干支/十二支を早見表で!十干十二支や由来・言葉の違いについても
記事公開日:2016年8月24日
最終更新日:2019年11月18日
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干支の早見表はこちら >> 干支早見表
干支の早見表はこちら >> 十二支
干支(えと)って全部ちゃんと言えます?|・ω・)
みなさん小っちゃいころに歌で覚えましたよね。
「ねーうしとらうーたつみー・・・」
意外と、
「あれ?この先なんだっけ?」
なんて人も多いのではないでしょうか。
そもそもこの歌ってなにを覚えようとしている歌かご存知ですか?
「もちろん干支だよ!」
「いやいや十二支だよ!」
「え、そもそも干支と十二支って違うの?」
「いやいや十二支だよ!」
「え、そもそも干支と十二支って違うの?」
などなど、実ははっきりとわからなかったり。
自分が何年生まれかぐらいは言えても、干支や十二支の違いってよくわからなかったりしますよね。
と、いうことで今回はそんな時のために干支と十二支の違いについてまとめました。
早見表も作成したのでご参考くださいね!
それではまずは干支と十二支の違いについてみていきましょう。
干支と十二支の違い
さて、まずは干支と十二支の違いです。
順序よく説明するためにまずは十二支から説明していきます。
十二支とは
以下が冒頭の歌で覚える例のあれです。
正確には、
十二支 | 読み方 | 動物 |
子 | ね | ネズミ |
丑 | うし | 牛 |
寅 | とら | 虎 |
卯 | う | ウサギ |
辰 | たつ | 竜 |
巳 | み | ヘビ |
午 | うま | 馬 |
未 | ひつじ | 羊 |
申 | さる | サル |
酉 | とり | ニワトリ |
戌 | いぬ | 犬 |
亥 | い | イノシシ |
です。
これは順番にも理由があり、ざっくりと言えば、
元旦に神様のもとに挨拶に現れた順
とされています。
また時刻や方位を表すものに使われていたこともあり、
「草木も眠る丑三時(うしみつどき)」といえば、24時間の最初の午前0時の前後1時間が子(ね)としてそこから時計回りに順番通りのその次にあたるとき午前1時~3時にあたる丑「うし」からとっているわけです。
ちなみに、一つ時が30分を指しているので、丑三時は午前2時を表します。
- 参考
子の刻:23時~1時
子の正刻:午前0時
丑の刻:深夜1時~3時
丑一刻・丑一つ時:1時~1時半
丑二刻・丑二つ時:1時半~2時
丑三刻・丑三つ時:2時~2時半
丑四刻・丑四つ時:2時半~3時
しかし、昔の人は時計がなかったのに、
どうやって今が丑三つ時であると判断していたのでしょうね~。
月の位置とか??
さて、では続いて干支についてです。
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干支とは
干支とは正確に言うと、
十干十二支(じゅっかんじゅうにし)
といいます。
先程の十二支に加えて十干(じゅっかん)それぞれ、
- 甲(きのえ)
- 乙(きのと)
- 丙(ひのえ)
- 丁(ひのと)
- 戊(つちのえ)
- 己(つちのと)
- 庚(かのえ)
- 辛(かのと)
- 壬(みづのえ)
- 癸(みづのと)
この10個が加わります。
ポイントとして、五行思想に基づく「木火土金水(もっかどごんすい)」
兄と弟という意味を持つ「え」と「と」(えとという読みの由来)
この二点の組み合わせからできているということです。
例として、甲(きのえ)とは「木の兄」、丁(ひのと)とは「火の弟」となります。
さて、そんな十干(じゅっかん)と先ほどの十二支(じゅうにし)。
これを合わせて干支(えと)と呼ぶということですが、これはいったいどういうことなのか?
例えば、自分の生まれ年を問われたら「○○年です。」と十二支の動物を当てはめると思いますが、実はこの十二支に十干が加わったものが干支なのです。
2016年でいえば申(さる)年ですが、正確には丙(ひのえ)申(さる)となります。
10と12の最小公倍数の60で干支は一回り。
丙(ひのえ)申(さる)年の2016年生まれの人は60年後の2076年。
60歳で再び丙(ひのえ)申(さる)年がやってきます。
これがいわゆる還暦というやつですね。
つまり、干支が一回りしたということです。
どうでしょうか。
ここまでで干支と十二支の違い、OKですか?
「自分は果たして60の組み合わせの内の何年生まれであるのか。」
と興味が湧いていたならばうれしいです。
ということで、最後に早見表を出しておしまいにしましょう。
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干支早見表
元号 | 年 | 西暦 | 干支 | 訓読み | 音読み | 十二支 | 順番 |
昭和 | 59 | 1984年 | 甲子 | きのえね | こうし | 子 | 1 |
昭和 | 60 | 1985年 | 乙丑 | きのとうし | いっちゅう | 丑 | 2 |
昭和 | 61 | 1986年 | 丙寅 | ひのえとら | へいいん | 寅 | 3 |
昭和 | 62 | 1987年 | 丁卯 | ひのとう | ていぼう | 卯 | 4 |
昭和 | 63 | 1988年 | 戊辰 | つちのえたつ | ぼしん | 辰 | 5 |
平成 | 元 | 1989年 | 己巳 | つちのとみ | きし | 巳 | 6 |
平成 | 2 | 1990年 | 庚午 | かのえうま | こうご | 午 | 7 |
平成 | 3 | 1991年 | 辛未 | かのとひつじ | しんび | 未 | 8 |
平成 | 4 | 1992年 | 壬申 | みずのえさる | じんしん | 申 | 9 |
平成 | 5 | 1993年 | 癸酉 | みずのととり | きゆう | 酉 | 10 |
平成 | 6 | 1994年 | 甲戌 | きのえいぬ | こうじゅつ | 戌 | 11 |
平成 | 7 | 1995年 | 乙亥 | きのとい | いつがい | 亥 | 12 |
平成 | 8 | 1996年 | 丙子 | ひのえね | へいし | 子 | 13 |
平成 | 9 | 1997年 | 丁丑 | ひのとうし | ていちゅう | 丑 | 14 |
平成 | 10 | 1998年 | 戊寅 | つちのえとら | ぼいん | 寅 | 15 |
平成 | 11 | 1999年 | 己卯 | つちのとう | きぼう | 卯 | 16 |
平成 | 12 | 2000年 | 庚辰 | かのえたつ | こうしん | 辰 | 17 |
平成 | 13 | 2001年 | 辛巳 | かのとみ | しんし | 巳 | 18 |
平成 | 14 | 2002年 | 壬午 | みずのえうま | じんご | 午 | 19 | 平成 | 15 | 2003年 | 癸未 | みずのとひつじ | きび | 未 | 20 |
平成 | 16 | 2004年 | 甲申 | きのえさる | こうしん | 申 | 21 |
平成 | 17 | 2005年 | 乙酉 | きのととり | いつゆう | 酉 | 22 |
平成 | 18 | 2006年 | 丙戌 | ひのえいぬ | へいじゅつ | 戌 | 23 |
平成 | 19 | 2007年 | 丁亥 | ひのとい | ていがい | 亥 | 24 |
平成 | 20 | 2008年 | 戊子 | つちのえね | ぼし | 子 | 25 |
平成 | 21 | 2009年 | 己丑 | つちのとうし | きちゅう | 丑 | 26 |
平成 | 22 | 2010年 | 庚寅 | かのえとら | こういん | 寅 | 27 |
平成 | 23 | 2011年 | 辛卯 | かのとう | しんぼう | 卯 | 28 |
平成 | 24 | 2012年 | 壬辰 | みずのえたつ | じんしん | 辰 | 29 |
平成 | 25 | 2013年 | 癸巳 | みずのとみ | きし | 巳 | 30 |
平成 | 26 | 2014年 | 甲午 | きのえうま | こうご | 午 | 31 |
平成 | 27 | 2015年 | 乙未 | きのとひつじ | いつび | 未 | 32 |
平成 | 28 | 2016年 | 丙申 | ひのえさる | へいしん | 申 | 33 |
平成 | 29 | 2017年 | 丁酉 | ひのととり | ていゆう | 酉 | 34 |
平成 | 30 | 2018年 | 戊戌 | つちのえいぬ | ぼじゅつ | 戌 | 35 |
平成 | 31 | 2019年 | 己亥 | つちのとい | きがい | 亥 | 36 |
平成 | 32 | 2020年 | 庚子 | かのえね | こうし | 子 | 37 |
平成 | 33 | 2021年 | 辛丑 | かのとうし | しんちゅう | 丑 | 38 |
平成 | 34 | 2022年 | 壬寅 | みずのえとら | じんいん | 寅 | 39 |
平成 | 35 | 2023年 | 癸卯 | みずのとう | きぼう | 卯 | 40 |
平成 | 36 | 2024年 | 甲辰 | きのえたつ | こうしん | 辰 | 41 |
平成 | 37 | 2025年 | 乙巳 | きのとみ | いっし | 巳 | 42 |
平成 | 38 | 2026年 | 丙午 | ひのえうま | へいご | 午 | 43 |
平成 | 39 | 2027年 | 丁未 | ひのとひつじ | ていび | 未 | 44 |
平成 | 40 | 2028年 | 戊申 | つちのえさる | ぼしん | 申 | 45 |
平成 | 41 | 2029年 | 己酉 | つちのととり | いつゆう | 酉 | 46 |
平成 | 42 | 2030年 | 庚戌 | かのえいぬ | こうじゅつ | 戌 | 47 |
平成 | 43 | 2031年 | 辛亥 | かのとい | しんがい | 亥 | 48 |
平成 | 44 | 2032年 | 壬子 | みずのえね | じんし | 子 | 49 |
平成 | 45 | 2033年 | 癸丑 | みずのとうし | きちゅう | 丑 | 50 |
平成 | 46 | 2034年 | 甲寅 | きのえとら | こういん | 寅 | 51 |
平成 | 47 | 2035年 | 乙卯 | きのとう | いつぼう | 卯 | 52 |
平成 | 48 | 2036年 | 丙辰 | ひのえたつ | へいしん | 辰 | 53 |
平成 | 49 | 2037年 | 丁巳 | ひのとみ | ていし | 巳 | 54 |
平成 | 50 | 2038年 | 戊午 | つちのえうま | ぼご | 午 | 55 |
平成 | 51 | 2039年 | 己未 | つちのとひつじ | きび | 未 | 56 |
平成 | 52 | 2040年 | 庚申 | かのえさる | こうしん | 申 | 57 | 平成 | 53 | 2041年 | 辛酉 | かのととり | しんゆう | 酉 | 58 |
平成 | 54 | 2042年 | 壬戌 | みずのえいぬ | じんじゅつ | 戌 | 59 |
平成 | 55 | 2043年 | 癸亥 | みずのとい | きがい | 亥 | 60 |
これが現在の60の干支の周りです。
暗記なんて無理なので、気になったらこのまたこの記事をチェックしにきてくださいね!
まとめ
今回は干支(えと)と十二支(じゅうにし)の違いについて紹介しました。
十二支は、12種類の動物からなる昔の日本の数え方でした。
時計などは戦後日本に輸入されたので、
それまではこの十二支が使われていたのですね。
「ねーうしとらたつみー・・・・」
などと子供のころにおぼえるのもこちらです。
現代では、年賀状のイラストなどで見ますよね。
「今年は寅年」
「私はねずみ年生まれ」
「私はねずみ年生まれ」
など、十二年に一回のスパンでめぐっています。
また、干支は十二支に、甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸、の十干(じゅっかん)を足したものでした。
正式にはこんなに種類があったのですね。
なかなかに大変な量だと思ういますが、江戸時代の人は、これをすべて覚えていたのでしょうかね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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