チーターとヒョウの違い!ジャガーは?模様や柄はどう違う?
記事公開日:2016年5月25日
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よくテレビや本などで足の速さを表現するときにチーターが比較にでますよね。
ネコの仲間のチーターですが、見た目が似ている動物にヒョウもいます。
パッと見、同じような外見という印象を受けますが、チーターとヒョウは具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
今回は素朴な疑問、チーターとヒョウの違いに加えてジャガーなどネコ科の動物の違いについてまとめました。
まずは足が速いチーターからです。
それではさっそくみていきましょう!
チーター
チーターはオスの場合で体長110㎝~140㎝と、ヒョウやジャガーと比べて小ぶりな体つきをしています。
体重も40㎏~65㎏(こちらもオス)と、俊敏な動きに適した体格です。
ヒョウやジャガーと同じく体には斑点がありますが、黒の割合が多いのが特徴です。
学問上はネコ科チーター属に分類されています。
ヒョウとジャガーはともにヒョウ属ですから、そもそもカテゴリが違うんですね~。
かつてはアフリカからインドまで広く分布していたものの、乱獲などの影響により、近年ではアフリカ大陸以外では絶滅の危機に瀕しています。
チーターの武器といえば、何と言っても足の速さ。
走りなれたフィールドであれば、初速からわずか数秒で最高速度(時速110㎞!)に達するほどのポテンシャルをもっています。
ただ惜しいことに、持久力に欠けるところがあり、全速力で走れるのはせいぜい150㎡程度まで。
それを過ぎると急速にスピードが落ちてしまうのだそうです。
天は二物を与えずとは、まさにこのことですね。
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ヒョウ
ヒョウは木登りの名手。
食事から休息、子育てまで、生活のあらゆることを樹上で行っています。
体長はオスの場合で140㎝~190㎝、体重は40㎏~80㎏ほどです。
メスはオスよりもひとまわり小さく、100㎝~120㎝程度となります。
ヒョウの生息域はネコ科の野生動物のなかで最も広く、アフリカ大陸からロシアのアムール川領域まで幅広く分布しています。
木のうえでの生活が中心ということで、テリトリーの大半はジャングル。
ヒョウも体に斑点がありますが、背中や体の側面の斑点は中心がオレンジ色っぽくなっています。
これが梅の花のように見えることから、梅花紋という名前で区別されています。
また、ヒョウはその獰猛さから、ヒョウはハンターからビッグ5(捕獲しにくい動物)に数えられているそうです。
ビッグ5には他に、ライオン、アフリカゾウ、シロサイ、バッファローが挙げられていて、アフリカでは特に恐れられています。
おとなしいイメージのサイが入っているのは、ちょっと意外ですね。
- ビッグ5(捕獲しにくい動物)
- ライオン
- ヒョウ
- アフリカゾウ
- シロサイ
- バッファロー
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ジャガー
名前からして強そうなジャガーは、体長120㎝~180㎝、体重60㎏~130㎏。
がっしりした体格を活かした肉弾戦が得意です。
ライオン、トラに次ぐ大きさですから、向かってこられたらひとたまりもありませんね。
食欲旺盛で、カメの硬い甲羅を噛み砕いてしまうほど強靭な顎をもっています。
生育域は狭く、現在は南米のみに分布しています。
ジャガーにも梅花紋がありますが、オレンジ色のなかにさらに黒い点があることで区別されます。
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まとめ
今回はネコ科の動物、チーター、ヒョウ、ジャガーの違いについて紹介しました。
大きな特徴の違いはというと、チーターは足が速く、ヒョウは木登りが得意。
そしてジャガーは食いしん坊で強靭なあごをもっていました。
見分け方としては、大きさの違いもありますが、斑点の模様によって判別することができそうですね。
今回紹介した、ヒョウを含むそれぞれの動物の違いをヒョウ(表)にまとめましたのでよろしければご参考くださいね!
チーター | ヒョウ | ジャガー | |
分類 | ネコ科チーター属 | ネコ科ヒョウ属 | ネコ科ヒョウ属 |
身長 | 110㎝~140㎝ | 140㎝~190㎝ | 120㎝~180㎝ |
体重 | 40㎏~65㎏ | 40㎏~80㎏ | 60㎏~130㎏ |
柄 | 黒の割合が多い斑点 | オレンジ色っぽい斑点(梅花紋) | オレンジ色の中に黒い点(梅花紋) |
生息地 | アフリカ大陸 | アフリカ大陸からロシアの一部 | 南米のみ |
特徴 | 最高速度時速110㎞ | 木登りが得意 | 獰猛で食欲旺盛 |
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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