答えると応えるの違い!英語だとどうなる?使い分けのポイントはコレ!
記事公開日:2017年1月10日
最終更新日:2023年9月28日
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「答える」と「応える」。
両方とも「こたえる」と読みますよね。
どちらも結構頻繁に使う漢字ですが、
この2つにはどういった違いがあるのでしょうか。
同じようなイメージの漢字なので、
「こんな場合はどっちの【こたえる】を使いばいいの?」
なんて使い分けに迷ってしまうことってありますよね。
と、いうことで!
今回は「答える」と「応える」の違いについてまとめました。
目次
答えるの意味
ではまずは、答えるの方の意味を辞書でチェックしてみましょう。
- 答えるの意味
1.
相手からかけられた言葉に対して返事をする。
2.
質問や問題に対して解答を出す。
辞書ではこう説明されています。
相手からの言葉に返事をするという意味と、試験の問題や面接でこたえるという意味の2通りの意味合いがあるようですね。
英語で言うと?
「答える」を英語に直すと「答える」「答えて言う」「応じる」などの意味を持つ「answer(アンサー)」がポピュラーです。
でも「応答」などの意味を持つ「reply(リプライ)」なども当てはまりますね。
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応えるの意味
では今度は、応えるの意味を辞書でチェックしてみましょう。
- 応えるの意味
1.
働きかけに対し、それに添うような反応を示す。応じる。報いる。
2.
外からの刺激を身体に強く感じる。
3.
反響する。こだまを返す。
4.
心にしみわたる。しみしみと感じる。
辞書ではこのように説明されています。
「答える」に比べて「応える」にはたくさんの意味合いがありますね。
仕事や希望に対して成果を出すときや、外気の暑さや寒さをあらわすとき、反響をあらわすとき、しみじみとした感慨深さをあらわすとき、などなど。
「応える」はいろいろな場合に用られています。
英語で言うと?
「応える」を英語に直すと「反応する」という意味の「respond(リスポンド)」になります。
他にも「報いる」「応報」という意味の「reward(リワード)」にも当てはまりますね。
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答えると応えるの違い
では、ここで答えると応えるの違いについてみていきましょう。
「答える」と「応える」は似ているようですが、「答える」は呼びかけや問題にこたえる時に使います。
一方「応える」は相手の希望、要望に対して成果を出すとき、外部からの行動、変化に対して反応をあらわすときに使います。
まとめると・・・
答える → 呼びかけ、問いかけ、問題や質問にこたえるときに使う。
応える → 相手の希望、要望にこたえるときに使う。外部の変化、行動に反応をあらわすときに使う。
応える → 相手の希望、要望にこたえるときに使う。外部の変化、行動に反応をあらわすときに使う。
となります。
使い分けについて
では実際に使い分けの例文を紹介していきましょう。
「答える」を使う場合の例文
「友人の呼びかけに答える」
「先生の質問に答える」
「応える」を使う場合の例文
「上司の期待に応える」
「今年は寒さが身に応える」
「やまびこが応える」
「彼女の優しさが心に応える」
といった使い方ができます。
「応える」の方が汎用性が高いので、質問や問題にこたえるときは「答える」を使い、それ以外は「応える」を当てはめてみると使い分けやすいですね。
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まとめ
今回は「答える」と「応える」の違いについて紹介しました。
答えるは呼びかけや問題、質問に答える際に使い、「応える」は相手からの要望や行動に対しての反応をあらわすときに使われます。
英語に直したときに「answer」になるか「respond」になるかで違いを判断するのもわかりやすいですね。
いかがでしたでしょうか。
え?
あまりわかりやすくないって?
それは堪えるなぁ・・・。
次は期待に応えられるように、
もっと明確な答えを用意できるようにします!
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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