更新日:2016年3月2日

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寒くなってくると、温かい汁物が
食べたくなりますよね~。

そんな時に食べたくなるのが、おしるこやぜんざい。
お餅を入れてハフハフと。いいですよね~。

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ところで、おしることぜんざいの違いって知ってますか?

「えっ、使ってるあんの違いでしょ?」
「えっ、汁があるかないかでしょ?」

おおっと。
意見が分かれました。

どうやら、この2つ。
関西や関東で、同じものでも名称が違ってくるようです。


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関東ではどうなの?


まずは、関東地方のおしることぜんざいを見てみましょう。

関東のおしるこ


関東で食べられるベーシックなおしるこは、
ゆで小豆と砂糖を煮て、それにお餅を入れた物が基本。

鏡開きでお供えした餅を、おしるこにして、
たべたりもしますよね~。

つぶあんを使うか、こしあんを使うかは、
あまり気にはされていません。

たしかに、どちらを使っても、
「おしるこ」であることには変わりない感じです。

ただ、こだわりを持っておしるこを作っているところや、
懐石料理屋さんにいったりすると、名前を分けていたりします。

    つぶあんのおしるこ

  • 田舎しるこ

  • 小倉しるこ




    こしあんのおしるこ

  • 御前汁粉

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関東のぜんざい


ではぜんざいはどうでしょうか。

個人的には、ファミレスの和風デザートを思い浮かべます(^^;
しらたまぜんざいとか、よくありますよね~。

関東のぜんざいというと、ゆるいあんこに、
白玉が乗っているイメージです。

栗や餅が入ってたりもしますよね。
どちらかというと、白玉のイメージが強いかな。

ポイントは、関東のぜんざいには汁気がないのが一般的ってこと。


この認識が関西でのぜんざいとは
違っているのですね(^-^)h

ちなみに、夏でもぜんざいって食べますよね。
冷やしてドロドロのあんこに白玉をポテっと。

あれはあれで、なかなかオツです(^^

関東地方のおしることぜんざいの相違表

おしるこ ぜんざい
汁気 あり なし
材料 こしあん、つぶあん こしあん、つぶあん

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関西ではどうなの?


次に関西のおしることぜんざいをみてみましょう。

関西のおしるこ


関西のおしるこはどうでしょうか。

関西でおしること言えば、
使われる豆は、こしあん一択です。

関東では、むしろつぶあんの「おしるこ」の方がメジャーなのに対し、
関西だと、こしあんの方が「おしるこ」になるのです。

ポイントは、つぶあんの入りのものは関西ではおしることよばないこと


面白いですね~(^^

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関西のぜんざい


では、関西のぜんざいは?というと、汁気ありの
つぶあんを使っている方が「ぜんざい」となるのです。

関東人からすると、

「ええっ?じゃあ、汁気がない場合は??」

と、東京でいうぜんざいの存在が、
どのにいってしまうのか、気になりますよね(^^;

これは、関西だと「亀山」という料理になり、
さらに別物として区別されているのです(^-^)h

関西地方のおしることぜんざいの相違表

おしるこ ぜんざい
汁気 あり あり
材料 こしあん つぶあん

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まとめ


いかがでしたでしょうか。

今回は、おしることぜんざいについて、
関東と関西で呼び名が違うことの詳細を紹介しました。

まとめますと~

関東

  • 汁気のあるものは、こしあんでもつぶあんでもおしるこ

  • 汁気のないものが、ぜんざい


  • 関西

  • 汁気があり、こしあんを使っているものがおしるこ

  • 汁気があり、つぶあんを使っているものがぜんざい

  • 汁気がないのは、亀山


  • と、いうことになります。
    なんだかややこしいですね(^^;

    知り合いに、関西地方(関西に住んでる人は関東地方)の人がいたら、

    「ぜんざいって言ったら、どういう食べ物?」

    と、言いてみてはいかがでしょうか?
    また、新しい発見があるかもしれませんよ(^^

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