神父と牧師の違い!結婚式場にいるのはどっち?
記事公開日:2014年11月18日
最終更新日:2015年12月30日
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結婚式と言えば、最近はもっぱらキリスト教式。
大きなホテルにあるチャペルで、
午前中に挙式をやって、午後に披露宴という流れが多いですよね。
この間、友人が結婚して、午前中の挙式から、
結婚式に参加してきました。
独特の雰囲気ですよねー。結婚式。
パイプオルガンが鳴り始めて。
新郎(お婿さん)が入場して。
新婦(お嫁さん)がお父さんに連れられて入場して。
そして、お嫁さんがお婿さんに引き渡されます。
キリッツ!
やがて、おもむろに讃美歌とかが歌われます。
新郎(お婿さん)が入場して。
新婦(お嫁さん)がお父さんに連れられて入場して。
そして、お嫁さんがお婿さんに引き渡されます。
キリッツ!
やがて、おもむろに讃美歌とかが歌われます。
なんかもー。
あー、ついにこの日がきたんだなー、と、
周りの雰囲気も手伝って感慨深くなりますよね~。
で!
今回の主役はお嫁さんとお婿さんじゃなくてですね(^^;
その時に、2人に永遠の愛の誓いの仲介人をする人です。
さて、この人って
- 神父
- 牧師
どっちでしたっけ??
みなさん、おわかりになります??
別に知らなくても生きていけるが、だがしかし。
気になりだしたら止まりません(笑)
今回は、神父と牧師、一体何が違うのかをまとめました。
それではどうぞ~。
神父と牧師の違い
神父と牧師の違いについて。
どちらも神に使える聖職者ではあるのですが、
まず、一言で違いを言ってしまうと、
神父:カトリック
牧師:プロテスタント
牧師:プロテスタント
という違いがあります(^-^)h
名前くらいは聞いたことあるかと思います。
一口でキリスト教といっても、
実にさまざまな宗派に分かれているんですよ。
日本で一番信者が多いのはカトリック教ですが、
教派としては一つで、一地域に一つの教会があるのみです。
対して、プロテスタントは、さまざまな教派があり、
聖公会、日本キリスト教団、ルーテル教会、などなど。
挙げればきりがない程の数があります。
プロテスタントの場合、教え導く内容も様々なので、
宗派の数と、その支所の数だけ、教会が立ちます。
なので、教会のたてもの数としては、
カトリックよりはるかに多くの数があります。
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カトリックの神父(司祭)
それで次に、具体的に神父と牧師の間で、
何が違うのかというお話になります。
まずカトリックの神父は、誰彼かまわず
なりたいと思ってなれるものではありません。
カトリックの神父になるためには、
聖書の使徒行伝にある、キリストの12弟子から伝わる、
神に認められた使徒
になる必要があります。
また、使徒継承には位階制度があって、
司教 → 司祭 → 助祭
と、それぞれのグレードがあります。
カトリック正教会の神父は、聖職になる前であれば、
結婚もできるのですが、
結婚する前に神父になった場合は、
その後、結婚はできず、一生独身を貫きます。
プロテスタントの牧師(先生)
対して、プロテスタントの牧師の場合は、
カトリックほど、組織的ではありません。
もちろん大きな教会もあるのですが、
基本的に牧師は、
といった位置づけとなります。
もともとプロテスタントは、
カトリックから分裂して出来た教派なんですよ。
西暦1500年頃に、聖職者の堕落をみて
「政治と宗教がくっついて腐敗しておる!見てられん!」
として、聖書に書かれている福音(キリストの教え)
に立ち返ろうとして出来た分派なんですね。
なので、プロテスタントの宗派はそれぞれ独自の教理を持ち、
250以上バラバラに分かれているんです。
すると、各宗派によって、牧師の立ち位置も変わってきます。
かなり厳しい教会もありますし、
中にはちょっと怪しい宗派もあったりします。
いずれにせよ、その教派をまとめている、
牧師の考え方しだいで、運営方針が決まってくるのです。
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結婚式にいるのは神父?それとも牧師?
そしてやっと、最初の疑問に戻ります(^^;
結婚式にいるのが、神父なのか、牧師なのか。
回答から言ってしまうと、
ほぼ、牧師である
と言えるでしょう。
なぜならば、カトリック教徒には、厳しい戒律があり、
普段から教えを守っていないといけないワケです。
結婚するから神父来てください。
とは、気軽に言えないんですね(^^;
「あなたは私が語る神の言葉をしっかり守ってきたのか!」
なんて言われかねません。
・
・
・
じゃあプロテスタントなら、気軽にやってくれるのね。
というと、そういう訳でもないんです(^^;
前述したように、プロテスタントには、
さまざまな教派があるので、結婚に対する教理も
かなりたくさんの考え方が発生しているのです。
ただ、たくさんの教派が有るゆえに、
「神の名のもとに、私が結婚の誓いに立ち会いましょう」
と、特に条件無く受けてくれるところも有るんですよ。
さらに言ってしまうと、結構な数の神父が、
週末のアルバイトの人が、司式を行っていることも多いんです(^^;
私が大学生のころに知り合った、新宿に済んでいた、
日本語が話せない、ニュージーランド出身の英語教師の人がいたんですよ。
(´-`).。oO(彼の英語は聞き取りずらかった・・・)
彼はよく、土日に結婚式場で牧師のアルバイトをしていました(^^;
一応、クリスチャンではあったんですけどね。
見た感じ、そんなに信仰に熱いわけではなさそうでした。
パーティとかが大好きで、家に剣道着が飾ってありました。
毎週、ミサに通っていて、顔見知りの牧師がいれば別ですが、
普通の日本人は普段、教会に行かない人も多いですよね。
実際のところは、結婚式の時に空いてる神父を手配する、
人材派遣ビジネスなどがあるんだと思います。
まぁ、大事なのは、結婚する二人の気持ちだと思いますしね。
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まとめ
今回は、結婚式にいるのが神父と牧師のどちらなのか。
というところから、キリスト教のカトリックと、
プロテスタントの違いまでお話が膨らんでしまいました(^^;
結論としては、
という結果でした!
いちおう、今回の神父と牧師の違いを表にまとめておきます。
よろしければご参考くださいませー!
神父 | 牧師 | |
教派 | カトリック | プロテスタント |
身分 | 上下関係がある | 上下関係がない |
結婚 | 結婚しない | 結婚してもいい |
今回は、以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
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