戸籍謄本と戸籍抄本の違い!パスポートや婚姻届に必要なのはどっち?
記事公開日:2016年10月4日
最終更新日:2023年4月30日
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結婚や遺産相続の時など、
人生の大事な場面で必要になる戸籍。
必要になった時にいざ役所で戸籍の証明書を入手しようとすると、
そこには二種類の戸籍の書類があります。
すなわち、
この二種類の戸籍は必要になる場面や役割に
どのような違いがあるのでしょうか。
パスポートの申請や婚姻届の提出は
それぞれどちらが必要になってくるのでしょうか。
と、いうことで!
今回はちょっとヤヤコシイ戸籍の種類の違いについてまとめました。
戸籍とは
まず戸籍とはどのようなものなのでしょうか。
戸籍は基本的に家族単位で構成されています。
ここでいう家族とは血縁関係を指します。
例えば、女性が結婚して妻になったら、
夫の戸籍に入ることになります。
戸籍の筆頭に載せられる人のことを戸主といい、戸籍には家族全員の氏名や生年月日、それぞれの続柄(戸主からみた関係性)などが記載されます。
例えば、養子縁組を結んでいれば養父母の情報なども載せられることになります。
戸籍謄本と戸籍抄本の違い
戸籍謄本を読めば、戸籍に入っている家族全員の基本的な情報がわかります。
一方の戸籍抄本には、戸籍を取り寄せる本人の情報しか載っていません。
ここが謄本と抄本の決定的な違いとなります。
「抄」の字には、「一部を切り取った」という意味があり、すべての情報が載っている謄本に対して一部しか載っていない抄本、という呼び方がされています。
上記理由により、
- 戸籍謄本は「全部事項証明」
- 戸籍抄本は「個人事項証明」
と呼ばれています。
パスポートの申請に必要なのは?
新規のパスポート申請は、戸籍抄本で可能です。
失効や紛失などによる再発行の場合でも抄本で問題ありません。
パスポートの更新の場合は住民票を持っていけば大丈夫です。
ちなみに、以下の場合は住民票も必要ありません。
ただし、
結婚した、離婚したなど、戸籍上の身分事項に変更がある場合は、
やはり戸籍謄本か抄本の写しが必要となります。
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婚姻届に必要なのは?
婚姻届の提出要件を見ると、ほとんどの自治体で、
戸籍謄本または抄本の添付
となっています。
要するにどちらでもいいということですね。
あとは、二人の印鑑と運転免許証やパスポートなど、
身分証明できるものも忘れずに!
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まとめ
今回は、戸籍謄本と妙本の違いと使用用途について紹介しました。
ざっくりとそれぞれの特徴をまとめると以下の通りです。
戸籍謄本と戸籍抄本は、戸籍妙本が本人+戸主との続柄など一部の情報を抜粋して情報を出力するのに対して、戸籍謄本は戸主に紐づいたその戸籍に入っている全員の事項を映したものになります。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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