薬局とドラッグストアの違い!薬剤師がいるのはどっち?処方箋は使えるの?
記事公開日:2016年7月11日
最終更新日:2023年4月30日
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最近、ドラッグストアがやたら増えたような気がしませんか?|・ω・)
薬局や最近、ドラッグストア、最近では個人から大手のチェーン店まで、町中にあふれていますよね。
中には医薬品だけではなく飲食料やお菓子、雑貨、文房具、生活必需品まで様々なものが販売されており我々の生活からは切りはなせない存在となってきています。
ポテチなどは日曜雑貨とかスーパーより、ドラッグストアの方が安かったりするんですよね。(^^
そんな身近な存在である薬局とドラッグストアですが、
この2つはいったい何が違うのでしょうか。
「薬局を英語で言ったらドラッグストアなんじゃないの?」
「薬剤師さんがいる方が○○でしょ?」
「処方箋が使える方が○○だよ!」
などなど、たしかに言われてみると、明確な違いってよくわかりませんよね。
強いて言えば、
「ドラッグストア(もしくは薬局)って書いてあるし。」
という程度。
完璧に「ここが違う!」とズバッと言い当てられる人は少ないのではないでしょうか。
と、いうことで!
今回は、薬局とドラッグストアの違いについてまとめました。
それではさっそくみていきましょう~。
薬局とドラッグストアの違い
それぞれの定義を調べて比較をしてみましょう。
- 薬局
- 薬剤師が常駐し、薬を調剤する調剤室が併設されている
- 薬局では、医師の処方箋に基づいて薬を調剤する医療用薬品と、一般用医薬品(市販薬)のどちらも取り扱うことができる
- ドラッグストア
- 一般用医薬品は取り扱えるが、薬剤師の常駐や調剤室がなく、医療用薬品を扱うことはできない
- 一般用医薬品のほか日用品なども扱うところというイメージが強い
- しかし薬剤師が常駐し、調剤室を併設したドラッグストアも増えてきており、薬局として医療用薬品も取り扱える店舗の場合もある
それぞれの定義は以上です。
ちょっとまとめてみましょうか。
薬局 | ドラッグストア | |
薬剤師の有無 | 常駐する | 常駐しない(ことがある) |
取り扱い商品 | 一般医薬品、医療薬品 ともに扱える |
一般医薬品しか扱えない |
生活雑貨・食糧品 | 品揃えは少ない | 品揃えが多い |
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と、いうことで、ポイントは、
薬剤師さんの有無
ですね。
薬のスペシャリストでなければ扱うことのできない物がある以上、医療品の扱いという面では薬局の方が優れています。
しかし、ドラッグストアも近年では日用品が充実していたり薬剤師さんのいるところがあったりと一長一短であるとも言えますね。
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薬剤師の駐在について
薬のスペシャリスト 薬剤師さんの常駐についてもう少し詳しく説明いたします。
薬局には薬剤師が常駐すると説明しましたがそれもそのはず…。
薬局には薬剤師を常駐させることが法律によって義務づけられているのです。
その理由としては、先の取り扱うことのできるもので挙げた医療薬品のためとなります。
これは薬剤師という資格をもったものにしか扱うことができないため、医療薬品を売っているお店、病院の薬局などでは薬剤師を常駐させないと違反になります。
なので、お医者さんにもらった処方箋でお薬をもらうには、薬剤師さんが確実にいる薬局に行く方が二度手間になる可能性を下げられます。
ドラッグストアの場合、薬剤師さんがいなくても営業できちゃいますので。(^^;
ちなみにコンビニなどにも風邪薬などのお薬が売っていることがありますが、あれらは一般医薬品なので薬剤師がいなくても問題なしなのです。
(^-^)h
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まとめ
今回は、薬局とドラッグストアの違いについて紹介しました。
ポイントは薬剤師さんの存在の有無でしたね。(^^ゞ
処方箋や医療薬品は薬剤師さんじゃないと取り扱うことができません。
そして、薬剤師さんが常駐するのは薬局であり、ドラッグストアにはいない場合もあります。
なるほど、それで大きな国道沿いにはドラッグストアが多く、大きな病院の近くには薬局が多いのですね~。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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