「日記」と「日誌」の違い

記事公開日:2023年8月9日

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日記と日誌、これらの言葉は日々の出来事を記録する手段として似ているように思われるかもしれませんが、実際にはそれぞれ異なる意味を持っています。

今回は、「日記」と「日誌」の違いについて見ていきまましょう。


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「日記」とは


「日記」と聞くと、多くの人が思春期や青春時代に書いた個人的な出来事や感情を記録したものを想像するかもしれません。

実際、「日記」は日々の経験や感想、思考を書き記す手記のことを指します。

古くは紀元前から個人的な日々の出来事を簡単な文章や絵で残す形式が存在しており、歴史の中で様々な形を経て現代に至っています。

「日記」を英語で言うと?


「日記」を英語で表現するときには、”diary” という単語を使います。

日本語の「日記」と同様に、英語の “diary” も個人が日々の出来事や感情を書き記したものを指します。

「日誌」とは


一方、「日誌」と聞くと、少し堅苦しいイメージを持つ方もいるかもしれません。

実際、「日誌」は公的な記録や報告を目的として、職業やプロジェクトにおいて日々の出来事や進捗を記録するものを指します。

職場や組織での活動、研究、航海、探検など、公的な意義や目的を持つ場合に使用されることが一般的です。

「日誌」を英語で言うと?


「日誌」を英語で表現する際には、”journal” という単語が用いられます。

“journal” は日々の出来事や重要な情報、経験、考察を記録するための公的な文書を指します。

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「日記」と「日誌」の違い


「日記」と「日誌」の最も大きな違いは、その目的や対象です。

日記は個人の日々の経験や感情を記録するためのものであり、自己表現や思考整理、思い出の記録などが主な目的です。

一方、「日誌」は職業やプロジェクトなど公的な目的に向けて書かれるものであり、報告書や記録としての側面が強いです。

また、日記は比較的自由なスタイルで書かれることが多い一方、「日誌」は公式で堅苦しいスタイルが求められることがあります。

日記は個人の気持ちや感情を包み隠さず表現する場合が多いですが、日誌は客観的かつ正確な情報を提供することが重視されます。

さらに、日記は日々の出来事や思考を日単位で書くことが一般的ですが、「日誌」はイベントやプロジェクトの進捗に合わせて期間を区切って書かれることがよくあります。

「日報」との違いは?


「日報」は「日誌」としばしば混同されることがありますが、微妙な違いがあります。

日報も「日誌」と同様に公的な目的で使用されることがありますが、主に業務報告や活動の進捗を記録することを重視します。

「日報」は一般的に業務やプロジェクトにおいて、日々の作業内容や成果、課題、提案などを報告するために使用されます。

日報は特定の期間ごと(例えば、1日、1週間、1ヶ月)に記述されることが一般的であり、「日誌」とは異なり、より頻繁に書かれる傾向があります。

まとめ


今回は、「日記」と「日誌」の違いについて紹介しました。

「日記」と「日誌」、そして「日報」は、いずれも日々の出来事や感情を記録する手段として使われますが、その目的や対象、スタイルにおいて違いがあります。

「日記」は個人の思い出や感情を記録することを重視し、自由なスタイルで書かれることが多いです。

一方、「日誌」は公的な目的で使われ、客観的かつ正確な情報を提供することが求められる場合があります。

「日報」は「日誌」と似たような公的な目的を持ちながら、より頻繁に業務報告や進捗を記録するために使われることが特徴です。

今回は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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