「飲む」と「呑む」の 違いは?例文や「呑む」の字を使っている商品から解明!
記事公開日:2023年12月2日
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お酒をのむ
とかで使う「のむ」の字って、
のどっちなんでしょうか?
何となく、「呑む」のほうが風情があるような・・・?(笑)
と、いうことで!!
実際の所、どんな違いがあるのかをココで見てみましょう!
「飲む」と「呑む」を使った例文や、「呑む」の字を使った商品名などからも、使われる状況の違いを見てみますよ!
「飲む」と「呑む」の違い
まずは「飲む」と「呑む」の違いを見てみましょう。
一般的には、「呑む」は常用漢字ではないので「飲む」の方を使うことが多いです。
良く言われるのは、「呑む」は「お酒・実体のないもの・個体」の時に使われます。
でも、お酒の席に誘う時に、
「今日飲みに行かない?」
とかも使いますよね。
薬は個体の事も多いですが、
「薬を飲む」
が普通ですよね。
コレは結構分からなくなってきましたね。
悩んだら「飲む」を使えば間違いはないのですが、実際の所どんなふうに使われているのかも気になります。
例文で見てみましょうか!
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「飲む」と「呑む」の例文
ではでは、早速それぞれ例文をチェックしてみましょう。
「飲む」の例文
- 丸飲みにする
- 飲み放題
- コーヒーを飲む
- お酒を飲む
「呑む」の例文
- 雰囲気に呑まれる
- 固唾を呑む
- 要求を呑む
- 涙を呑む
- 話を鵜呑みにする
確かに、実態のない物には「呑む」を使っていますね…
何か正式な書類だったり古文書だったりすると使うのは「飲む」で統一して良いのですが、小説のような雰囲気が欲しい時は「呑む」でも良いようです。
あとは「薬をのむ」の例だと、「飲む」の他に「服(の)む」と言う字を当てたりします。
コレは、「服用」から来た言葉で常用漢字ではないので、やはり書類などでは「飲む」を使います。
そのほかにも、「タバコを吸う」の意味で「タバコを喫(の)む」なんて表現もあります。
「喫煙」の「喫」の字ですね。
同じ字で「茶を喫(の)む」もあります。
「喫茶」の「喫」の字ですね。
これもやはり、常用漢字ではないので小説のように特殊な表現をしたい状況で使われます。
表現にこだわる場でもない限り、「飲む」でOKと言う事ですね!
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「呑む」の字がを使われた商品
一般的には「飲む」の字が使われると言うことで決着がついたけれど、それでも人は「呑む」を使いたい!
と言うことで、ここでは「呑む」の字が使われている商品を紹介することで、
「人はどんな時に「呑む」を使うのか?」
というトコロを見てみましょう!
ワイングラスで呑むとおいしいお酒
「お酒を飲む」の意味で使われている「呑む」ですね。
福島県の人気酒造という酒蔵で作られている中辛口の日本酒です。
手塚 治虫漫画全集 地球を呑む
こちらは固形物を「丸飲みにする」という意味が強い「呑む」の使い方ですね。
「ブラックジャック」や「リボンの騎士」、「火の鳥」など名作が多い手塚治虫さんの作品集です。
「火の鳥」の世界観を思うと、「地球を呑む」というタイトルも深く考察できそうです。
海が呑む 3.11東日本大震災までの日本の津波の記憶
こちらも固形物を「丸飲みにする」という意味が強い「呑む」の使い方ですね。
2011年3月11日の大津波の体験談をまとめたルポルタージュ集です。
あの日の津波は、最高遡上高43.3メートルだったことが分かっています。
まさに海が陸地を呑んでいくような光景だったと思います。
と言うことで、「呑む」の字を使うことで「飲む」では伝わらないニュアンスがあることが分かりますよね。
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まとめ
今回は、「飲む」と「呑む」の違いについて紹介しました。
一般的には常用漢字の「飲む」を使います。
何か深い意味合いやニュアンスを持たせたい時に「呑む」を使うのですが、意味としては以下の二つが多いようです。
お酒を飲む時
何かを丸飲みにする表現をする時
小説などでお酒を飲むときに、味わいを表現するために「呑む」を使っていることが多いですよね。
あとは、若者がお酒を丸飲みするようにガブガブ飲むことを表して「呑む」を使うこともあるようです。
とは言え、使っている若者側はそこまで意識して使い分けていることは無いと思います。
この場合は好きな方を使えばよくて、「どちらが正しい」とかは無いみたいですね!
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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