文明と文化の違い!それぞれの概念とは?英語だとわかりやすい!
記事公開日:2015年12月27日
最終更新日:2020年1月20日
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歴史や日本史の教科書などによく
って言葉が出てきますよね。
でも、この二つは何が違うのでしょうか。
どちらも発達とか進化のイメージがありますが、明確な使い分けがあるのでしょうか。
今回は文明と文化の違いについて紹介します。
それぞれの概念の違いや使い分けなどもチェックしていきましょう。
文明の概念
文明という言葉を辞書で引くと、
- 人知が進み世の中が開けた状態。
精神的・物質的に生活が豊かになった状態。
文采のあること。文化の行われる世。
と出てきます。
しかし現在における「文明」という言葉の概念としては、精神的な発達よりも技術・機械の発達や、社会制度の整備などに対するニュアンスの違いが強く、経済的・物質的文化の表現に用いることが多いようですね。
英語に当てはめると、人間の発達した社会状態を指す
“Civilization”
が一番近いでしょう。
文明的生活や、機械的・科学的な発達を意味する言葉ですね。
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文化の概念
文化という言葉を辞書で引くと、
- それぞれの民族・地域・社会に根付いている人間の生活様式の全体。
主に人類がつちかってきた哲学・芸術・科学・宗教などの精神的活動のこと。
と出てきます。
文化という言葉は精神的な部分に重きを置いているので、機械的な発達よりも、学問や学習、人々の交流に関する事柄に用いる場合が多いようです。
英語に当てはめるのであれば
“Culture”
が適当ですね。
(^^ゞ
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文明と文化の違いとは?
文明という言葉は特定の地域や年代に縛られず、普遍的に使用されています。
対して文化という言葉は特定の地域、年代、歴史を表す際に用いることが多いでしょう。
また、文明という言葉は、
などの発達なども含めますが、
文化という言葉はどちらかといえば精神的で、
などの発達や交流に使われることが多いです。
文化と文明を使った例文
文章によって使い分ける場合、
文明の例文としては
- 「文明の利器を活用し人類の生活はどんどん便利になっていく」
「先進的な科学や医学は文明の発達に貢献している」
などがあげられるでしょう。
一方、文化の例文としては、
- 「欧米文化が入ってきてから日本人は肉を好むようになったね」
「文化交流は色々な人の話が聞けるからためになるね」
などがあげられます。
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まとめ
今回は文明と文化の違いについて紹介しました。
技術的な事柄か → 文明
精神的な事柄か → 文化
精神的な事柄か → 文化
で使い方に違いがあるようですね。
日本語だと漢字も似ているしイマイチ理解し難いですが、
英語にしてみると、
で比較することで、ニュアンスの違いが分かりやすいかもしれませんね。
今回は以上です。
参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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