貪欲と強欲の違い!これって悪い意味?それともいい意味?どんな類語がある?
記事公開日:2020年12月4日
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「貪欲であれ。愚か者であれ。-スティーブ・ジョブズ」
「強欲は、善だ。-アメリカ映画「ウォール街」より」
と、名言にも使われる「貪欲」と「強欲」。
どちらも強烈な「欲」ですが、どんな違いがあるのでしょうか?
上の名言を見るに、ストレートな意味合いは悪い意味なんでしょうか?
それとも、良い意味で使うの!?
と、言うことで!!
今回は、普通の会話では使う頻度は低めだけど、ここぞ!という時に使うかもしれない、「貪欲」と「強欲」の意味や違い、ついでに類語についてチェックしてみましょう。
それぞれの意味
まずは意味の確認からしていきましょう!
「貪欲」の意味
ではでは早速、「貪欲」の意味を見てみましょう。
- 「貪欲」の意味
非常に欲が深いこと。
欲深!!
しかも「非常に」!!
おぉ、、、これは、、、
気を取り直して、「強欲」の意味をチェックしましょう。
「強欲」の意味
「貪欲」=「欲深」と分かりましたが、「強欲」の意味はどうでしょうか。
- 「強欲」の意味
非常に欲が深いこと。
ほぅ、「非常に欲深」・・・
あら!?
一緒ですね!!
じゃぁ、ちょっと次の項目でもう一度違いについてまとめてみましょう。
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「貪欲」と「強欲」の違いは?いい意味?悪い意味?
言葉の意味は全く同じだった「貪欲」と「強欲」。
実際の所、本当に同じなのかをここでまとめていきますよ。
さて、一般的に「欲が深い」っていい印象ではないですよね。
複数の宗教でも戒める程度にはネガティブです。
でも、欲の深さがポジティブなエネルギーになって、良い結果をもたらすこともありますよね。
冒頭で紹介した名言はそういったことを表したものだと解釈できます。
多くの場合、そんなポジティブな印象へと繋げる言葉は「貪欲」の方なんです。
「貪欲に知識を吸収していく。」
とかは典型的な例文ですよね。
一方で、「強欲」の方はネガティブな印象を与えやすい言葉です。
例えば、
「強欲に知識を吸収していく。」
という文章を見て、どんなイメージを抱くでしょうか?
なんだか、他者から無理やり知識を強奪してでも得ようとしているような印象になりますよね。
これが、「貪欲」と「強欲」の違いなんです。
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どんな類語がある?
さて、「貪欲」と「強欲」の違いが分かったところで、いくつか類語を紹介してみましょう。
ストレートにこの言葉を使うのはちょっと憚られることもありますから、ちょっとした言い換えをして印象を柔らかくするのに便利な言葉もありますよ。
- 「貪欲」「強欲」の類語
非難の色合いの強い類語
欲張り、多欲、強突張り(ごうつくばり)、意地汚い、阿漕ぎ(あこぎ)
非常に強い欲に対する類語
執着、欲望、欲張り
「欲張り」なんかは日常的にも使いやすく、使い方によっては相手への非難にもなりにくい言葉だと思います。
あとは若者言葉的なものですが、「欲しがり屋さんw」とかも冗談で言いやすい言葉ですよね。
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まとめ
今回は「貪欲」と「強欲」の違いについてまとめてみました。
言葉の意味としてはどちらも「欲が深い」という意味でしたが、言葉の持つ印象に違いがありましたよね。
- 「貪欲」と「強欲」の違い
- 貪欲:良い意味でも悪い意味でも使う。
- 強欲:悪い意味で使う。
「貪欲」には、自発的に吸収していくような良い意味も含まれていましたが、「強欲」はどちらかと言うと他者から奪ってでも吸収していくような強引さを含んだ言葉でした。
「貪欲」と「強欲」を言い間違えると、相手に与える印象が180度変わってしまう可能性もあるので、言い間違えには注意が必要ですよね。
言い換えに使えそうな類語としては、「執着」や「欲張り」なんかが使いやすいですよ。
ただし、ポジティブに捉えてくれるかどうかは、相手の心情次第なところもあるので、表現には要注意かもしれません。(笑)
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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