脚本と台本の違い!書き方も違ってくるの?ストーリーとの違いは?

記事公開日:2015年9月5日
最終更新日:2015年12月30日

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テレビで俳優さんがトーク番組などで

台本を覚えるのが大変で・・・」

と話したりしますよね。

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確かにテレビドラマとかみてると、脚本家さんが考えた、
あの長いセリフを全部覚えるのって大変なんだろうな~、と思います(^^;



あれ?


脚本家さんが作った・・・・台本

俳優さんがドラマで使うセリフを覚えるためのアレは、

  • 脚本?

  • 台本?


  • 台本ってどういう内容のもの?
    脚本も台本も一緒のものなの?

    う~ん・・・。
    よくわからなくなってきましたね~

    ということで、今回はお芝居の世界で使われる

    「脚本」と「台本」の違いについて。

    その世界にいないと分からないことも多いですよね~。

    まずは違いからみていきましょう~!

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    脚本と台本の違いとは?


    まず「脚本」と「台本」、やっぱり字が異なるということは
    意味も違ってくるんでしょうか?

    さっそく確認です!

      脚本

      舞台装置や情景にセリフなど細かな部分まで監督やスタッフ用に書いたもの

      台本

      セリフや背景などを役者が覚えるために書いたもの


    なるほど~。

    確かに役者さんにとっては、舞台装置の配置や詳しい背景などは
    必要ない部分もありますよね。

    そういう部分を省いたのが台本で、
    主にどう演じれば良いかが書かれているようです。

    逆に舞台の細かな配置や情景まではスタッフが作るので、
    そういった必要なことが書かれているのが脚本ということなんですね~。

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    確かに、登場人物たちの部屋や職場や細かな部分を作るのって
    スタッフだから情報が細かくないと作れないし、
    俳優さんはそれを見て把握すればいいですし。

    各自で必要な部分とそうでない部分が結構はっきり分かれているから、
    こういう風に分けることができるのかもしれません。

    分かれているからこそ、理解しやすいですもんね。


    でもこれって、映画だけということもないですよね?

    もちろんテレビでも?

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    テレビの世界ではどうなの?


    映画の話でよく脚本という言葉も聞きますが、
    テレビの場合でも耳にすることありますよね。



    もしかすると各業界によってルールがあるのかも?
    脚本や台本ってテレビでもあるんでしょうか~。

    ちょっと業界の友達に聞いてみました(^^ゞ


    すると、テレビの世界では、「台本」とは言わずに「脚本」
    というルールもあるようなのですが、あまり区別する習慣はないとか。

    なので細かにテレビでは「脚本」や「台本」など、
    監督や俳優がどちらでないといけないという決まりごとはないようですね。

    また「脚本」というと上演に関係なく、
    文学というジャンルでも成立するのだとか。

    ただ俳優さんたちのインタビューなどでも

    台本を覚えるのは大変でしょう?

    なんて会話もあるので、なんとなく暗黙に分かれているような気がします。


    意外にも結構グレーなんだなぁという印象ですね~

    どっちでもいいのか?なんて疑問も浮かびますが、
    監督や現場の空気によってもその価値観などは違ってくるのかもしれませんね。


    では「脚本」は文学としてのジャンルでも成立するとのことでしたが、
    やっぱりそれはストーリーとして成り立っているという意味なのでしょうか?

    そこも違いがあるのかもしれないですね!

    ちょっと詳しく見てみましょう!

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    脚本とストーリーの違いは?


    「脚本」といえば物語の詳しい舞台装置や背景などが
    事細かに分かれているという事でしたが、

    文学としても成立するほどとのこと。


    ということは、「ストーリー」として紹介できるとも考えられますよね。

    これは一緒にしちゃってもOKなのか?

    という疑問も解決していきましょう~。


      ストーリーとは

      セリフや演出は含まない話のだいたいの筋書のこと


    ということは細かに書かれている「脚本」とはだいぶ違いますね。

    文学として成立するならば、それはもはやストーリーなのかな?

    と、おもいきや全然違うものだったということですね~。

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    ストーリーの場合はあらすじなどにあたり、
    会話や表現などを文字に表したものと考えられます。

    例えば「小説のストーリー」とか「ドラマのストーリー」という風に使えます。

    例を挙げてみましょう~。

      脚本

      A「この後の予定は?」
      振り返りながら言い終わった後に微笑む
      B「特にないのでご一緒にどうです?」
      手のひらを上にして相手の行動を促す動作
      A「では、そうしましょう」
      にっこり微笑みながらうなずく

      ストーリー

      言葉を交わしたAさんBさん、このあと二人は行動を共にした。


    という感じですかね。

    こうやってみると全く違いますね!

    ポイント


    映像で伝えるために用意された「脚本」と「台本」があって、
    それを説明するのがストーリーなんですね。

    なんだかいろいろと使い分けがあって、こういう業界も細かいんですね~。

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    まとめ


    今回は台本、脚本、ストーリーの違いについて紹介しました。

    演劇やテレビの世界でよく使われるこれらの言葉ですが、
    似ているようで結構ちがうものなのですね~。

    以下、まとめです。

    台本:セリフがメイン。役者さんがセリフを覚えるのが主な役目
    脚本:演出を細かく伝えるためのもの。作者の意図を詳細に表現する役目
    ストーリー:物語の大筋

    一番細かく書かれている「脚本」は本とは違うので、
    目にする機会もほとんどありませんが、
    どんなものか一度は見てみたいものですね~。

    今回は以上です。

    参考になりましたら幸いです(*゚ー゚*)ノ

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