チューハイとサワーの違い!なぜ関東と関西で呼び名が違うの?

記事公開日:2015年3月15日
最終更新日:2017年3月14日

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こないだ、飲み屋さんでちょっとした議論がありました。

関西の友達と飲んでたんですけど、

「○○サワーってなんやコレ、チューハイのことやんなぁ?」

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えっ、

サワーでしょ。普通に。

わたしは東京人なのですが、
なぜに故、そこに疑問を持つのか疑問でした(^^;


でも、言われてみれば、メニューの表記で、

  • レモンハイ、とか

  • レモンサワー、とか、


  • 書いてあることありますよね?

    これっていったい何が違うんでしょう~。


    わかります??(^^;


    私はちょっとはっきり答えられなかったので、
    気になって調べてみました。


    さっそく見てみましょう~。

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    チューハイとはどういう意味?


    まず、チューハイとはどんな飲み物なのでしょうか。

    チュウは焼酎の「」ですよね。
    そして「ハイ」はハイボールのハイ。

    つまり、正式名称は「焼酎ハイボール」ってことですね。

    なので、もともとは、

    焼酎を炭酸水で割ったもの

    となります。


    まぁ、でもお酒の飲み方なんて自由ですよね。
    焼酎とだけだと、なんだか酒々しいじゃないですか。

    なので、ちょっと味付けが欲しいところ。

    そこに、レモンやカルピスなどがたされたメニューも登場しました。

  • レモン酎ハイ

  • カルピスハイ


  • もはや「ハイボールどこいった・・・」の世界ですが、
    何かと焼酎で割ったお酒が、

    ○○ハイ

    と呼ばれるようになっていきました。

    さらにそこから派生して、

  • ウーロンハイ

  • 緑茶ハイ


  • など、炭酸無しでも「○○ハイ」と呼ばれるお酒も登場し始めます。

    最近はどんどん曖昧になってきてますが、

    この「ハイ」は「チューハイ」のハイから来ているので、
    焼酎で割っているという意味合いが強いのが特徴です。

    次にサワーについてみてみましょう~。

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    サワーってどんな飲み物?


    チューハイが「焼酎で割ったお酒」
    という意味合いが強いのに対し、

    サワーの場合は、

    蒸留酒(スピリッツ)を柑橘類など酸味のある
    ジュース類で割ったカクテルの一種


    という意味合いが強いです。

    もともと「サワー」というのは英語で、
    酸味のある」という意味なんですよ。

    なので、

  • ライムサワー

  • シークワサーサワー

  • 青りんごサワー


  • など、サワーには柑橘系や果物で
    割った名称が多いんですね(^^

    割るお酒が焼酎にこだわっていないのも、
    サワーの特徴の一つです。

    あれ?でも、「カルピスサワー」など、
    全然、果実がないサワーもありますよね。

    たぶん・・・その理由はこれです。

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    ハイサワーの登場


    ハイサワーは、酒と言えば日本酒かウイスキーかビールしか、
    居酒屋になかった1980年代に登場した商品。

    焼酎をベースにしたカクテル用の割り用飲料として、
    博水社から発売されました。

    わ・る・な・ら・ハイサワー♪

    のCMでおなじみの本作は、目黒を拠点として、
    そこから関東一円に広まっていきました。

    名前だけ見ると、

    「ハイなのかサワーなのかどっちやねん!」

    と、突っ込みたくなりますが、
    居酒屋を経営している人たちにはありがたいですよね。

    同社の営業さんががんばったこともあり、
    関東に広く浸透していったのです。

    なので、関東ではこの名残で、
    「○○サワー」という名称になじみがあるんですね~。

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    まとめ


    今回は、チューハイとサワーの違いについて紹介しました。

    チューハイ:焼酎で割ったお酒
    サワー:スピリッツを柑橘系のジュースで割ったカクテルの一種

    確かにこの2つの由来には違いがありました。

    しかし、「ハイサワー」の登場による影響などで、
    結果として、「レモンハイ」も「レモンサワー」も、
    同じものを指す場合が多くあります。

    これが、関西と関東で、チューハイとサワーと、
    呼び方が変わったりする理由なのではないかと思います。

    30年前ならいざしらず、今では情報の伝達も、
    昔に比べてボーダレスになってきています。

    なので、それぞれの商品の呼び方は、
    ますます曖昧になってきているようです(^^;


    おしることぜんざいの違いでも紹介しましたけど、
    結構、関西と関東って同じものでも呼び名が違ったりしますよね~。

    まぁ、呼び名が全く同じだったら、
    この記事も生まれなかったわけで。

    豆知識として、「ふぅん、そうだったのね」
    と思っていただけたら幸いです。

    それでは、今回はこの辺で失礼します(*゚ー゚*)ノ

    ※2017/3/14 内容を一部修正しました。

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    3 Responses to “チューハイとサワーの違い!なぜ関東と関西で呼び名が違うの?”

    1. ケロ より:

      焼酎ハイボールは端からウィスキーの代わりに焼酎を使った炭酸割りですよ。

      言葉に囚われた勘違いをしているように見受けられますが、本当に調べました?

      • 管理人 より:

        >ケロさん

        コメントありがとうございます。

        ご指摘いただいた内容を元に、
        文章を一部調整しました。

        • 大阪人 より:

          大阪人が言うチューハイレモンは関東のレモンサワーとは全く違います。
          大阪人が言うチューハイレモンは、タカラ缶チューハイに近い甘味のあるものでレモンサワーとは味からして違います。
          私も同じものと思い、関東でレモンサワーを注文して、甘味が無いのでビックリしました。
          酒飲みの私は甘味の無いレモンサワーが好みですが。
          関西はソーダで割る前の原液がレモン風味の甘いお酒です。

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