正社員と契約社員と派遣社員の違い!仕事内容やメリット、デメリットまとめ
記事公開日:2016年12月10日
最終更新日:2020年1月20日
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同じ会社であっても働く形態ってさまざまですよね。
一番よく聞くのが正社員ですが、契約社員や派遣社員というのもあります。
これらの雇用形態にはどんな違いがあるのでしょうか。
仕事内容や安定性などはどう違うのでしょうか。
メリットは?
とデメリットは??
と、いうことで!
今回は正社員と契約社員と派遣社員の違いにまとめました。
目次
定義
では正社員、契約社員、派遣社員の定義の違いを紹介していきましょう。
正社員
正社員というのは正規雇用であり「無期雇用」として雇われます。
正社員としてその企業と契約をした場合は、就業規則に定められた定年まで、その企業、会社には雇用し続ける義務が発生します。
なので正社員として働いている場合、不祥事を起こしたり、自分の意志で辞めない限りは、会社が存続する限り定年まで働けるということですね。
契約社員
契約社員は正社員とは違い「有限雇用」として雇われます。
契約社員として企業や会社と契約する場合は、半年や一年ごとに期限を設けてその期間だけの雇用契約をまず結びます。
そして期限が切れてから、再び契約するかを決めるという形態になっています。
なるほど。
契約期間が決まっているから契約社員というんですね~。
派遣社員
派遣社員というのは正社員、契約社員とは違い、実際に働く企業、会社ではなく人材派遣会社と契約を結んでいます。
なので本人の所属は人材派遣会社の方にあり、派遣会社と企業が会社同士で契約し、
「この人物を何年間派遣する」
という契約を結び、本人が派遣されます。
なので、いつまで働けるか、どういった形態を結ぶかの権限は人材派遣会社の方にあるという違いがあります。
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給料について
では次に、お給料はどうでしょうか。
それぞれみていきましょう。
正社員
正社員として企業と契約する場合は最初に定められた給料がもらえます。
契約が変わらない限り給料の額は変わりません。
多くの会社では、年に一度、契約条件の見直しを行い、そこで昇給などの調製を行います。
半期や頻繁なところでは期(クオーター、4ヵ月)で見直しを行う会社もあります。
また、企業によっては住居手当や扶養手当が出たり、交通費が出ることもあります。
ボーナスや退職金なども出るので他の業態と比べると、一般的に安定しているといえるでしょう。
無期雇用なので働く期間が長く、長い目で見ても一番多くの給料がもらえるる形態となります。
契約社員
契約社員は正社員に比べて給料が低い場合が多く、住居手当や扶養手当、ボーナスももらえないことが多いです。
また雇用契約の期間が短いので、当然給料の総額も少なくなります。
しかし企業によっては、3年、5年などの期間を設けて契約社員から正社員に変更する場合もあります。
派遣社員
派遣社員の場合は、意外かもしれませんが給料は契約社員よりも多いことがままあります。
手当などは出ない場合が多いですが、交通費などは出る場合が多くなります。
なぜかというと派遣社員を欲しがっている企業というのは働き手が足りない場合が多いです。
なので、多めの給料を出してでも来て欲しいという理由があります。
また、派遣社員の場合はずっと働くわけではないので、期間限定ということで給料が高くなっているという理由もあります。
ただ、昇給の機会が少なかったり、ボーナスもでないことが多いので、長い目でみると正社員よりも合計の収入は少なくなる傾向があります。
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仕事内容
仕事内容はその企業や会社によってバラバラなので一概には言えません。
しかし、正社員や契約社員は実際にその企業や会社と直接契約しているので、面接時に決められた業務以外の仕事を任されることが多くなります。
対して派遣社員の場合は派遣会社との契約で、行う業務が決められています。
なので厳密には契約以外の業務はしてはいけないということになっているのです。
では正社員と契約社員の業務内容は変わらないのかというと、そんなことはありません。
責任感という面から言うと正社員の方が圧倒的に責任が重く、また業務の幅も広くなります。
ただし正社員の場合は大変な反面、長く勤務することを前提としているので、成長してくれば重要なポストを任されるなどやりがいのある仕事が多いとも言えるでしょう。
それぞれのメリット
正社員
なんといっても安定性があるというのが正社員のメリットです。
お給料も安定していますし、労働日数、休日も定められています。
収入的にも先が見通せるので、金銭的な計画が立てやすいというメリットもあります。
契約社員
契約社員は働く期間があらかじめ定められているので、少なくともその期間までは働くことができ、お給料がもらえるというメリットがあります。
引っ越しや移住などの予定があって正社員契約できないという場合は、半年契約、1年契約など、期間を限定した働き方ができるのがメリットですね。
派遣社員
派遣社員は人材派遣会社とまず契約して、自分の希望の企業を勧められます。
行きたい企業が決まったら、その交渉や契約は派遣会社が行ってくれるので、自分で直接交渉する必要がありません。
その企業や会社で働いていますが、所属は人材派遣会社なので「ちょっと合わないかも」と思ったときは次の更新で辞めやすいというメリットがあります。
デメリット
正社員
正社員は一人一人の責任が重くなるというデメリットがあります。
自分に合った企業、会社などであればいいですが、合わない場合は大きなストレスになります。
契約にない仕事を頼まれることもありますし仕事量が多いという点もあります。
また、正社員の場合は責任の重さにより、辞める場合に言い出しにくいこともあり、精神を病んでしまうというケースも最近は多くなっています。
契約社員
契約社員は給料が低いというデメリットがあります。
手当がない場合もありますし、
「正社員と同じだけ働いているのに給料が少ない」
と不満を持つ人も多いようです。
また、直接企業や会社と契約していますが、正社員とは扱いが違う場合もあるので、正社員との差に不満を感じることもあるようですね。
また、働ける期間が定められているので、次も契約できるかが確実でないというデメリットもあります。
派遣社員
派遣社員の場合はいつ仕事がなくなるか分からないというデメリットがあります。
企業は正社員を簡単にクビには出来ませんが、派遣社員の場合は人材派遣会社との契約なので本人の意に添わず仕事がなくなる場合も少なくはありません。
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まとめ
今回は、正社員と契約社員と派遣社員の違いについて紹介しました。
正社員と契約社員は直接企業や会社と契約していますが、派遣会社は人材派遣会社との契約になります。
また、正社員と契約社員は給料形態や、手当、仕事内容、に違いがあります。
それぞれメリット、デメリットはありますが、環境や希望するスタンスによって、働き方を選ぶようにすると良いですね。
正社員 | 契約社員 | 派遣社員 | |
安定性 | 高い | ちょっと低い | 低い |
給料(初期・短期) | 少ない | 少ない | 多い |
給料(長期・Total) | 多い | 少ない | 少ない |
責任 | 重い | そこそこ重い | 軽い |
ストレス | 多い | やや多い | 少ない |
昇給頻度 | 多い | 少ない | 少ない |
社会保障 | 手厚い | やや手厚い | 薄い |
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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内容参考にさせて頂きました。
ありがとうございます。
変換ミスがあるようです。
(機関→期間)
無期雇用なので働く機関が長く、長い目で見ても一番多くの給料がもらえるる形態となります。
契約社員
契約社員は正社員に比べて給料が低い場合が多く、住居手当や扶養手当、ボーナスももらえないことが多いです。
また雇用契約の機関が短いので、当然給料の総額も少なくなります。
しかし企業によっては、3年、5年などの機関を設けて契約社員から正社員に変更する場合もあります。
(負かされる→任される)
ただし正社員の場合は大変な反面、長く勤務することを前提としているので、成長してくれば重要なポストを負かされるなどやりがいのある仕事が多いとも言えるでしょう。
それぞれのメリット
>くらさん
ご指摘いただきましてありがとうございます。
対象箇所について修正させていただきました。