生徒と学生の違い!児童の場合は?区別する定義はあるの?
記事公開日:2016年7月9日
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学校に通っている子供たち。
彼らを言葉で表現すると、なんといえば良いのでしょうか。
生徒?
学生?
児童?
なんだか、どれでも正解となってしまいそうですよね。
でも、同じような意味・内容で、なぜこのようにさまざまな呼び方や言葉が存在しているのでしょうか。
いったい、
何が生徒で
誰が学生で
どこが児童なのでしょう。
PTAのお知らせで使う時はどの言葉を使うのがベター?
と、いうことで!
今回の記事ではこの3つの言葉の違いについてまとめました。
区別する定義とは?
それではさっそくみていきましょう!
学生と生徒の違い
まずは、学生と生徒の違いについて。
児童は何となく幼稚園や小学校低学年くらいのことかなーなんて予想がつきますがこの二つは難しいですよね。
イメージから言うと生徒の方が子供、学生の方が大人ですが果たして…?
それでは定義を調べてみましょう!
- 学生とは
高等教育を受けている者
- 生徒とは
中等教育を受けている者
おっと。
意外と具体的。
イメージは合っていましたが、さらに具体的にどこに属していればいいのかもチェックしていきましょう。
- 高等教育(学生)
- 大学・高等専門学校に在籍する者
- 短大生・大学生・大学院生・高専生など
- 中等教育(生徒)
- 中学校・高等学校に在籍するもの
- 専門学生
このような結果となりました。
ポイント、留意点は、
高等教育 ≠ 高等学校
専門学校 ≠ 高等専門学校
専門学校 ≠ 高等専門学校
この二点ですね。
まとめると、
となります。
意外にもはっきりと定義が区別されていましたね!
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児童の場合は?
さて、最後に児童についてもみてみましょう。
学生が高等教育、生徒が中等教育ときたら流れでだいたいの予想はつきますよね。|・ω・)
定義をチェック!
- 児童とは
- 初等教育を受けている者
- 小学校・特別支援学校の小学部に在籍する者
はい、今度は初等教育です。
ポイントは、
幼稚園、保育園は含まれない
ですね。
ちなみに上記の場合は、児童ではなく、
幼児
と言います。
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学校教育法について
で、これらの定義ですが、何をもって定義されているのかというと、以上の三者はすべて学校教育法という法律によって定められた呼び名となります。
この法律では○○を○○と呼ぶと決めましたよー
ということですね。(^^ゞ
そのため他の法律や条約によって定義が変わることもあります。
わかりやすい例では、
児童買春
この言葉上での児童とは満18歳未満のことを指します。
言葉それぞれの意味と法律上の定義は異なりますので、日常会話等では特に使い分けを気にする必要はないかもしれませんね。
言葉だけの意味を見た場合は、
となります。
最後に学校教育法についてもう一点!
高等専門学校と専門学校の違いについて
高等専門学校と専門学校の違いについて以下の法律によって定められています。
- 高等専門学校とは
学校教育法で「学校」と定義されている教育機関
- 専門学校とは
学校教育法で「その他の教育機関」と定義されている専修学校の内、専門課程を有している学校
なるほどー。
ついでに豆っておきましょう!
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まとめ
今回は、生徒、学生、児童の言葉の違いについて紹介しました。
意外とハッキリ区分けがされていたのですねー。
何が児童で、学生で、生徒か、もうバッチリですね!
オトナの人が、「最近の学生さんは」と言ったら、高校生のことではなく、大学生のことを指していたということですね~。
言ってる方はそこまで意識していないかもしれませんが。(^^;
中高では生徒手帳
大学では学生証
大学では学生証
なんて覚え方もありかもしれません。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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