ハロゲンヒーターとカーボンヒーターの違い!電気代はどうなる?

記事公開日:2016年8月22日

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息も白くなる寒い季節。家に帰って温まるとホッとしますよね。

エアコンも便利な暖房器具ですが、せまい範囲をみじかい時間で温めるなら電気ストーブのほうが効率的です。

電気ストーブにはいろいろな種類がありますが、ハロゲンヒーターカーボンヒーターでは仕組みに違いがあるのでしょうか。

また、毎月の電気代がお得なのはどちらなのでしょう。

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購入価格はもちろん違いますが、ランニングコストの違いでどちらを買うべきか悩んでしまいますよね。

いったい何年くらい使えばどちらの方がお得になるのか。

と、いうことで!

今回はこの二つの仕組みの違いやかかる電気代の違いについてまとめました。


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それぞれの仕組みの違い


ハロゲンヒーターとカーボンヒーターは、「遠赤外線を利用して熱を発生させる」という点ではどちらも同じです。ただし、熱を出すもととなる発熱体の素材に大きな違いがあります。

ハロゲンヒーターの発熱体にはニクロム線でつくられたハロゲンランプが使われています。金属であるニクロム線には電気を通すと熱と光を発する性質があり、同時に生じる遠赤外線と近赤外線を利用して効率よく部屋を暖めています。効率のよい発熱を持続させるために、ハロゲンランプのなかはハロゲンガスによって満たされています。

ハロゲンヒーターは電源を入れるとすぐに熱を放出するので、短時間で部屋を暖められます。ただその反面消費電力がとても大きく、暖まる範囲がせまいわりにエアコン並みの電力を使ってしまいます。


対して、カーボンヒーターの発熱体は、炭素繊維の化合物です。炭素(carbon)を使っているからカーボンヒーターなんですね。

熱をうみだす原理はハロゲンヒーターと同じで、炭素繊維に通電させることでエネルギーを取り出し、部屋を暖めています。発熱をうながす媒体として不活性ガスも使われています。

カーボンヒーターのメリットは、暖房効率にすぐれていることです。遠赤外線の放出量はハロゲンヒーターの約2倍。そのうえ消費電力はハロゲンヒーターよりも少ないので、暖房器具としては経済的と言えるでしょう。

値段が若干お高めというデメリットはありますが、せまい部屋を足もとから暖めたい人にはおすすめです。

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気になる電気代は?


ハロゲンヒーターは現在、300W用~1200W用まで、さまざまなタイプが用意されています。

わかりやすいように、1000Wのハロゲンヒーターを毎日3時間、31日間使ったとしましょう。なお、標準的な水準に合わせ、1時間あたりの電気代を22円とします。

この場合、

    ハロゲンヒーターの1ヵ月の電気代

    22円 × 3時間 × 31日 = 2046円

となります。

1ヵ月の電気代としては2000円という結果になりました。
これはカーボンヒーターの電気代は、ハロゲンヒーターの約半分として算出できます。

つまり、上記と同じ条件であれば、カーボンヒーターなら1023円のコストですむことになりますね。
電気代でくらべても、カーボンヒーターのほうがお得という結果が出ました。

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セラミックヒーター


最後にセラミックヒーターについてもみてみましょう。

セラミックを発熱体に使用し、特殊加工したアルミに熱をもたせることでエネルギーを得るのがセラミックヒーターです。セラミックファンヒーターとも呼ばれます。

セラミックヒーターは短時間で暖められるメリットがありますが、電気代がカーボンヒーターなどとくらべて割高という欠点があります。

温風が届く範囲もそれほど広くないので、かぎられた範囲を急速に暖めるのに向いています。

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まとめ


ハロゲンヒーターとカーボンヒーターは遠赤外線を利用する点は同じですが、使われる発熱体の素材に違いがありました。

電気代でくらべるとカーボンヒーターのほうがお得で、ハロゲンヒーターの約半分のコストで使うことができます。

部屋全体をまんべんなく暖めるのはエアコンの得意分野ですが、せまい部屋を足もとから暖めたいときには、やっぱり電気ストーブの出番ですよね。

うまく使い分けて、寒くきびしい冬を乗り越えたいものですね。

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ

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