毒薬と劇薬の違い!毒物と劇物の場合は?表示方法をまとめてチェック!

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ニュースなどを見ているとたまに、

「○○(食べ物)に毒物が混入されており、当局では事件の・・・」とか、
「硫酸や硝酸などの劇薬が持ち去られた痕跡があり・・・」など

人体に取り入れるとヤバいことになりそうなモノが話題になったりしますよね。

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昔、和歌山カレー事件などありましたが、

あれは、

毒物カレー事件

でしたよね。


最悪の場合死に至るのでは?

とさえ思わせるこれらの言葉、

毒薬」と「劇薬

ではいったい何が違うのでしょうか。

「どちらも人体にとって有害ならば、わざわざ言葉を変える必要なんてあるの?」
「言葉が二つ存在しているだけで意味は同じなの?」

なんて、ちょっと疑問に思っちゃいますよね。

と、いうことで!

今回は、毒薬劇薬と併せて、
毒物劇物の違いについてまとめました。

うーーん。

今のところ予想を立ててみるとすれば…。

「毒」は死に至るもの。
「劇」は体に悪いもの。

このような感じでしょうか。(筆者の予想)

さてさて。ホントのところは?…

それではさっそくみていきましょう!

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毒薬と劇薬の違い


まずは毒薬と劇薬の違いです。

薬はひとまず置いておいて、

」と「」。

この言葉は一体何を現しているのでしょうか。

まずは両者に共通に言える点があります。

それは、

    毒薬&劇薬の意味

    内服や注射などで体内に吸収された場合に副作用などの危害を起こしやすい、毒性・劇性の強い医薬品であること。

はい、まあそうでしょうね。(笑)

ポイントは、「医薬品」。
そして、「副作用」。

さらにこれらは日本の厚生労働大臣によって、

「毒薬である」「劇薬である」という指定がなされている

この三点です。

ではいったい、どういったものが「毒薬」に指定され、
どういったものが「劇薬」に指定されるのでしょうか。

その指定の基準となるものとはなんでしょうか。

その答えは・・・・・・・

致死量

です!

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致死量とは文字通り「死に至る量」ということになります。

この薬をこれくらい飲んだら死んでしまうよ!

と言い換えてもらっても構いません。
それではそれぞれの基準となる量を見てみましょう。

    毒薬

    経口投与の致死量が体重1kgあたり30mg以下、皮下注射で体重1kgあたり20mg以下

    劇薬

    経口投与の致死量が体重1kgあたり300mg以下、皮下注射で体重1kgあたり200mg以下

このような結果となりました。

毒薬ならば劇薬の10分の1の量で死に至る


ということがわかりました。

毒薬の方が遥かに怖い薬ということですね~。

冒頭の予想は当たらずとも遠からず、
といったところでしょうか。

さて、では次に、カレー事件にも登場した毒物と、
劇物の違いについてもみていきましょう。

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毒物と劇物の違いは?


続いて毒物と劇物の違いです。

この場合、お薬じゃないものってことだけはわかりますね。(^^;

先ほどにならって考えたら、

毒物 > 劇物

ですが果たして…?

    毒物&劇物とは

  • 化学物質等が持つ生物学的作用に着目し、毒性の強い順に「毒物」「劇物」に分類されている

  • 毒物や劇物はその化学的特長を生かして有用に活用されているが、吸飲や接触によって中毒になるなどの危険性を併せ持っている


という結果でした!

今回も厚生労働省によって指定され、致死量が設けられています。

    毒物

    誤飲した場合の致死量が、2g程度以下のもの

    劇物

    誤飲した場合の致死量が、2 – 20g程度のもの

またもや毒物の方が劇物よりも遥かに危険だということがわかりましたね。

今回のポイントは、

  • 普段は有効活用されているが誤って人体に入ってしまった場合悪影響を及ぼす

  • 致死量によって毒物、劇物等の指定がなされる


  • という二点ですね。

    便利なものには多少のリスクはつきものということなのでしょう。
    危険を防ぐために毒物及び劇物取締法という法律が存在します。

    では、毒薬なのか劇薬なのか。

    それを判断するために法律でさだめられた2つの表示方法についてもチェックしてみましょう。

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    それぞれの表示方法について


    最後に、表示方法の違いについてを簡単にご紹介します。

    人体にうっかり少しでも入ってしまったら危険なもの…。

    ということで危険なものであるとわかりやすくするために、これらの薬品には表示方法が定められています!

    表示方法がこちら。

      毒薬と劇薬の表示方法

      「毒薬」には黒地に白枠、白文字でその品名
      「劇薬」には白地に赤枠、赤字でその品名

      毒物と劇物の表示方法

      1. 「毒物」又は「劇物」である旨を定められた通りに表示
      2. 毒物:「医薬用外」の文字と、赤地に白文字で「毒物」の文字
      3. 劇物:「医薬用外」の文字と、白地に赤文字で「劇物」の文字
      4. 毒物又は劇物の名称
      5. 毒物又は劇物の成分及びその含量
      6. 厚生労働省令で定める毒物又は劇物については、同省令で定める解毒剤の名称
      7. 毒物又は劇物の取扱い及び使用上特に必要と認めて、厚生労働省令で定める事項

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    以上が表示方法となります。
    販売するにあたってこれだけの決まりがあります。

    命にかかわることですので当然と言ったら当然ですけどね。

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    まとめ


    今回は毒薬と劇薬の違いと、毒物と劇物の違いについて紹介しました。

    法律上の決まりとしては、

    毒 > 劇

    という結果になりました。

    とはいっても、劇物だから安全ということもなく、どちらも危険なことには違いありません。

    ちなみに、

    青酸カリはメッチャ毒性の強いもので、毒物。
    塩酸硝酸は、劇物。

    となります。

    名前からして、いずれにせよキケンな臭いがプンプンしますよね。(^^;

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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