重複「じゅうふく」「ちょうふく」で正しい読み方はどっち?
記事公開日:2014年10月9日
最終更新日:2016年3月2日
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前に仕事をしていた時に尊敬している上司が、
「重複」
を、じゅうふくといつも言っていました。
ひそかに自分は、
(´-`).。oO(ちょうふくじゃないかな・・・)
と、思っていたのですが、結局言えずじまい。
そうえば、と、気になったのでちゃんと調べてみました。
「じゅうふく」「ちょうふく」どちらが正しい?
実際調べてみると、昔から使われている正しい方は
「ちょうふく」
でした。
ただ、最近ですと、「じゅうふく」と読む人が
あまりにも多いため、
「じゅうふく」
でもOKになりつつある風潮があります。
辞書でしらべても、説明のあとに
「~ということ。じゅうふく」
などと、言い換えて書いてあるものも多々あります。
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なんで「じゅうふく」と読むことがあるのか。
「重」はもともと「じゅう」と読むことが多いんですね。
むしろ「ちょう」と読むほうがレアです。
- 「じゅう」と読む熟語例
どの単語も日常会話で頻繁にでてきます(^^
対して、「ちょう」と読む場合は、
「ちょう」と読む熟語例
- 自重(じちょう)する
- 重宝(ちょうほう)する
など、たまーに使われる程度です。
使わないわけではないけど、
ちょっとシブい言い回しですよね(^^
なので、日常会話で頻繁に使うのは「じゅう」のほうなので、
「じゅうふくする」と読みたくなってしまうのも、
当然の流れだったといえるでしょう。
まとめ
こんかいは、「じゅうふく」「ちょうふく」の、
正しい読み方について紹介しました。
NHKや、文化庁などが採用している日本語としては、
「ちょうふく」の方を使います。
ただ、「じゅうふく」でも間違いではないようです。
ちなみに、10年前くらいだと、「じゅうふく」と
読むほうが圧倒的に多かったようです。
言葉というのは時代と共に変わっていくものとはいえ、
数十年の短期間にコロコロ変わられちゃったら、
覚える方も大変ですよね(^^;
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
m(_ _)m
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