セメントとコンクリートの違い!モルタルやアスファルトの場合は?
記事公開日:2016年7月8日
最終更新日:2022年11月2日
Sponsored Link
家や道路を改装した後に張り紙がありますよね。
「さわるな!キケン!」
そういわれると手形とかつけたくなってしまいますが、
(もちろん、ホントにはやりませんよ!)
アレっていったい何でできているのでしょうか。
セメント?
コンクリート?
モルタル?
アスファルト?
なんだか、どれも同じようなモノのように感じますが、
どのような違いがあるのでしょうか。
「セメントとコンクリートの違いは?」
「モルタルとアスファルトの違いは?」
「モルタルとアスファルトの違いは?」
と聞かれると、意外と答えられなかったり。(^^;
と、いうことで!
本日は、いろいろなものを固めるアレについて、
それぞれの違いをまとめました。
それではさっそくみていきましょう~。
まずはセメントから!
セメントとは
まずはセメントからです。
イメージとしては、
工事現場で使われるもの
ですよね。
それではぼんやりではなく、はっきりとした定義を見てみましょう。
- セメント
- 一般的には、水や液剤などにより水和や重合し硬化する粉体を指す
- 広義にはアスファルト、膠、樹脂、石膏、石灰等や、これらを組み合わせた接着剤全般を指す
と、このような定義がされています。
ポイントは
接着剤全般
ですね。
硬化する性質を利用して物体をくっつけてしまおうというもの。
広義の中にアスファルトという言葉も登場しました。
ということは、アスファルトとはセメントの原料の一種なのでしょうか?
ちょっと気になりますが、それは後に取っておいて、
次はコンクリートをみてみましょう。
Sponsored Link
コンクリートとは
コンクリート。
イメージは「道路」ですかね。
いったいどういったものなのでしょうか
- コンクリート
- 砂、砂利、水などをセメントで凝固させた硬化物で建築土木工事の材料として多く利用される
はい。
このようになりました。
セメントという接着剤で凝固させた硬化物
こういうことだったのですねー!
どうやら4者は名称も性質も違うようですが全くの無関係とは言えないようですね!
だからヤヤコシイのかー。
では、次はモルタルです。
Sponsored Link
モルタルとは
モルタル。
これが一番聞きなじみのない言葉ではないでしょうか。
FFに出てくる臭い息を吐くヤツ?(それはモルボル。)
この流れならば、「コンクリート」「セメント」に関係がありそうですが…。
- モルタル
- 砂(細骨材)とセメントと水とを練り混ぜて作る建築材料
- コンクリートと違い、砂利(粗骨材)が入らない
はい。
やはりどちらの言葉も登場しましたね!
ポイントは
建築材料
であること。
そして、
砂利がない点がコンクリートとは違う
この二点ですね。
セメントという接着剤で凝固させた硬化物という点はコンクリートと変わりがないようです。
ただし、砂利が入らないのがモルタルということでした。
微妙な違いではありますが、それだけでモルタルの方がかなり高価な材料になるんだとか。
これはここまでで一番ややこしいですね。
Sponsored Link
アスファルトとは
最後はアスファルト。
アスファルトと言えば道路をイメージしますよね。
というよりも道路の表面といった方が正しいでしょうか。
さて、ホントのところは?
それでは定義を見ていきましょう!
- アスファルト
- 原油に含まれる炭化水素を主成分とする黒色の固体粘性の高い液体
- 熱を加えると溶解する性質を持ち、主に道路の舗装に使用される
おお…。
ここまでとはガラッと変わりましたね。
ポイントは、
道路の材料というわけではなく、舗装に使用される
という点でしょう。
セメントで固めたコンクリートでできた道路をアスファルトで舗装するのです。
モルタルだけ仲間外れみたいでかわいそうですが建築材料ですからね。
しょうがないですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はヤヤコシイ、いろいろ固めるアイツの名称。
のそれぞれの違いについて紹介しました。
ひっくるめて紹介すると、
接着剤のセメントで固めた硬化物のコンクリートでできた道路をアスファルトで舗装する
という感じですね。(^^ゞ
モルタルだけちょっと仲間外れっぽいですが、砂利が入ってないコンクリートがモルタルですね。
うーん。
ヤヤコシイ。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
Sponsored Link
この記事が参考になった!」場合はこちらのボタンでポチッと応援お願いします!
最近のコメント