「留意」と「注意」と「配慮」の違い!使い分けや英語での表現はどうなる?
記事公開日:2023年8月17日
最終更新日:2023年8月22日
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「こういった点に気をつけて下さいね。」
みたいな時とかに、
と表現したりしますよね。
意識して使い分けてるでしょうか?
どちらかと言うと、「なんとなく、その場のノリで使っている」というパターンが多くないですか?
意味とか、誰に対して使ってOKなのかとか、やや気になりますよね。
と、言うことで!
今回は、「留意」「注意」「配慮」の違いについて見ていきましょう!
「留意」の意味
まずは「留意」の意味から見ていきましょう!
- 「留意」の意味
- ある物事を心にとどめておくこと。
- 常に気を付けておくこと。
シンプルながら、良い表現です。
「気を付けて」と言うのと、「留意してください」と伝えるのとでは、ちょっとイメージが変わる気がします。
使い分けの状況は後ほど見ていくとして、次は「注意」の意味を見ていきましょう!
「注意」の意味
「注意」って改めて意味を考えると、「注意は注意でしょ。気を付けてって意味の…」てなりますよね。
- 「注意」の意味
- 気を付ける、気を配ること。
- 用心、警戒すること。
「気を付ける」と言う意味では「留意」と同じですが、「用心、警戒」という意味になってくると、微妙に違う感じがしますね。
この辺も後で掘り下げるとして、次は「配慮」の意味ですね。
「配慮」の意味
最期は「配慮」の意味です。
- 「配慮」の意味
- 手落ちのない、または、よい結果になるように、あれこれと心をくばること。
- 事情をふまえて、気遣いのこもった取り計らいをすること
こうして文章にすると、「配慮」は他の2つと圧倒的に違う気がしてきます。
それでは、ちょっと掘り下げて見ていきましょう。
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「留意」と「注意」の使い分け
意味を見ていくと、「留意」と「注意」は似ていて、「配慮」は他の2つと違う印象を持っている気がしましたよね。
同じ「気を付けて」でも、
がありましたよね。
ココでこの2つの違いを探るなら、
というトコロがポイントになります!
- 「留意」を使う場合
- 気を付けるタイミングは継続的に存在。
- 気を付ける事柄は抽象的、広義的な内容。
- 「注意」を使う場合
- 気を付けるタイミングはピンポイント。「はい、ここ注意して!」って感じ。
- タイミングに伴って気を付ける事柄は具体的な内容になりやすい。
こうしてまとめると、意外と違いがはっきりしますよね。
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英語での表現
それでは最後に、英語での表現をチェックして終わりにしましょう。
- 「注意する」の意味の英語
- Pay attention to
- Be mindful of
- Be cautious
この表現は、どれも「気を付けて」と言う意味しかなく、日本語のように 微妙な状況の使い分けはしていません。
それでは、「配慮」の英語表現を見ておきましょう。
- 「配慮する」の意味の英語
- Consider
- Take into account
- Think about
「Think about」とか、「配慮する」を説明するのに分かりやすくてピッタリですよね。
シンプルに「物事や相手の事を考える」という意味が伝わって分かりやすいです。
日本語だと、さらにもう一歩踏み込んで「行動に移す」ところまで追加されているイメージです。
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まとめ
今回は、「留意」と「注意」、「配慮」の違いについて見ていきました、
ものすごくザックリ分けるなら、
「留意」・「配慮」は「気を付けて」の意味、「配慮」は「気を配る」の意味になります。
さらに「留意」と「注意」の違いを見るならば、
テスト範囲で例えるなら、「留意」は「教科書の第5章全部テストに出るぞー。」みたいな感じですが、「注意」は「教科書P96の例題5はテストに出るからな~。」って感じです。
テスト範囲が広すぎる先生と、テストに出す問題を具体的に教えてくれる先生と居ましたよね~。
ちょっと思い出して懐かしくなっちゃったので、テスト範囲で例えてみましたが、分かりやすいかどうか…う~ん?(笑)
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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