妻と嫁のニュアンスの違い!炎上の理由や差別的と言われる心理的な理由は?
記事公開日:2021年1月26日
最終更新日:2021年2月14日
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男性が自分の配偶者をなんて呼ぶか・・・
妻?
嫁?
年代によっても呼び方は変わってきますが、時々ネット上ではその呼び方や使い方で炎上していたり、
「差別的だ!」
と非難されていたりするのも見かけますよね。
「嫁」と言う言葉を使っただけで炎上して、謝罪に追い込まれる社会怖過ぎる😱 pic.twitter.com/h9UMo75sHe
— kouei🍲 (@kouei_sy521) November 7, 2020
なにか理由があるのでしょうか?
今回は「妻」と「嫁」のニュアンスの違いや、炎上する理由、「差別的だ」と怒る人の心理的な理由について見てみましょう。
「妻」と「嫁」の違い
まずは、「妻」と「嫁」の違いについて見てみましょう。
役所に出したりする書類に続柄を書く際に使うのは「妻」ですよね。
つまり、正式な場で配偶者を呼ぶときは、「妻」を使うのが一般的ということになります。
お父さんやお母さんのことを「父」、「母」と呼ぶのと同じ感覚です。
では、「嫁」はどうでしょうか?
「嫁ぐ(とつぐ)」と書いて「嫁」。
ここから想像できるように。、「嫁」は嫁ぎ先での呼び名です。
つまり、お姑さんやお舅さんが息子の配偶者を呼ぶときに使う言葉なんです。
炎上する時は、この「嫁」という言葉を使った時ですよね。
どうして炎上するのか、女性ならここで分かる場合もあると思います。
が、次の項目で炎上する理由を見てみましょう。
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「嫁」が炎上する理由
「嫁」と言う言葉がなぜ炎上するのか?
ここではその理由を見てみましょう。
まず「嫁」という言葉は、本来はお姑さんやお舅さんが使う言葉です。
つまり、目上(あるいは立場が上)の人間が使う言葉ということですよね。
にも関わらず、配偶者同士の間柄で「嫁」という言葉を使ってしまうと、男性の方が立場が上のように感じてしまう人もいます。
「結婚した女性は立場が下になるのか?」
「差別的」と言われる所以はこうした無意識に感じさせる立場の上下にありそうですね。
不思議なもので、本来の使い方を知らない人でも、この潜在的な含みを感じ取る女性も多いんです。
「私は貴方より立場が下ですか!?」
となるわけです。
他にも、「家の女」と書いて「嫁」。
もうこの字面だけでも突発的な嫌悪感を抱く女性もいます。
「家に縛られているような印象がある。」
「嫁」という字には、そんな印象を抱く人もいます。
また、最近は「嫁ぐ」という感覚で結婚する人は少ないですから、
「貴方の実家と結婚したつもりはない。」
という思いになることもあります。
他にも、仕事をして家事をして育児をして・・・と、忙しい日々を送っている女性にとって「家の女」というニュアンスは嫌悪感を抱く要素になりえます。
複数のことを一生懸命こなし、自分の時間も取れない状況でそれが「当たり前だ」とでも言われているかのような呼び名、「嫁」。
呼んでいる側にそんなつもりがなくても、呼ばれた側にとっては様々なイラつきポイントを含む呼び名、「嫁」。
つらつらと炎上する理由を挙げていきましたが、炎上する心理的な要因は次の項目で改めてまとめていきましょう。
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炎上する心理的な要因
「なぜ炎上するのか?」という所と少しかぶりますが、ここでは「嫁」と呼ばれると嫌悪感を抱く(炎上する)心理的な要因をまとめておきましょう。
- 炎上する心理的な要因
- そもそも自分の配偶者に対して使う言葉じゃない。
- 夫婦間に上下関係を持ち込んでいる印象がある。
- 本来の「嫁」という立場に苦しめられてきたから、もう呼ばれたくない。
- 家事育児をやって当たり前の存在という印象がある。
- 家に縛られた存在のようだ。
こういったニュアンスがあるので、自分に対して使われていなくても「イラッ」とするんです。
女性は共感の天才ですから、自分のことのようにイラつけます。
もちろん他にも複雑な理由もあるかと思いますが、
「女性を自分より下の立場に置きたい。」
という無意識(あるいは意識的に)の気持ちが見え隠れするのが「嫁」という言葉のようですね。
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まとめ
今回は「妻」と「嫁」の違いの他に、炎上する理由にも触れてみました。
- 「妻」と「嫁」の違い
妻:正式に配偶者を呼ぶ際の言葉。
嫁:姑や姑が息子の配偶者を呼び際の言葉。
「嫁」はそもそも舅姑が使う言葉です。
なので、自分の配偶者に呼ばれると「イラッ」とするんですね。
若い年代の人は「嫁」という言葉を使われても平気だとする人も比較的多いです。
配偶者や舅姑との関係に苦労していない世代であることが大きいのでしょうか・・・
この辺は推測の域を出ませんが、単純に若いので経験していないということもあるかもしれませんが、嫁という立場で苦労しない時代でもあるということかもしれません。
「お嫁ちゃん♡」と呼んでかわいがってくれるお姑さんもいます。
こんな感じで…>>嫁ぎ先の天然家族
呼び名には時として相手への敬意や侮蔑が表れます。
昔は「嫁」と呼びつけて奴隷のように扱うお家があったのも事実ですから、その呼び名に嫌悪感を抱く人がいてもおかしな事ではないと思います。
もちろん、「嫁と呼んでほしい」という人もいます。
お互い気持ちよく過ごすための呼び名を理解しておくのは大事なことですよね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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