アンチョビとオイルサーディンの違いは?作り方やアレンジレシピ、おすすめ商品も紹介!

記事公開日:2023年9月30日

Sponsored Link




アンチョビオイルサーディン

「アンチョビのピザ」とか、「オイルサーディンのパスタ」とかよく見かけますし、珍しくない食べ物ですよね。

1

でも、なんか、見た目にも似通っていて、

材料も同じかしら?

って感じで、違いって言われると、良く分からないですよね。

なので、今回のテーマは「アンチョビとオイルサーディンの違い」です!

  • 味の違い

  • 作り方の違い

  • それぞれを使ったレシピ

  • オススメ商品

この辺を見ていきましょう。

では早速、行ってみますよ!


Sponsored Link




アンチョビとオイルサーディンの味の違い


それでは早速、味の違いを見てみましょう!

と、その前に、アンチョビとオイルサーディンとは何か?というトコロを確認しておきましょう。

どちらもイワシの小魚を使った魚の保存食で、油漬けになっています。

それぞれを一言でまとめるとこうです。

    アンチョビとオイルサーディンとは何か?

  • アンチョビ:塩漬けにして熟成させた魚の油漬け
  • オイルサーディン:調理して油漬けにしたもの

分かるような、分からないような・・・??

この辺は、次の「作り方の違い」の項目でハッキリするとして、まずは味の違いです。

一番の違いは塩味です。

    アンチョビとオイルサーディンの塩味の違い

  • アンチョビ:かなりしょっぱい
  • オイルサーディン:アンチョビより塩味は弱い

アンチョビは、風味を感じる前にかなり塩辛く感じます。
そして、その塩辛さが落ち着いてから、アンチョビ独特の風味が来ます。

アンチョビは、言ってしまえば発酵食品なので風味にクセがあるんですよね。

アンチョビの原料のカタクチイワシが持っている消化酵素によって分解・発酵が進んでうま味が生まれるんです。

酒飲みには最高の逸品ですが、かなりしょっぱいので、そのまま食べるのは厳しいかもしれません。

私はチョビチョビ舐めながらお酒を飲むのが好きですが、かなり好みが分かれます。

一方でオイルサーディンはアンチョビと比べるとアッサリした風味で食べやすいです。

感覚としては丸ごとイワシのシーチキンみたいな感じです。

今日のおかず、どうしよう??

みたいな時も、気軽に使えます。

気軽に使える簡単レシピは「それぞれを使ったアレンジレシピ」の所で紹介するとして、先に「作り方の違い」を見てみましょう!

Sponsored Link



作り方の違い


鮮度のいい小魚がたくさん手に入った!保存食にしたい!

なんて時にも最適です!
アンチョビは発酵食品なので、ちょっと難しいですが、モノは試しです!

ではでは、作り方を見ていきましょう。

    アンチョビの作り方

    ふたりごはん」というサイトから、私のお気に入りの「自家製アンチョビ」のレシピを布教します!

    熟成に2カ月かかりますが、市販の物より塩分控えめでクセも少なく食べやすいですよ。

    小ぶりで新鮮ないわしが手に入ったら、是非作ってみてください!

    材料は、
  • 小ぶりなカタクチイワシ
  • イワシの重量の40%相当の粗塩
  • イワシが浸るくらいのオリーブオイル
  • お好みでローリエや唐辛子

  • だけです。
    いわしのサイズ感や捌き方は動画の方が分かりやすいので、動画も貼っておきますね。



    1.
    イワシを水で洗い、うろこを取る

    2.
    イワシのエラ部分からスプーンを入れて身を削ぐように下す(動画参照)

    3.
    3%の塩水(分量外)を作り、イワシを洗い、水気を拭きとる

    4.
    エタノール消毒か、熱湯消毒して冷ました容器に塩とイワシをミルフィーユ状に重ねて、最期にラップをして冷蔵庫で2カ月置く

    5.
    イワシから水が出ているので、それを拭きとって、熱湯消毒した瓶に詰めていく

    6.
    イワシが隠れるくらいのオリーブオイルを入れて、お好みでローリエや唐辛子をいれる

    ☆完成☆

    冷蔵庫で1年程保存可能です。

冷蔵庫で2カ月熟成させた後、オリーブオイルに浸けていますね。

じゃぁ、次はオイルサーディンの作り方を見ていきましょう。

    オイルサーディンの作り方

    こちらも私のお気に入りのレシピを布教します!

    料理家・冷水希三子さんのレシピです。

    材料は、
  • イワシ:6尾
  • タイム:1パック
  • ローリエ:1枚
  • にんにく:2片
  • 赤唐辛子:2本
  • フェンネルシードなど好みのハーブ:適量
  • オリーブオイル:適量
  • 塩:適量

  • 私はここに、ローズマリーを一枝(5㎝程)加えたりします。
    それでは、作り方です!

    1.
    イワシの頭と内臓を取り除いて塩を振り1時間ほど冷蔵庫に置く

    2.
    水で洗い流して水気を拭く

    3.
    鍋にタイムを敷きつめて、上にイワシを並べ、にんにく、ローリエ、赤唐辛子、ハーブ類を加えひたひたになるまでオリーブオイルを注ぐ

    4.
    鍋を火にかけて泡が出てき始めたらごく弱火にして15分煮る

    ☆完成☆

    簡単です!

    スーパーで売っている頭と内臓を取ったイワシですぐできます。

    私は小ぶりのイワシがたくさん手に入った時は、熱湯消毒した瓶に詰めて保存します。

作り方の中でたびたび登場する、「熱湯消毒した瓶」ですが、煮沸消毒とも言います。

馴染みが無い方のために、やり方の動画を置いていきますね!



ジャムとかピクルスを作る時にも使う方法なので、知っておくと何かと便利です。

それでは、次はアンチョビやオイルサーディンを使ったアレンジレシピを紹介します!

アンチョビとオイルサーディンを使ったアレンジレシピ


作り方を見てきたところで、アレンジレシピを見ていきましょう!

個人的にはシーチキン感覚で使えると思っているのですが、シーチキンよりもハーブやニンニクとの相性がバツグンです!

この辺を意識しつつ、アレンジレシピをいくつか紹介します。

アンチョビを使ったパスタソース


やはり定番はパスタです!

簡単ですよ。

    アンチョビを使ったパスタソースの作り方

    1.
    アンチョビのオリーブオイルをフライパンに出す

    2.
    フライパンに潰したニンニクを入れて弱火で香りを出す

    3.
    ニンニクの香りが出てきたら、アンチョビを追加
    お好みでトマトもどうぞ!

    4.
    さっと炒める

    ★完成★


アンチョビの塩味があるので、味を付ける必要は無いですが、お好みで塩コショウで味を調えてもOKです!

あとはパスタと絡めればアンチョビパスタのできあがりです!

2

ガーリック風味のアンチョビも売っているので、それを使えばニンニクをオイルで炒める過程も不要なので、さらにカンタンですよ。

アンチョビポテト


お次はアンチョビポテトです。
こちらはビールのおつまみにピッタリです!

    アンチョビポテトの作り方

    1.
    ジャガイモの皮をむいて、一口大に切って水にさらす

    2.
    「1.」を耐熱の器に入れてふんわりラップをして、電子レンジで柔らかくなるまで加熱する

    3.
    アンチョビを細かく切る
    ※アンチョビの風味が苦手な人は、細かく細かくするのがオススメです。

    4.
    フライパンにアンチョビオイルとみじん切りにしたニンニクを入れ、香りを出す

    5.
    「4.」に「2.」を入れて、ジャガイモがきつね色になるまで炒め揚げにする

    6.
    「5.」を器にあげ、細かく切ったアンチョビと和えて、コショウとイタリアンパセリをかける

    ★完成★


アンチョビの風味が苦手じゃなければ、「6.」の工程をフライパンの中でやってしまってOKです。

アンチョビの代わりにオイルサーディンを使って、しょうゆ少々で塩味を足すのもおいしいですよ!

これまた簡単!
台所でビール片手に作るのも良き良き…←

オイルサーディンのパスタ


これまた簡単、オイルサーディンのパスタレシピです。

    オイルサーディンのパスタの作り方

    1.
    フライパンにオイルサーディンをオイルごと入れて、オイルサーディンを木べらで潰しながら炒める
    (この時、横でパスタも茹でておきましょう。)

    2.
    フライパンの鍋肌から醤油を入れて香りをつけ、パスタのゆで汁をお玉の1/2くらいの量を加えて、軽く炒める

    3.
    茹でたパスタを「2.」に加えて炒める

    4.
    お好みで小ねぎを散らしたり、コショウを振ったり、レモン汁を加えたりする

    ★完成★

超簡単ですよね。
お昼ご飯作るのダルい時とかにオススメですよ!

Sponsored Link



オススメ商品


最期に、オススメのアンチョビとオイルサーディンの市販品を紹介して終わります!

作るのは面倒ですが、缶詰や瓶詰で常備しておくと何かと便利ですからね!
是非、試しに買ってみてください。


楽天などには出品していないのですが、アンチョビのオススメで瀬戸内海産あんちょびもあります。

アンチョビは海外製品が多いですが、どうしても風味が強かったり、塩味が強かったりで日本人の舌に馴染みにくいことがあります。

食べなれていない場合は、国産のアンチョビから始めてみると、食べやすいと感じるかもしれません。

オイルサーディンも、国産のものがいくつかありますが、オススメは天の橋立オイルサーディンです!


国産のもので、もう一つオススメは、おいしい缶詰 日本近海育ちのオイルサーディンです。


国内で作っているものが、やはり我々日本人の舌には合うかなぁ~、と思っています。

なので、国内生産の物を紹介してみました!
是非、お試しください~♪

Sponsored Link



まとめ


今回はアンチョビとオイルサーディンの違いと、作り方、レシピを紹介しました。

    アンチョビとオイルサーディンの違い

  • アンチョビ:イワシのを熟成させたあと、油漬けにしたもの。かなりしょっぱく、発酵食品ならではのクセがある。

  • オイルサーディン:調理したイワシの油漬け。アンチョビより塩味は弱く、風味にクセもない。

アンチョビは手作りしようとすると、塩漬けにして2カ月待たないといけないので、結構勇気がいりますよね。

↓こんな見た目になってきますから…(笑)
3

オイルサーディンは油で調理するだけなので、かなりハードル低め!
自分好みの塩加減や風味付けを楽しめるので、是非チャレンジしてみてくださいね!

今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ

Sponsored Link



この記事が参考になった!」場合はこちらのボタンでポチッと応援お願いします!

  • LINEで送る

おすすめ記事



コメントを残す

CAPTCHA





サブコンテンツ

このページの先頭へ