創立と設立の違い!会社の年月日が違うのはなぜ?創業の場合はどうなる?

記事公開日:2016年3月5日

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最近はネット環境が整った影響か、
世の中の移り変わりが激しいですよね。

数年前には知りもしなかったサービスがいつの間にか
身の回りの人全員が使うようになっていたり。

また、その逆もしかりで、あれだけはやっていたサービスが、
いつの間にか廃れて行ったり、

  • サービス終了!

  • 倒産!


  • なんてことも・・・(^^;


    始めて聞いたサービスなどは、

    え!?いつからあったの?このサービス。」

    なんて、ネットで調べたくなってしまいますが、
    そんな時に見るのが会社のホームページ

    いつ会社を立ち上げたんだろう??

    なんて、見てみるとそこには

    創立と書いてあったり
    設立と書いてあったり。


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    また、

    江戸から続いてるぜ!

    なんて場合は、「創業」という言葉を使ったりもしますよね。

    創立、設立、創業

    これらの言葉は似ていますが、
    いったい何がちがうのでしょうか。

    今回は、これらの会社の成り立ちを表す言葉の違いについてまとめました。

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    創立と設立の違い


    創立というのは、

    事業を開始した日


    という意味となります。

    中でも組織機関を作って事業を開始した日のことを創立と呼びます。


    一方、設立というのは、

    法人登記した日


    という意味になります。

    つまり、株式会社になったその日のことですね。


    会社を設立して事業を開始していても、
    法人登記をしない限りは設立にはならないので、

    事業を開始した日



    法人登記した日

    に差がある会社、企業はこの2つの日付が違ってくるのです。

    ちなみに、個人事業主と法人の違いについては、別の記事にまとめてありますので、よろしければこちらも併せてご参照ください。





    たとえば、「現在個人事業主で、設立は2年前だぜ!」ということはありえないということですね。
    (^^

    また、法人登録と同時に事業を開始したという場合は、創立と設立が同じ日ということもあり得ます。

    出資者がいたり、ベンチャーキャピタルから運転資金を引っ張ってからビジネスを始めるような場合にこのケースがあったりします。

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    創業の場合は?


    さて、もう一つ似た言葉に「創業」がありますよね。

    昔から続いてるんだぜ!

    というアピールっぽいニュアンスが含まれるようなこの言葉。
    「創立」や「設立」とはどのような違いがあるのでしょうか。

    ・・・・・・

    創業というのは、

    事業を開始した時期


    という意味になります。

    あれ?創立と同じじゃない?

    と思うかもしれませんが、創業は組織機関の事業だけではなく、個人の事業や法人登記をしない小規模な仕事であっても使う言葉です。

    つまり、

    創立 組織機関を作って事業を開始した日のこと
    創業 個人、組織機関、法人登記の有無を問わず、事業を開始した時が創業

    といった違いがあるワケですね~。

    創業の方が始めた時期が明確ではない場合もあり、

    もう3代続いているんだぜ!

    なんて場合は「創業」という言葉を使ったりします。

    創業○○年

    というように、「○○年前からずっと営業してます!」ということを言いたいときにも使われたりしてますよね。
    (^^

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    「創業」の使われ方はかなり曖昧で、創業と創立と呼んだり、創立を創業としてHPにのせている企業も珍しくありません。

    創業という大きなくくりの中の一部に創立があると考えると分かりやすいかもしれませんね。

    辞書を引くとどちらも「新しく作ること」と載っています。

    企業や会社での使い分けが曖昧な場合は「事業を開始した日」というニュアンスで覚えておくといいでしょう~。

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    創業と設立の違い


    また、創業設立にも違いがあります。

    例えば、江戸時代に事業を開始したお店などの場合は、創業は江戸時代になるので創業200年や300年になります。

    しかし、事業を開始したのが江戸時代という場合、「設立」するのは不可能なんです。
    (^-^;

    というのも、「株式会社」という仕組みができたのは、明治に入ってからですからね~。

    日本で初めての会社は「第一国立銀行」という会社で、設立は1873年。
    いろいろ吸収合併を繰り返してますが、今のみずほ銀行のことです。

    それよりも前から商売を始めている場合は、「設立」という言葉はつかえないので「創業」という表現をすることがあるのです。
    (^^ゞ

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    まとめ


    今回は創立と設立の違いについて紹介しました。

    まとめますと、

    創立 事業を開始した日
    設立 法人登記した日
    創業 個人、組織機関、法人登記を問わず事業を開始した時期

    となります。

    法人で登記した日は第三者機関の記録にも残ります。
    なのでホームページなどにも明記しやすいですよね。

    法人として会社を立ち上げて、併せてホームページも作った場合は、
    登記した日をそのまま「設立」として記載されてあります。

    法人ではない学校や、組合などの場合で、始めた時期が明確な場合は、
    創立という表現を使います。

    事業はずっと行っているけど、始めた時期が明確ではない場合などは、
    創業という表現を使うことがあります。


    こうやってみてみると、それぞれにその言葉で表現している
    ちゃんとした理由があるものなのですね~。

    今回は以上です。
    ご参考になりましたら幸いです。
    (*゚ー゚*)ノ

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