船と舟の違い!読み方もいっしょなの?いろんな「ふね」の漢字も紹介!
記事公開日:2016年3月4日
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「この川をふねで渡ろう」
と、言った場合に、
船と舟。
どっちの漢字を使ったらよいのでしょうか。
どちらも同じような意味ですが、
「船旅」とは言うけど、「舟旅」とは言わないですよね。
大きさによって「舟」と「船」を使い分けているような気もしますが、
いったいどこからどこまでが、どちらの「ふね」なのでしょうか??
今回は、そんな些細な疑問、
船と舟の違い
について紹介します。
(^^ゞ
それではさっそくみていきましょう~。
船と舟の違い
まずは、「船」からみてみましょう。
船というのは、
- 人や荷物をのせて水上を進む交通機関
- 水や酒などの液体を入れる箱形の容器
- 魚、貝などを入れて売るための小型で底の浅い容器。ひつぎ
などを意味します。
単体の漢字としては「セン」「ふな」「ふね」と読みます。
一方、舟というのも、
- 人や荷物をのせて水上を進む交通機関
であり、その他の意味も同じです。
「んん!?同じやん!」
って思いますよね。
(^^;
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この2つの違いのポイントとしては、
船 | 大型のもの。エンジンなどの動力がついているもの |
舟 | 小型で手漕ぎのもの |
という切り分けができます。
つまり、船の規模で使い分けられているワケですね~。
英語に直すとわかりやすいですよ!
舟 | boat |
船 | ship |
これだと、なんとなくイメージがわきますよね。
(^^
ちなみに舟という漢字は
「シユウ」「シュ」「ふね」「ふな」「のり」
などたくさんの読み方があります。
しかし・・・
「シユウ」って読み方は今までしたことないですけど、
どういう時に使うんでしょうね。
(^^;
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「ふね」の漢字はいくつある?
ついでに、舟編(っていうのか?)の漢字を集めてみました!
「ふね」をあらわす漢字は意外と多く、
「舟」「船」「舶」「艇」「艦」
などがあります。
「舟」は小型船、「船」は大型船をあらわしますが、「舶」は船舶の「舶」であり、改まったときに使うことが多いです。
「艇」は「舟」に「延ばす」と書くように、細長い小舟であり、小型で動力がついたボートなどをあらわしています。
「艦」は攻撃を防ぐための囲いなどのある大型船のことで、主に軍艦、潜水艦をあらわしています。
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まとめ
今回は船と舟の違いについて紹介しました。
という違いがありました!
意外と明確な違いがあったんですね~。
エンジンがついているか、手漕ぎかが、使い分けのポイントとなります。
(*゚ー゚*)
さらに、さまざまな舟の違いとして、
艇:動力付きの細長い小型船
舶:海を渡れるぐらい大型
艦:軍艦、潜水艦
舶:海を渡れるぐらい大型
艦:軍艦、潜水艦
などがありました。
舟はオールがないと漕げず、
船はオールでは漕げないのでした!
nice boat!
読み方の違いは以下の通り。
舟 | 「ふね」「ふな」「のり」「シユウ」「シュ」 |
船 | 「ふね」「ふな」「セン」 |
艇 | 「テイ」 |
舶 | 「ふね」「ハク」 |
艦 | 「ふね」「カン」 |
「艇」だけ、仲間外れですね。(^^
「じゃあ、ふねじゃないのか!?」
っていうと、やっぱり「ふね」ですけどね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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