特徴と特長の違いは?例文も交えてわかりやすく解説
記事公開日:2013年12月24日
最終更新日:2013年12月25日
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特長と特徴の違い、ご存知ですか?
なんだか、同じような意味のようですが、
若干、使い方が違っています。
たとえば、
面接に落ちる人の特徴
とは言うけれど、
面接に落ちる人の特長
とは、言わないですよね。
そこで今回は、次回から悩まないように、
特徴と特長の違いについて、しっかりと
覚えてしまいましょう!
では、さっそくいってみましょう!
特徴と特長の違い
まずは、ざっと、特徴と特長の
違いについてみていきましょう。
特徴
他と比べて特に目立つ点。きわだったしるし。
特長
他よりも特にすぐれている点。
他と比べて特に目立つ点。きわだったしるし。
特長
他よりも特にすぐれている点。
参考:http://kotobank.jp/
どうですか?
若干、ニュアンスに違いがありますね。
特徴の「徴」の漢字には、
隠された意味の現れたもの。
や
しるし。きざし。
という意味が含まれます。
なので、特に「徴」がある状態を言うので、
特に他と違って目立つ点を取り上げています。
対して、特長の「長」は長所の「長」です。
つまり、特に優れている要素を
取り上げているのです。
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特徴と特長の例文
次に、実際に特徴と特長についての
例文をみてみましょう。
1.彼の特長は並外れた指導力だ。
2.彼の特徴は指導力と適応能力が高い。
2.彼の特徴は指導力と適応能力が高い。
いかがでしょうか。
1は、彼の指導力を長所として取り上げてるのに対し、
2は、指導力と適応能力が高い事実を言っているだけです。
もう1つ例文を出してみましょう。
1.このカメラの特長は電池の持ちが長いことだ。
2.このカメラの特徴は重量があり、電池が持つ。
2.このカメラの特徴は重量があり、電池が持つ。
いかがでしょうか。
特徴は、特筆すべき事柄について述べるので、
「分析」「比較」などに使われることが多いです。
対して、特長は、長所を押し出す時に使われるので、
「宣伝」「PR」などに使われることが多いですね。
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まとめ
今日は、特徴と特長の違いについて紹介しました。
なんとなくわかっていたけど、
たまに間違えて使ってしまう。
なんて方も多いのではないでしょうか。
本記事をご参考いただき、今後はバッチリな日本語を
使えるようになっていただけたら幸いです。
(´▽`v)
以下の表にまとめましたのでご参考ください。
特徴 | 特長 | |
意味 | 他と比べて特に目立つ点 | 他よりも特にすぐれている点 |
用途 | 長所と短所両方に使う | 長所のみに使う |
使い方 | 分析・比較 | 宣伝・PR |
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