おからと卯の花の違い!名前の由来は?長く保存できる方法も紹介!
記事公開日:2015年10月12日
最終更新日:2020年1月20日
Sponsored Link
お豆腐屋さんで、たまに袋に入った「おから」を見かけることがありますよね。
近頃ではおからドーナツやおからクッキーなんかも人気です。
ですが、お惣菜売り場に並んでいる際には、
卯の花
と表記されていることが多くないでしょうか?
あれ?おからと卯の花って違うものなの?
ホロホロとしたそぼろのような口当たりに、ほのかな甘さが広がる。
という味わいはどちらも似ているような気がするのですが・・・。
そこで!
今回はおからと卯の花の違いについてまとめました。
名前の由来や保存方法など併せて紹介していきますのでチェックしてみましょう~。
それではどうぞっ
おからと卯の花の違いとは?
ではさっそくおからと卯の花の違いについて。
まず、製造方法を見てみましょう。
おからというのは、豆腐を作る際にタンパク質を豊富に含む豆乳を搾る。
という作業工程の後に残る副産物です。
つまり豆腐を作った後の余りものですね(^^ゞ
そして卯の花も同じ工程で作られます。
その余りものを有効利用しようということで、火を通して食べたのがおからの始まりと言われています。
よく材料の状態を「おから」
火を通して調理した料理名を「卯の花」
だと思っている場合もあるようですが、材料の状態でも卯の花と表記してある場合もあります。
なので、実質おからと卯の花は同じものだと考えていいでしょう。
Sponsored Link
おからの名前の由来
「じゃあ何で同じものなのに名前が違うの?」
と疑問が浮かびますよね?
それは「おから」という名前の由来に関係しています。
そもそも「おから」という名前は搾りカスという意味です。
実際に豆腐を作った後の搾りカスなので間違ってはいないのですが、
空っぽ
などの言葉を連想させるとして嫌われ、様々な別名が作られました。
などと呼ぶこともあったそうですよ。
「卯の花」もその一つなのですね~。
確かに「おから~」よりも、「卯の花~」の方が響きがキレイですよね(^^
Sponsored Link
卯の花の名前の由来
卯の花って綺麗な名前♪
と思いませんか?
それもそのはずで、卯の花とは元々、美しい白い花を咲かせる植物の名前だったのです。
白くて細かいおからの粒を、
「まるでウノハナの花畑のようだ」
と感じて命名したのが名前の由来になっているそうです。
そう考えると昔の人の感性ってとってもオシャレですよね~。
ただ、ものは同じなのですが、日本食の料理店などでは「おから」というよりも「卯の花」といったほうが印象が良いので、
という使い分けをする場合もあります(^^
長く保存する方法とは?
さて、ついでに、おからや卯の花の保存方法についても触れておきましょう。
実はおからというのはとっても足の早い食べ物です。
冷蔵保存だと持っても2、3日が限度でしょう。
でも、「作りすぎて一気に食べられない~」なんてこともありますよね(^^;
そんな時におすすめなのが冷凍保存。
冷凍保存方法について
まず買ってきたおからをその日のうちに食べる分を除いて、残りを新鮮なうちにすぐ冷凍するのがおすすめです。
日を置いてしまうとすぐに味が悪くなってしまうのです~。
生のおからなら小分けにして密封ビニールに入れ冷凍庫で保存しましょう。
ただし、いくら冷凍保存しても味が変わってしまう場合があります。
なので、私の場合は一回炒めてから冷凍保存する方法をとっています。
一旦乾煎りすると風味が落ちにくくなるので、さっと乾煎りし、冷ましてから小分けにして保存すると味が落ちにくくていいですよ(´▽`v)
保存期間は約1ヶ月。
ちなみに解凍の際は急激な温度変化は厳禁!
食べるときはじっくり自然解凍するようにしましょう~。
Sponsored Link
まとめ
おからは卯の花以外にもたくさんの別名があるんですね~。
また、安い時に大量に買い冷凍保存しておけば、使いたいときにすぐ使えて便利!
炒め物はもちろん、クッキーやケーキなどの「おからスイーツ」も流行っているのでいろいろな料理・お菓子作りにチャレンジするのもいいですね♪
今回は以上です。
参考になりましたら幸いです(*゚ー゚*)ノ
Sponsored Link
この記事が参考になった!」場合はこちらのボタンでポチッと応援お願いします!
最近のコメント