「cc」と「ml」の違い!これって同じもの?単位の使い分けはあるの?
記事公開日:2016年7月25日
最終更新日:2017年5月29日
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cc:シーシー
ml:ミリリットル
どちらの言葉も液体の量を表す単位ですよね。
では、たとえば牛乳の量を伝える時にどっちを使いますか?
牛乳200ml?
それとも、牛乳200cc?
どちらでも通じはしますが、普通はどちらを使うべきなのでしょうか。
普段はあまり意識しないけど、
改めて考えると確かにナゾですよね。(^^;
と、いうことで!
ちょっとしたモヤモヤをスッキリすべく、
今回は、「cc」と「ml」の違いや使い分けルールについてチェックしました。
それではさっそくみていきましょう~。
ccの意味
まずはccについて調べてみましょう。
- 「cc」とは
- 「キュービック・センチメートル」の略
- センチメートルの3乗(cm^3)、いわゆる「立方センチメートル」 (cm3)
わかりやすく言うと一辺が1cmのサイコロの体積ですね。
このことを「cc」と言う単位で表すことができるというわけです。
では次にml(ミリリットル)の意味です。
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「ml」の意味
続いてはミリリットルです。
- 「ml」とは
- 1000分の1リットル
- 立方センチメートル (cm3)(cc) に等しい
やはりというか、意味は同じですね。
しかし、出発点が違うようです。
こちらの表現の場合は、
1kg = 1ℓ
という水の体積をもとに作られた単位である、といえますね。
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「cc」と「ml」の違いは?
さて、ではここで両者の違いについてみてみましょう。
先ほど挙げた通り、大きな違いとしては、
単位の基準となったものが違う
ということ。
表現方法が違うだけで後は全く同じです。
しかし一点注意点があります。
国際単位系 また、日本工業規格JIS等においては、ccは認められない単位となっています。
また日本の計量法においては、取引や証明には「cc」でなく、cm3(立方センチメートル)を使うことが望ましいとしていることもありなるべくはccを使わない方がいいとされているようです。
なぜかというと、手書きの”cc”が”00”と見誤りやすいからだそうな。
要はややこしいからですね。(^^;
単純ですが納得してしまいますよねー。
医療の現場など人命に関わることではそういった計量ミスが起きてはたいへんですからね。
余談ですがかつては牛乳瓶など小型容器の体積、あるいは内容量を表す単位としてccは幅広く使われていました。
そのなごりからか未だにccを使った表記が主流のものも多いそうです。
このようにあくまでも一般的に考えたときには、
「cc」シーシー = 「ml」ミリリットル
という認識で全く問題はありません。
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まとめ
今回は、量を表す単位「cc」と「ml」の違いについて紹介しました。
となります。
ただ、手書きで書いた時に紛らわしくならないように、
公式にはccというのはあまり好まれて使われていないのだなー。
といった程度で覚えておけばOKです。
今度、スーパーに買い物へ行った時に、
牛乳の裏面をチェックしてみてくださいね。
はたして、どちらで書かれているでしょうか。|・ω・)
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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料理するときにふと、悩みしらべてたどりつきました。
わかりやすい記事でした٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
おせっかいかもですが、cm3は立方センチメートルだと思います。
これからこの記事を見られる方のために、一応ご報告申し上げます。
>通りすがりさん
あっ。本当だ。
一ヵ所、誤字がありますね。。
おせっかいなんてとんでもない。
ご丁寧にご指摘ありがとうございます!
修正しました。
(^^ゞ
有り難う!
>>石田実さん
どういたしまして!