折衝力と交渉力の違い!自己PRで書くべき正しい意味と使い方

記事公開日:2018年3月13日

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転職活動をする時に悩むのが自己PRの書き方。

先方企業の目に留まるためには、自分がどんな能力を
持っているのかを採用担当者に文字で伝えるのは必須条項です。

「営業職としてさまざまな交渉力を身に付けた」
「難しい取引もこなしてきた」
こんな場合は、単に「交渉が上手い」と言うよりも、
折衝力が高い」とアピールした方が好印象となります。

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しかし、「折衝力」とはいったいどのような能力なのでしょうか。
ちゃんとした意味もわからないまま使ってしまうのは不安ですよね。

そこで今回は、折衝力交渉力違いについてまとめました。

ビジネスシーンで能力としてこの二つには、
どのような表現の違いがあるのでしょうか。

それではさっそくみていきましょう!

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折衝力とは


折衝力」という言葉はあまり一般的ではないですよね。
目にする機会は少ないかもしれません。

せっしょうりょく」と読みます。

「折衝」というのは相手との駆け引き談判を意味します。

これは、利害関係が一致しない相手と
問題を解決するために駆け引きし交渉することを指します。

「折衝力」と使う場合は、そういった駆け引きや談判を
上手く進めて利益を得ることができる能力という意味になります。

折るという字と衝撃の衝が入っているので「折衝」という字面は
物騒なイメージが浮かんでしまいますよね。
(^^;

これは、もともとは中国で使われていた言葉です。

敵が衝突してくるのを避けたり、
自分への攻撃の矛先を変えるという意味の言葉です。

交渉力とは


こちらは一般的な言葉なのでわかりやすいですね。

交渉力(こうしょうりょく)というのは相手との話し合いや取り決めにおいて、
上手く話しを進め、希望通りの結末に導く能力という意味です。

単純に「交渉」と使う場合は相手との関わり合いや関係をあらわすこともありますが、
「交渉力」と使う場合は談判・掛け合いの意味になります。

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折衝力と交渉力の違い


折衝力」と「交渉力」の意味を調べると、
両方とも話し合いや談判などの意味が含まれています。

同じような言葉に思えますがどういった違いがあるのでしょうか。

・・・・・・・

まず「折衝力」という言葉は政治的な駆け引きや、
他国との外交などで使用されることが多いです。

一方、「交渉力」というのはビジネスシーンでも使いますが、
仕事関係の事柄のみに使う言葉ではありません。

すべての人と人の話し合いにおいて使える言葉なので、
家族間や恋人同士の間でも「交渉力」という言葉は成立します。

また、「折衝力」は国同士企業同士の駆け引きの場合に使用することが多いですが、
対立している相手との話し合いに使われることが多いです。

そもそも「折衝」の意味合いとして、

利害関係が一致しない相手と折り合いをつける

という部分があるので、戦争している相手国や、
交渉がこじれている企業に対して使います。

比較すると「折衝力」の方が「交渉力」に比べて固いイメージがあり、使える場面も限られます。

「交渉力」は相手と対立していない場合や、
外交・政治以外の場面でも使うことができるので、
いろいろな状況において広く使える言葉です。

なので、

企業同士の難しい駆け引きなどもできる能力がある

という事実がある場合は、自己PRに

私は折衝力がある

と書くことができるわけですね。

ただ単に「交渉力がある」と書くよりも「折衝力がある」と書いた方が、
より上のステージでの駆け引きができるというアピールが可能になります。

使えそうな場合はぜひ使っていきましょう。

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使い方と事例


では実際に「折衝力」と「交渉力」を使った例文を紹介していきましょう。

    例文

    1.

    「店舗販売では値引きを求めてくるお客さんも多いので、相手の気を悪くしないで取引を成立させる交渉力を身に付けました」

    2.

    「営業としてしっかり会社の利益を守れるよう、取引先の無理難題にうまく対応する折衝力を身に付けました。」

このように、「交渉」の場合は小規模のやり取りの場合に使いますが、
企業間同士の政治的な対応もできるという場合は「折衝」という言葉を使うことができます。

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まとめ


今回は「折衝力」と「交渉力」の違いについて紹介しました。

どちらも話し合いや駆け引き、取り決めという意味があるので、
いまいち違いが分かりにくいですよね。
  • 折衝」は対立する二つが話し合いをして妥協のもとに折り合いをつけること。
  • 交渉」は話し合いの末に双方の納得を付けること。
  • このような違いがあります。

    使い分ける場合は、双方が対立していることや、
    折り合いをつけるというところがポイントとなります。

    自分が今まで経験してきた能力について、
  • どんなことができるのか
  • どんな経験をアピールできるのか
  • 今一度よく考えてみて、採用担当者の目にとまりやすい、
    素敵な自己PR文を作成してくださいね。

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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