鳴くと泣くの違い!啼くや哭くの場合は?



漫画や小説を読んでいると「鳴く」という漢字が出てくることがあります。

これって通常に使う「泣く」とはどう違うのでしょうか。

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どちらも「なく」と読みますが、
使い分けなどあるのでしょうか。

また、さらにちょっとレアな「なく」だと、
啼く」や「哭く」もありますよね。

同じ「なく」の表現に当てはまる漢字って意外と多いですよね。
(^^;

それぞれの「なく」漢字にはどういった意味の違いがあるのでしょうか。

と、いうことで!

今回は「鳴く」「泣く」「啼く」「哭く」の違いについてまとめました。

それではさっそくみていきましょう!
まずは、ノーマルバージョンの「なく」の違いからです。
(^^ゞ


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鳴くと泣くの違い


「鳴く」と「泣く」にはどういった違いがあるのでしょうか。
まず、それぞれの意味から調べていきましょう。

鳴くという言葉を辞書で調べると、
以下のように説明されています。

鳴くの意味

    鳥・獣・虫などが声を出すこと。
    動物が声を上げること。

例文)

遠くで鳥が鳴く。
鈴虫の鳴く声。

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一方の、泣くという言葉も辞書で調べてみましょう。

    泣くの意味

    人が悲しみ、苦しみ、喜びなどのために声を出し涙を流すこと。その行為。
    心を傷め悲しむこと。

おおざっぱに分けると、

    鳴くと泣くの違い

    鳴く → 虫、動物など人間でないものに対して使う。
    泣く → 人間が涙を流す行為、また悲しむという意味。

となります。

ここまでは通常の「なく」ですね。
では次にちょっとレアな「なく」についてみてみましょう。

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啼くと哭く


では次に、常用としてはなかなか使わない、

「啼く」と「哭く」。

このの違いについてみていきましょう。

啼く

啼くを辞書で調べてみると以下のように説明されています。

    啼くの意味

    鳥・獣・虫などが声を出すこと。
    泣くと同意。

おおっと。

鳥・獣・虫などが声を出すことなのに、
「泣く」と同意と書いてありますね。

これはどういうことなのかというと、
「啼く」は小説などの文章に出てくることが多くなります。

つまり、状況としては人が泣いている「泣く」の状態なのですが、
それを、「まるで獣に」泣く状態を情緒的に表現しているのですね。

啼くの類語には「吠える」「吼える」と出ています。

なのでニュアンスとしては、

  • けたたましい様子
  • わんわんと声を上げる様子

  • に近くなります。

    また、「啼く」は人に対しても用いますが、どちらかといえば鳥や虫などに用いることが多くなります。
    なので使い方としては「鳴く」に近いですね。

    常用漢字ではないので一般的に使われることは少なくなります。

    哭く

    ではもう一つの「哭く」はどうでしょうか。

    哭くを辞書で調べてみると以下のように説明されています。

      哭くの意味

      泣くと同意。
      特に声を出して泣き叫ぶこと、むせび泣くこと。

    こちらも、「啼く」と同様に文学や物語なので、
    泣いていることを情緒的に表す際に使われる表現です。

    啼くが、けものちっくに泣く状態を表しているのに対して、
    哭くは、より悲しみのあまりに泣いてしまっている状態を表します。

    たとえば、「鬼哭」や「慟哭」のように熟語としても用いられているように、悲しみのあまり我を忘れて泣き叫ぶような場合に使われるわけですね。

    啼く同様にこちらも常用漢字ではありません。

    啼く → 人よりも鳥や虫に使うことが多く、絶えず鳴きわめく様子。吠えるに近い。
    哭く → 人が我を忘れて泣き叫んだり、むせび泣いたりする様子。

    となります。

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    それぞれの使い方


    では「鳴く」「泣く」「啼く」「哭く」の使い方を紹介していきましょう。

    鳴く

  • 小鳥の鳴く声が聞こえる
  • 秋の夜長に虫たちが鳴く

  • 泣く

  • 受験に失敗して泣く
  • 赤ん坊が泣く
  • 泣く泣く買収を受け入れる

  • 啼く

  • 犬たちが威嚇して一斉に啼く
  • 異常事態なのか鳥が次々に啼く

  • 哭く

  • 人目も気にせずわんわんと哭く
  • 友人の死を悼んで声を上げて哭く

  • 一部ですが、例文を紹介してみました。使い分けはちょっと難しいですが、

    人に対して使うか、人以外の動物に対して使うか
    静かな様子か大声を張り上げている様子か

    などを考えてから使い分けるとしっくり当てはまる「なく」を使い分けることができます。

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    まとめ


    今回は「鳴く」「泣く」「啼く」「哭く」など、
    さまざまな「なく」の違いについて紹介しました。

    同じ「なく」という漢字なのにいろいろな使い方の違いがありました。

    通常は「泣く」を使うことが多いですが、虫や鳥や獣に対して使う場合や、大声でむせび泣く場合などは「鳴く」や「哭く」の方が使われることがあります。

    「啼く」と「哭く」は、常用漢字ではないので、
    物語など、ちょっと普通と違った表現をしたい時に使います。

    物語を書いている時などに取り入れると、
    普通より少し情緒的な文章になりそうですね。
    (^^ゞ

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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