「務める」「勤める」「努める」似ている意味の違いを例文を交えてスッキリ理解
記事公開日:2021年1月23日
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文章を書いていて「つとめて」とか「つとめる」とかの漢字の選択に悩むことがありますよね。
変換機能を使うと、
と出てきますが、自信をもって変換できているでしょうか?
意外と使用頻度が多くないだけに、悩みますよね。
なんか小学校くらいに習ったような気もするけれど・・・
適当に選んじゃってもいいものなのか・・・
と、言うことで!
今回は「務める」「勤める」「努める」の三つの「つとめる」の違いについて見てみましょう!
例文を交えてスッキリ理解できるようにしちゃいますよ!
それぞれの意味
まずは三つの「つとめる」の意味から確認してみましょう。
「務める」の意味
まずは、「務める」からですね。
- 「務める」の意味
役目を受け持つ。役目をする。
「勤務」の「務」ですからね。
「役目をする」という意味も、何となく・・・
あ!?
じゃぁ「勤務」の「勤」の方の「勤める」も、同じ意味なんでしょうか?
確認しましょう!
「勤める」の意味
ではでは、「勤務」の「勤」の方の「勤める」の意味の確認です。
- 「勤める」の意味
(役所・会社などに通って)仕事につく。勤務する。
お、こちらには「勤務」という意味があるんですね。
「務める」とは少し意味が違いそうですが、そこは追々まとめるとして、「努める」も見てみましょう。
「努める」の意味
最後の「努める」の意味のチェックです。
- 「努める」の意味
力を尽くす。努力する。
これも結構分かりやすいですよね、「努力」の「努」ですもんね。
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違いと例文
それぞれ意味を確認したところで、違いについて見てみましょう。
こういうのって、言葉で違いを羅列されるよりも、やっぱり具体例を提示された方が分かりやすいと思うので、いくつか例文を挙げてみましょう。
- 「務める」の例文
- 子供のしつけは親の務めだ。
- 司会進行は私が務めます。
- 今度のドラマで主役を務めた女優さんだよ。
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- 「勤める」の例文
- 私の夫はwebデザイン会社に勤めている。
- そろそろ就活の時期だし、どんな会社に勤めたいか考えないと。
- お勤めご苦労様です。
- 「努める」の例文
- お役に立てるように努めてまいります。
- あの会社は信頼回復に努めているところだ。
- 志望校合格を目指して勉学に努めている。
例文を見てみると、
と置き換えができそうですよね。
どの言葉に置き換えられるかが、そのまま使い分け方と違いを表しているって感じですね。
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まとめ
今回は、読み方も同じ、意味もよく似ている「務める」「勤める」「努める」の意味や違い、例文を紹介しました。
- 「務め」「勤め」「努め」の違い
- 務め:「役目」、「役割」と置き換えることができる。
- 勤め:「働く」、「仕事をする」と置き換えができる。
- 努め:「努力する」、「励む」と置き換えができる。
ニュアンスの違いとかではなく、しっかり意味が違う上に、置き換えできる言葉がそのまま言葉の意味になっているので、とっても分かりやすいですよね。
ただ、「務め」と「勤め」はちょっと似ていますよね。
辞書によっては同一のように扱う物もあります。
この二つに関しては、上で挙げた置き換えでも判別できない時は、
「どちらを使っても大きな問題はない。」
と捉えてしまっても大丈夫です。
この微妙に違って微妙に同じって、日本語の難しい所ですよね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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