徴収と回収の違い!徴求や徴集の場合の意味の違いも!

記事公開日:2019年11月27日

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飲み会の会費、回収しまーす!
今日の会費を徴収しまーす!

とかって、言いますよね。

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どっちも使いますし、どっちも意味が通りそうですが、

  • 回収
  • 徴収

  • この二つの違いって、あるんでしょうか?

    どっちも集める感じですが、雰囲気とかニュアンスとか、何かしら違いがありそうですよね。

    集めると言えば、「徴求」と「徴集」というのもあります。
    普段使いの印象はあまりありませんが、ここら辺の違いも、気になってきますよね。

    せっかくなので、今回は

  • 回収
  • 徴収
  • 徴求
  • 徴集


  • と、この4つの言葉の意味違いについて紹介していきましょう。

    それでは、まずは意味からですよ!
    行ってみましょう~!


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    それぞれの意味


    早速、それぞれの意味からチェックしていきましょう。

    意味から違いは見えてくるでしょうか?
    まずは、「回収」の意味からです。

    「回収」の意味


    日常的にも良く使う「回収」。
    「資源回収」とか言いますしね。

    日常過ぎて、意味なんか考えませんが、ここは敢えて意味を確認しておきましょう。

      「回収」の意味

      一度ばらまかれたものや、手もとを離れたものを、とりもどすこと。
      一度使われたものを再利用のために集めること。

    おっと、これは・・・
    「集める」的な意味合いかと思っていましたが、ちょっとだけ違うっポイですねぇ。

    ではでは、次は「徴収」の意味を見ていきましょう。

    「徴収」の意味


    さて、「徴収」には、どんな意味があるのでしょうか?

      「徴収」の意味

      法規・規約に基づいて、国家・団体などが、税金・手数料・会費などを取り立てること。

    わぁ、税金の取り立てだ・・・!
    なんて嫌な雰囲気なんでしょう。(笑)

    おっと、でもこの時点で「回収」とは意味が違うことが分かってきましたね。
    この勢いで「徴求」もみていきましょう。

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    「徴求」の意味


    「徴収」と字が似ている「徴求」ですが、どんな意味があるのでしょう。
    あまり使わない言葉だけに、どんな意味なのか気になりますよね。

      「徴求」の意味

      要求すること。 徴収すること。 税金などをとりたてること。

    あら!またしても税金の取り立て・・・
    「徴収すること」って言っちゃってますね。

    違いについては、後程カンタンに触れていきますね。
    その前に、「徴集」の意味も確認しておきましょう。

    「徴集」の意味


    今回は紹介する言葉が多いですが、これで最後です。
    徴集」の意味ですね。

    チェックしていきましょう!

      「徴集」の意味

      国家などが強制的に(人や物を)集めること。

    これまた、あまりいい雰囲気を感じませんね。

    とりあえず、お金を集めることでは無いんですね。
    では、次は違いについてチェックしていきましょう。

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    「徴収」と「回収」の違い


    それぞれ意味を確認したところで、違いについて見ていきましょう。

    「徴収」と「回収」の違いですが、これは意味を見ただけれも結構分かりやすかったですよね。

    「回収」は「資源回収」で考えると分かりやすいですよね。

    02

    「再利用するためにゴミ(使ったもの)を集める」のが「資源回収」ですよね。
    「回収」の意味にそのまま当てはまります。

    お金にもほかの物にも使えるのが「回収」なんです。

    一方で、「徴収」は主にお金を取り立てるコトを指していましたよね。

    じゃぁ、

    飲み会の会費、回収しまーす!

    は間違った使い方なのか?
    と言うと、回収する人がお金を立て替えていた場合は「回収」で合っています。

    立て替えた人から見たら、一度「自分の手から離れたお金」を「取り戻して」いますもんね。

    じゃぁ、立て替えてなかったら「徴収」なのか?

    と言うと、そうでもなくて、「徴収」は取り立てる人は「国家や団体」です。
    つまり、「個人」がお金を集める時は使わないんです。

    なので、日常生活で使うのなら「回収」というコトになります。
    「徴収」は役所とかが使う言葉ということになってきますね。

    感覚ですが、日常で使うなら「徴収」より「回収」の方が耳にやんわり入ってくる気がしますしね。

    「徴求」と「徴集」の場合は?


    さて、それでは「徴求」と「徴集」の場合はどうでしょうか?

    ザックリ言えば、「徴求」はお金、「徴集」は人や物を取り立てたり、集めたり・・・
    という感じですよね。

    具体的には、「徴求」は金融機関で使われる言葉です。
    だから滅多に聞かないんですね。

    「徴集」の方は、「国家が強制的に人や物を集める」ことを指します。
    徴兵なんかがいい例ですよね。

    どちらにせよ、日常生活で使うことはあまり無い言葉ですよね。

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    まとめ


    今回は、「徴収」と「回収」の違いや意味、「徴収」と似ている「徴求」・「徴集」について紹介しました。

    「回収」

    一度手元を離れた物やお金、ばら撒かれた物を取り戻したり、一度使ったものを再利用するために集めることを指す。
    「資源回収」や「会費の回収」といった使い方があり、最も日常的に使用できる言葉。

    「徴収」

    国家や団体が法や規律の基づいてお金を取り立てるコトを指す。
    「税金の徴収」といった使い方をして、役所等で良く使われる言葉。

    03

    「徴求」

    「徴収」と同じ意味として使われていますが、「お金」を取り立てる時に使う言葉。
    金融機関で多く見かける言葉で、日常ではあまり使用しない。

    「徴集」

    国家が人や物を強制的に集める時に使う言葉。

    今回は、どれも「取り立てる、集める」という意味合いを含む言葉でしたが、対象がだったり、モノだったり。
    使うのは国家や団体、役所や金融機関といった違いがありましたね。

    こうして整理してみると意味や字は似ていますが、使いどころで悩むことはなさそうですよね。

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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