馬とロバの違い!交配するとどうなる?掛け合わせた他の動物もまとめて紹介!
記事公開日:2016年5月12日
最終更新日:2016年8月3日
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馬とロバって似ていますよね。
乗馬クラブや動物園などで見る機会も多いですが、
どう違うのでしょうか。
馬の方がロバよりも大きいイメージがありますが、
交配させた場合にどうなるのでしょう?
そもそも、種が違って子孫を残すことができるのでしょうか。
と、いうことで!
今回は、動物の遺伝子の組み合わせについてまとめました。
さっそくみていきましょう!
馬とロバの違い
馬もロバもウマ科の動物の仲間。
双方とも古代から家畜として利用されてきました。
ポニー、シマウマなどもウマ科に属するウマの仲間です。
馬に比べてロバは身体が小さく、小柄で、足やひずめも小さいですよね。
ロバは身体は小柄ですが、耳が長く、
ウサギのようなので兎馬(ウサギウマ)と呼んでいる地域もあります。
馬がふさふさしたしっぽをしているのに比べ、
ロバのしっぽはひも状に細長く、毛先が少し広がっています。
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交配させるとどうなる?
さて、ではウマとロバを交配させるとどうなるのでしょうか。
通常、別種族の動物同士は交配しても子孫を残すことはできませんが、
馬とロバは遺伝子が近いので交配させることができます。
小型の馬であるポニーとロバを交配させると「ラバ」と「ケッティ」生まれます。
- 馬とロバを交配させると生まれる動物
- ラバ
- ケッティ
オスのロバとメスの馬の交雑種がラバであり、
オスの馬とメスのロバの交雑種がケッティ。
しかし、どちらも繁殖機能は持っていません。
ただ、飼育が容易であり、丈夫なので昔から家畜としてメキシコやスペイン、中国で利用されてきました。
ラバは比較的大柄で、耳はさほど長くなく、頑丈で病気や害虫に強いという特徴があります。
ケッティは比較的小柄で、外見は馬に似ています。
長いたてがみがふさふさのしっぽが特徴です。
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掛け合わせた動物の事例
ラバやケッティの他にも掛け合わせの動物はたくさんいます。
いくつか紹介していきましょう。
ゼブロイド
シマウマと他のウマ科の動物との交雑種。
シマウマ特有のしま模様が身体に現れることもありますが、胴や脚、首など、出現する模様は一定ではありません。
また、オスがロバ、メスがシマウマの場合は「ゾンキー」と呼ばれる交雑種が生まれます。
ロバの体格ですが、足や背中にしま模様が見られます。
ライガー
オスがライオンでメスがトラの交雑種。
顔かたちはライオンによく似ていて、たてがみがあり、ライオン並みの大柄な体格をしています。
個体によっては淡いしま模様が身体に現れることもあるようです。
オスがトラでメスがライオンの交雑種は「タイゴン」といいます。
こちらはライガーとは逆にトラの特徴が顕著に出ています。
レオポン
ヒョウとライオンの交雑種で、オスのヒョウと、メスのライオンから生まれます。
頭はライオンに、身体はヒョウに似ていて、身体にはヒョウの特徴であるヒョウ柄模様が現れます。
一代雑種なので繁殖能力はありません。
ウルフドッグ
ハスキー、シェパードなどの犬種と家畜化されたオオカミとの交雑種。
大型犬の一種としてアメリカの保護施設などで飼育されています。
非常に大柄で二足立ちすると2mを越えるほどの巨体もいます。
オオカミということで狂暴に見られがちですが、頭が良く温厚な性質を持っています。
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まとめ
今回は馬とロバの違いについて紹介しました。
ロバは馬よりも小柄で耳が長いという特徴があります。
遺伝子が似ているので掛け合わせることも可能で、ラバやケッティという交雑種が生まれます。
他にも交雑種というのは数多く存在します。
遺伝子が近しいと子孫を残すことができますが、やはり似ているだけで違う遺伝子ではあるため、その多くは繁殖能力がなくなるという特徴があります。
他にもいろいろな種類の交配種があるので、調べてみるのも面白いですね。
掛け合わせた動物の名称一覧
ラバ | オスのロバとメスの馬の交雑種 |
ケッティ | オスの馬とメスのロバの交雑種 |
ゼブロイド | シマウマと他のウマ科動物との交雑種 |
ゾンキー | オスのロバとメスがシマウマの交配種 |
ライガー | オスがライオンでメスがトラの交雑種 |
タイゴン | オスがトラでメスがライオンの交雑種 |
レオポン | オスがヒョウでメスがライオンの交配種 |
ウルフドッグ | ハスキーやシェパードなどの犬種とオオカミとの交雑種 |
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