「吹く」と「噴く」の違い!おもわず「ふきだす」はどっちの「ふく」?

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吹く」と「噴く」。

どちらも読み方は「ふく」ですよね。
意味もなんだか似ています。

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例えばです。

それ、面白いねー!
おもわずふきだしたよ!(笑)

ここでいう、「ふきだす」を漢字に直した場合、

  • 吹き出す
  • 噴き出す

  • いったい、どちらの表現を使うのが正解なのでしょうか。

    ・・・・・

    なんだか、どちらでも問題なさそうに思えてきませんか?

    そこで今回は、この2つの似ている漢字
  • 吹く
  • 噴く
  • の違いについて徹底検証していきましょう!
    それぞれの意味からチェックです。

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    「吹く」の意味


    まずは「吹く」の意味からみていきましょう。

      「吹く」の意味

    • 風が起こる。また、動いて通っていく
    • それまで見えなかったものが表面に表れ出る。生じる
    • 風が通ってきてものに当たる
    • 口をすぼめて息を強く出す。息をはく。また、そのようにして吸い込んだタバコの煙を出す
    • 息を強く出して物に当てる
    • 管状のものに息を貫き通す
    • 楽器を吹くことによって音楽を作り出す。演奏する。奏する
    • ありもしないことを言う。また、事実を大げさに言う。大言壮語する
    • 水を霧状にして吹きかける
    • 呼気といっしょに鯨が海水を勢いよく体外に出す

    かなりいろいろな意味がありますね~。

    ありもしないことも言う」という意味はおもしろいですね。

    確かに、嘘をついてることを表現するのに

    うそぶいてる

    なんて言ったりしますが、
    この言葉は「吹く」から来てるんですね~。

    これは「噴く」には無い意味です。
    (^^ゞ

    吹くのちょっと古い意味も見てみましょう。

      古い意味

    • 鉱石をとかして金属をとり出す。精錬する
    • 金属を溶かして器具を作る。鋳造する

    なるほど。
    昔は金属を加工したりする時に使われる言葉だったわけですね。

    「吹く」という言葉にはこんなにもたくさんの意味があります。

    こういった語源や言葉の意味をみてみると、
  • ハッキリとした形のないものが目に見えるものに変化する
  • そこに空気の流れがあるという存在を表現する
  • そんな場合に「吹く」が使われている印象がありますね。^^

    それでは、もう一つの「噴く」の方がどうでしょうか。

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    「噴く」の意味


    ここでは「噴く」のほうの意味をみてみましょう。

      「噴く」の意味

    • 内部にある気体、液体、火などが勢いよく外へ出る場合に使う
    • 沸騰して中の湯などがあふれ出る
    • 水・温泉・石油・血・ガスなどが中から勢いよく円柱状になって外へ出る。また、そのようにする。

    こうしてみると、「吹く」と比べて、
    「噴く」の方がそのそもの意味の数が少ないですね。

    ただ、その中でも意味を見てみると、
  • 勢いよく
  • あふれ出る
  • など、なんだか威勢がいい印象を受けますね。

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    ここまで意味をみてみると、違いが見えてきましたね~。

    「吹く」と「噴く」の違い


    この二つの意味を調べて「吹く」と「噴く」の違いをみてみると、

    吹く」の場合は、
  • ヒュー
  • モクモク
  • シャー
  • といった言葉で表現できますが、

    噴く」の場合だと
  • ブワーッ!
  • ドバーッ!
  • ビシャー!
  • など、吹くよりちょっと激しい印象がありますね。

    吹く」は、

    風や息など形のないものが、音や煙に変化したりと少しゆったりとした感じ


    一方、「噴く」の方は、

    炎や水など量も多く、しかも勢いがあって、急な感じ


    という違いがあります。

    また、
    「吹く」の方は汎用性があり、いろいろな場面で使えますが、
    「噴く」の方は、勢いがないと使えないので、用途が限定される。
    という違いがあることがわかりますね。
    (^-^)h

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    例文と使い方


    ここでは、よりわかりやすく違いのニュアンスを知るために、
    いくつか例文をみてみましょう。
    「吹く」の例文

  • そよ風が吹く
  • 柳の芽が吹く
  • たばこの煙を吹く
  • フルートを吹く
  • ほらを吹く
  • 「ほらを吹く」はちょっと例外となりますが、
    ほかの「吹く」は緩やかで穏やかな印象を受けますよね。^^

    「噴く」の例文

  • 傷口から血が噴き出る
  • お湯が煮立って鍋が噴く
  • 火山が火を噴く
  • おおおお….。

    「噴く」の方は全部、激しい感じですね!

    「吹く」の場合は空気など見えないものもありましたが、
    「噴く」の場合は

      「血」や「火」や「お湯」

    などなど。

    目に見えるものであるというところもポイントの一つですね。

    例えば、

    「鯨が潮を噴く」は「鯨が潮を吹く」とも書きますが、
    この場合はやはり「勢い」によって使い分けられていますよね。

    思わず「ふきだす」はどっちの「ふく」?


    では、面白くて思わず笑ってしまって「ふきだす」という言い回しの場合は、
  • 吹き出す
  • 噴き出す
  • のどちらを使えばよいのでしょうか。

    辞典で調べてみると

    吹く
    噴く

    どちらも使えると書いてあります。

    今回2つの意味を調べたニュアンスからすると、
    状況に応じて変えれば良いということになります。

    一般的には、

    「思わず吹き出してしまった」

    と書きますが、「ふきだしかた」にもよりますよね。

    例えば・・・
  • 思わず「ププッ」と吹き出した
  • 思わず「ブハーッ!」と噴き出してしまった
  • この使い分けであれば、どちらでも違和感はないですよね。^^

    上はフッと息を漏らす感じ、失笑。
    下は、大爆笑して勢いよく笑った

    ということが伝わります。

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    ただ、「噴き出す」の場合は、物理的に口から何かが出てそうですけどね。

    おつゆとか・・・
    牛乳とか・・・

    まとめ


    今回は「吹く」と「噴く」の違いについて紹介しました。

    「吹く」は
  • 内側から外側に何かがわかる状態で移動するのを表現することば

  • 空気や目に見えないものなども含む
  • といった、広い言葉で使われます。

    例外として、嘘をつく時などに「ホラを吹く」といった使い方もします。

    対して「噴く」の方は、
  • 「吹く」よりも目に見える形で勢いがいい時に使う

  • そのため「吹く」よりも使うシーンが限定される
  • という違いがありました。

    いっけん、同じような意味のように思えても、
    こうして調べてみると明確な違いがありますね。^^

    一般的なのは「吹く」の方なのでこちらを使っておけばOK。

    「吹きかた」が激しい場合、もしくは物理的な場合は、
    「噴く」の方を使えばOKです。

    言葉の使い方に新たな風が吹く・・・

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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