あおさと青のりの違い!保存方法や栄養の違いについても
記事公開日:2016年1月15日
最終更新日:2019年11月12日
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よくお寿司屋さんの汁物メニューであおさのお味噌汁などが用意されていますよね。
でも似ている食材に「青のり」があります。
この、
いったい何が違うんでしょうか。
深緑色の見た目はよく似ていますし、どちらも磯の香りがしますよね。
海産物としての種類が違うのでしょうか。
栄養も違ってくるのでしょうか。
今回は「あおさ」と「青のり」の違いについて紹介します。
あおさと青のりの違いについて
あおさと青のりはどちらも海藻類。
海藻を天日や熱風で乾かした後に粉末状に加工して作られます。
どちらも海藻類ではありますが、その先の分類に違いがあり、
アオサ目アオサ科アオサ属の海藻を「あおさ」と読んでいて、
アオサ目アオサ科アオノリ属に分類される海藻を「青のり」と呼んでいます。
一般的に「あおさ」よりも「青のり」の方が高額で取引され、香りも良く高級品と呼ばれています。
よく料亭などで出てくるのはこの青のりとなります。
(^-^)h
ちなみに、アオサ目ヒトエグサ科ヒトエグサ属の海藻も「青のり」と呼ばれていますが、こちらは主に佃煮の材料として使われています。
よくたこ焼きやお好み焼きに青のりを振りますよね。
市販のパッケージにも青のりと書いていると思うのですが、実は粉物に使うような青のりはほとんどあおさから作られているんです。
あおさには熱に強いという特徴があるので、粉物にかける際には青のりよりも使い勝手がいいんですね。
今度、スーパーに行った時などに、パッケージの裏の材料表示をチェックしてみてください。
パッケージに「青のり」と書いてあっても裏の表示には「アオサ」や「ヒトエグサ」と書いてある場合が多いんですよ。
(^-^)h
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保存方法の違い
次に保存方法に違いがあるのかをみてみましょう。
あおさも青のりも乾物なので水気のある場所は厳禁です。
また、紫外線にも弱いので日光が当たるような場所に置くと深い色味が落ちてしまう危険もあります。
夏場などはあおさも青のりも冷蔵庫などで保存することをおすすめします。
基本的な保存方法はどちらも同じですが、高級な青のりというのは香りや色味がとても繊細。
保存方法が間違ってしまうと著しく損なわれる可能性があります。
なので、青のりはあおさに比べて出来るだけデリケートな保存を心掛けるようにしたいですね。
紫外線を通さない色つき瓶やフタつきの密封容器などで保存するか、使いかけの青のりは冷凍保存するのもおすすめですよ。
(^^ゞ
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栄養の違い
外見はよく似ているあおさと青のりですが、その栄養には少し違いがあります。
あおさには「ナトリウム」「カリウム」「マグネシウム」など海藻にふくまれるミネラル成分がたっぷり含まれています。
一方、青のりには「カロテン」「ナイアシン」「葉酸」「ビタミン類」がたくさん含まれています。特にビタミンB1、B2、B6の含有量は多く、青のりの栄養素の特徴といえるでしょう。
あおさ | 青のり |
ナトリウム カリウム マグネシウム |
カロテン ナイアシン 葉酸 ビタミン類 |
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まとめ
今回は「あおさ」と「青のり」の違いについて紹介しました。
見た目が似ている2つですが、海藻類の分類としては違いがあるんですね~。
また、青のりと表記してある商品でも使われている原料はあおさだという場合もあるので、今度パッケージを手にとったときは裏っかわをチェックしてみて下さいね。
今回は以上です。
参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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