牛乳と豆乳の違い!栄養も違うの?料理で代用はできるの?
記事公開日:2016年10月16日
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そのまま飲んだり、料理に使ったりと使用頻度が高い、
牛乳。
牛乳はご存知のとおり牛のお乳からできてます。
でも、似たような味の飲みものに、
豆乳がありますよね。
カフェなどで豆乳ラテが販売されたりと、
最近は目にすることも増えてきました。
豆乳は大豆から作られているので、納豆や豆腐などと同じように、
なんだか健康に良いようなイメージがありますよね。
牛乳と豆乳。
どちらも後ろの漢字は「ミルク」なわけですが、
いったいどのような違いがあるのでしょうか。
また、料理の材料で牛乳を切らしてしまっている時に、
豆乳で代用することは可能なのでしょうか。
今回は豆乳と牛乳にはどのような栄養の違いがあるのか、
また、料理の代用品として使えるのかなど、
二つの飲み物の違いについてまとめました。
それではさっそくみていきましょう!
牛乳について
まず、牛乳は何からできているかというと、もうご存知、牛のお乳ですね。
牛乳の栄養素はカルシウムが有名ですが、カルシウム以外にもタンパク質、脂肪、必須アミノ酸などの栄養成分がバランスよく含まれています。
牛乳に含まれる栄養
カルシウム タンパク質 脂肪 必須アミノ酸
人間が動くためにはカロリーが必要ですよね。
でも、カロリーは高ければよいってものでもなく、たとえばスナック菓子はカロリーは高いですが、油が多いのであまり健康的なエネルギーではありません。
たんぱく質と脂質、加えて炭水化物の3つは三大栄養素と言われていて、
体づくりや活動するための基本となる栄養素と言われています。
牛乳には栄養がバランス良く豊富に含まれているので、摂取した時のエネルギーに対しての栄養効率が高いわけですね~。
(^-^)h
味も癖がなく使い易いのでさまざまな料理に使われています。
ケーキやクッキーなどのお菓子にも含まれていますし、シチューやクリーム煮などの料理にも使われています。
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豆乳について
次に、豆乳はどのようなものなのでしょうか。
「乳」とついていますが、当然お乳ではなく、原料は大豆となります。
豆乳は大豆を水に浸してすりつぶして、そこに水を加えて、煮つめた汁の不純物を取り除いて作られています。
大豆を原料にしているので豆乳にもタンパク質は多く含まれています。
また大豆の成分である、「大豆イソフラボン」「大豆サポニン」などの栄養成分が含まれています。
大豆に含まれる栄養素
タンパク質 大豆イソフラボン 大豆サポニン
大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをしてくれる栄養素。
女性ホルモンの一つにエストロゲンがあり、このホルモンは女性が女性らしさを保つ働きをします。
よく、「恋をしたらきれいになった」なんて話を聞きますが、これは科学的には恋をすることで、エストロゲンの分泌が豊富になっているのです。
そしてイソフラボンはこのエストロゲンと一緒になって、女性ホルモンの調整をしてくれると言われています。
もう一つのサポニン。
これは体内のコレステロールを低下させて血の流れを良くしたり、肝機能の酸化を抑止することで動脈硬化を防いてくれたりと、さまざまな体に良い効果を与えてくれる成分です。
牛乳のようにカルシウムはあまり含まれていませんが、カリウムやマグネシウムなどのミネラルは牛乳よりも豊富に含まれています。
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牛乳と豆乳の違いは?
さて、以上をふまえて、豆乳と牛乳にはどのような違いがあるのでしょうか。
原材料
一つ目は原材料ですよね。
牛乳は牛のお乳から作られているのに対し、
豆乳は大豆が原材料となっています。
牛乳は動物性の食品で、豆乳は植物性の食品となります。
栄養
二つ目は取れる栄養の違いがあります。
牛乳はカルシウムが多く含まれていますが、
豆乳にはあまりカルシウムは含まれていません。
牛乳にはなく、豆乳に含まれているものとしては、
などの、原材料である大豆に含まれている栄養を摂取できます。
女性に優しいのもありますが、コレステロールや肝臓など、
働きざかりの男性にとってもうれしい栄養が多いのが豆乳の特徴ですね。^^
味
三つ目に味。
豆乳は牛乳に比べるとさっぱりしています。
ただし、豆乳には調整豆乳と無調整豆乳の2種類があります。
無調整豆乳の場合は大豆の味わいが強いのでドロッとした濃い豆の味がします。
牛乳は濃厚で豆乳に比べたらとろみがあり、殺菌したときに生じる臭みがあるので、双方を飲み比べてみると味わいにけっこうな違いがあります。
調製豆乳と無調整豆乳の違いについては、別記事にて詳しくまとめていますので、よろしければこちらもご参考くださね。
(。・∀・)ノ
カロリー
四つ目にカロリーはどうでしょうか。
比べてみると、牛乳は100mlあたり68kcalで、豆乳は46kcalとなります。
牛乳:68kcal
豆乳:46kcal
豆乳:46kcal
豆乳の方がちょっと低カロリーですね。^^
痩せることを考えると、お腹に優しい成分が多く含まれている分、
豆乳に軍配が上がりそうです。
アレルギー
五つ目はアレルギーです。
アレルギーの観点から見ると、牛乳は卵、小麦と合わせて「三大アレルゲン」と呼ばれています。
もしもアレルギーを心配する場合(もしくはアレルギー持ちの場合)は、牛乳の代わりとして豆乳が大いに活躍します。
ただし、豆乳にアレルギーがないかというと、そんなこともありません。
特に小さい子供の場合は大豆アレルギーの反応が出る場合もあります。
豆のアレルギーは少しややこしくて、「豆腐には反応しないのに豆乳は駄目だった」というケースもあります。
代用はできるの?
さて、そんな牛乳と豆乳ですが、代用品として使うことはできるのでしょうか。
牛乳の代わりに豆乳を使うことはもちろん可能です。
が、できあがりの味わいにはやはり違いがあります。
仕上がりは「調整豆乳」を使うか「無調整豆乳」を使うかでだいぶ変わります。
牛乳を無調整豆乳で代用した場合は、あっさりした仕上がりになります。
ただし、若干のまめまめしさは残ってしまいます。
この辺は好みにもよるのですが…。
作るお菓子によりますね~。
対して、調整豆乳を使った場合は、豆っぽさが消えてより牛乳に近い仕上がりになります。
香りは良くなるのですが、牛乳とくらべるとかなりがっつりした味になります。
ハンバーグに少量加える牛乳も豆乳に代用することが可能です。逆に豆乳を使った方が、肉汁と脂肪分を流れ出すのを抑えてくれると人気になっています。
基本的に代用はどの料理にも可能ですが、豆乳は長時間ぐらぐらと加熱するとタンパク質がかたまり分離しやすくなるという性質があります。
シチューや乳粥などの牛乳を豆乳で代用するときには気を付けるようにしましょう~。
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まとめ
今回は豆乳と牛乳の違いや、料理の代用に使えるかなど紹介しました。
牛乳と豆乳は成分や栄養に違いはありましたが、
料理の時の代用品としては問題なく使えます。
ただし、牛乳の代用として豆乳を使う場合は、
「調整豆乳」の方を使うのをおすすめします。
ものによっては「無調整豆乳」の方がおいしくなったりもするので、
この辺は判断が少しむずかしいところですけどね。^^;
しかし、牛乳と豆乳には意外と多くの違いがありました。
なんとなくですが、いろいろ調べてみた結果、
牛乳は子供に良い。
豆乳は大人に良い。
豆乳は大人に良い。
という印象でした。
- 牛乳
→ 成長期の子供に必要なカルシウムを多く含んでいて3大栄養素のバランスも良い。
- 豆乳
→ イソフラボンやサポニンが含まれていて美容や肝機能の改善が期待できる。
それぞれに良い部分があるので、
うまく使い分けていきけたら良いですね。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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