原料と材料の違い!原材料の場合はどうなる?
記事公開日:2016年1月14日
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食品のパッケージの裏をみると、その食品にどんな材料が使われているのがが分かりますよね。
こういった材料が使われていますよ、という意味合いなのは分かりますが、
そこには「原材料」と書いてあったりします。
なんだかよく分からなくなってきてしまいましたね。
(^^;
ということで!
今回は原料と材料の違いについてみてみましょう。
それを踏まえて「原材料」と書いてある場合はどのような意味になるのでしょうか。
それではさっそくいってみましょう~。
原料と材料の違い
原料と材料の違いは、
- 「原料」=原型をとどめていない。
「材料」=原型をとどめている。
というところにあります。
つまり食品、物、製品などが完成したときに原形をとどめているかどうかで名称が変わるんですね。
例えばりんごジュースなどはリンゴの原型をとどめていないのでこの場合は原料になります。
対して、家を建てる場合などに木を柱として使う場合は原形をとどめているので材料とされます。
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原材料の場合は?
原料と材料の定義は分かりましたが、しかし食品や製品によっては原形をとどめている部分ととどめていない部分の両方がありますよね?
そういった場合には、
「原材料」
という言葉を使います。
例えばドライフルーツなどは果物自体の原形はとどめていますが、砂糖、甘味料は原形をとどめていないので裏の表示はまとめて原材料となります。
またパンの原材料を分類すると、
となります。
なので、同じ食品、製品でも表示の書き方によっては異なる場合もあるんですね~。
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食品の原材料について
原料と材料、また原材料の違いは分かりましたが、実は原材料の表示については他にもいろいろな規定があります。
表示に、
「○○入りって書いてあるのに全然入ってない!」
なんて思ったことありませんか?
入っている量というのは原材料の表示順なので、一番上に書いてあれば一番重量多く含まれているということになるのです。
また、名称が分かりにくいと思う場合もあると思いますが、表示には
「もっとも一般的な名称を持って記載すること」
という規定があるんです。
他にも、
「原材料に含まれる重量の割合が5%未満のときには、原材料の記載を省略してもいい」
という規定もあります。
たとえば、カロリー5%未満の場合は
と表記していいことになっています。
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まとめ
今回は原料と材料、また原材料の表記の仕方について紹介しました。
という違いがありました。
また、原材料にも色々な規定があるのでチェックしてみると面白いかもしれませんね。
今回は以上です。
参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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