暖かいと温かいの違い!意味と使い分け方法まとめ!心、服、布団などではどっちを使うべき?
記事公開日:2016年3月9日
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暖かいと温かい。
どちらも「あたたかい」と読みますよね。
さむい・冷たい状態からあったかくなるのは分かりますが、
いったい、どういった違いがあるんでしょうか。
たとえば、
などの場合、「暖かい」と「温かい」、
どちらを使うのが適切なのか、迷ってしまうことありませんか?
(^^;
そこで今回は、この2つの漢字のそれぞれに意味や、
使い分けの違いを見分けるコツについてまとめました。
さっそくチェックしてみましょう!
暖かいと温かいの違い
暖かい
暖かいは漢字の中に「日」が入ってるのに注目です。
(^^
こちらのあたたかいは、気温や気候の状態をあらわし、
身体全体で感じるあたたかさを表現するときに使います。
また、対義語は「寒い」となります。
- 暖かい ← 対義語 → 寒い
文章を逆に意味に当てはめたときに、
「寒い」
がふさわしい言葉であれば「暖かい」を使えばOKです。
- 例文
「太陽の日差しが暖かい」
「気温の暖かい日」
等
では次に、「温かい」の意味についてみてみましょう。
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温かい
「温かい」は物理的な温かさをあらわします。
なので、直接手で触れてあたたかいものを表現するときに使います。
また、対義語が「冷たい」となります。
- 温かい ← 対義語 → 冷たい
これまた、先ほどと同様に文章を逆の意味にしたときに
「冷たい」
がふさわしければ「温かい」を使います。
- 例文
「温かいスープ」
「心の温かい人」
等
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使い分け方の事例
さて、では以上の違いを参考に、
いくつか使い分け方の事例をみてみましょう。
服
「暖かい服」が適切です。
服を着たときに感じるのは身体全体のあたたかさですし、
対義語としても「寒い」が当てはまるので「暖かい」がふさわしいですね。
気候
「暖かい気候」が適切です。
「暖かい」は漢字に「日」が入っているので気候をあらわすときに使います。
布団
「暖かい布団」が適切です。
「肌で触れられるものだから【温かい】じゃないの?」
と、考えてしまうかもしれませんが、
布団のあたたかさは身体全体で感じるもの。
それに、対義語に当てはめたときに、
「冷たい」よりも「寒い」のほうがふさわしですよね。
なので、「暖かい」の方がしっくりきます。
(^^ゞ
ただし、電気毛布のように物理的なあたたかさの場合は、
「温かい」と表現する場合もあります。
メッセージ
「心のこもった温かいメッセージ」が適切です。
人の心の「あたたかさ」や、思いやりの「あたたかい」
という表現には「温かい」を使います。
なので、この場合は「温かいメッセージ」が正解となります。
逆のことを言った場合に、
「こころの冷たい人」
「冷たい対応」
「冷たい対応」
と言ったりしますよね。
「心の寒い人」
「寒い対応」
「寒い対応」
とはあまり言いません。
まぁ、最近の若い人は例外として、
このような表現をする場合もあるかもですが。
(^^;
色
「暖かい色」「暖かみのある色」が適切です。
色彩のあたたかい、という表現には「暖かい」を使います。
色というのは視覚的なあたたかさですが、
「暖色」「寒色」という表現をするので「暖かい色」が適切となります。
フトコロ
「フトコロが暖かい」が適切となります。
フトコロがあたたかい、というのは、
「持ち金が十分にある」
「余裕がある」
「余裕がある」
という意味であり物理的なあたたかさではありません。
なのでこの場合は「暖かい」を使います。
対義語は「フトコロが寒い」になります。
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まとめ
今回は「暖かい」と「温かい」の違いについて紹介しました。
「暖かい」は身体全体で感じるあたたかさのことで、
「温かい」は身体の一部で感じる物理的なあたたかさのこと。
どちらを当てはめていいのか分からないときは対義語の
を参考に使い分けるとしっくりきますよ!
今回は以上です。
参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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