砂糖の種類!栄養があり健康に良い砂糖はどれ?用途に違いはあるの?
記事公開日:2016年10月15日
最終更新日:2023年4月30日
Sponsored Link
料理の「さ・し・す・せ・そ」の一番最初に来ている、
砂糖!
砂糖はお菓子作りだけでなく、
煮物などの料理にも必要不可欠な調味料ですよね。
普段何気なく使っていますが、
砂糖にもいくつか種類があります。
などなど…。
これらの砂糖は、いったいどのような違いがあるのでしょうか。
用途による使い分けなどはあるのでしょうか。
はたまた、一番体に良い砂糖とはいったい!?
と、いうことで!
今回は砂糖の種類の違いについてまとめました。
それでは、順番にみていきましょう~。
まずは、メジャーな白砂糖からっ。
白砂糖
白砂糖とは、サトウキビやサトウダイコンを原料としたもの。
ショ糖を主成分とした結晶状の白い甘味料のことをさします。
上白糖という名称で売られている場合も多く、日本で発売されている砂糖の7割りを占めています。
日本で砂糖というと、多くの場合この白砂糖のことを指します。
しっとりとしていて柔らかい甘さが特徴で、
雑味が少なく、どんな料理にも合わせ易く作られています。
反面、加工されているので、あまり栄養はなかったりします。
(^^;
グラニュー糖
グラニュー糖はお菓子作りのレシピなのでよく目にしますよね。
とても純度の高いショ糖で、細かい粒状に結晶化させています。
サラサラとした細かい結晶となっているのが特徴です。
日本では砂糖と言うと白砂糖を指すことが多いですが、
世界的には砂糖と言うとグラニュー糖のこと指す場合が多いのです。
(^-^)h
あっさりとした甘みを作れるので、洋菓子の場合に好んで使われます。
Sponsored Link
三温糖
三温糖は茶色い見た目と素朴な甘さ、独特なコクが特徴の砂糖です。
サトウキビを原料に煮詰めて、残った糖蜜でさらに煮詰めて作ります。
なぜ三温糖と呼ぶのかというと、三回加熱して作るからなのです。
三温糖は白砂糖(上白糖)から、さらにミネラルやカラメルが混ざっているので、甘さ以外の雑味が感じられます。
カラメルの風味が引き立つ昔ながらの田舎菓子や煮込み料理などに使われます。
ちょっと、おばあちゃんの味なイメージですよね。^^
三温糖は、普通の白砂糖よりも甘い感じがしますが、
糖分としては白砂糖より少なくなってるはずなんですよね~。
人間の舌って不思議ですね。
ザラ糖
ザラ糖はショ糖を溶かして再び結晶化させた砂糖の一種。
ザラザラとした大きめの粒子が特徴です。
綿菓子やカルメ焼きの原料としても有名ですよね!
カラメル色で透明感のある見た目をしています。
ザラ糖の中にも種類があり、
グラニュー糖よりも結晶が大きく無償く透明な白双糖(しろざらとう)
カラメルがかかった黄褐色の中双糖(ちゅうざらとう)
があります。
白双糖は、わたあめやカステラに使われます。
中双糖は、カボチャの煮付けや漬物などにも使われます。
Sponsored Link
氷砂糖
氷砂糖は、ショ糖を一度とかし液体状にしてから、結晶化を促す種糖を入れて再び結晶化させて作ったもの。
大きく結晶化したものを乾燥させて仕上げているので、べっこう飴のような透明感のあるかたまりになります。
氷砂糖といえば、梅酒ですよね。
混ざり気がなく、高い糖度を持ちつつ、ゆっくり溶けていくので、梅酒や果実酒を作るのに最適なお砂糖です。
梅酒以外では・・・・使ったことがありません。
(^^;
角砂糖
コーヒーショップなどで、ミルクとセットで出てくる角砂糖。
角砂糖はグラニュー糖に糖液を入れて固めたものです。
1個あたりのグラム数が統一されていて、分量が決まっています。
メリットは、分量が決まっているので測るのが楽という点ですね。
菓子作りやお料理に「ぽぽいっ」っと使えるのは便利です。
が、固めているがゆえに、溶けにくいというデメリットもあります。
角砂糖は、使用した時に熱や水分を合わせて溶かす必要があります。
粉砂糖
よくパンケーキやマドレーヌなどにかかっている粉砂糖。
グラニュー糖をさらも細かく粉砕して作られています。
「こなぁ~さとぅ~ねぇ♪」
と、まさに粉雪のようで使うと歌いたくなるくらいサラサラです。
ケーキや洋菓子のデコレーションをする時に、
振りかけて使う時に便利です。
見た目担当ですね。
(^^ゞ
黒砂糖
黒砂糖はサトウキビの煮汁をそのまま煮詰めて作られています。
沖縄の名産品で、
などが特徴です。
ミネラル成分豊富で身体に良いことでも知られています。
かりんとうや駄菓子などの材料にもなっています。
砂糖としては、主張が強い味で、
そのまま食べるのには適している反面、
お料理に使う時は少し用途が限られます。
体に良い砂糖は?
砂糖というのは基本的に甘さを抽出するために他の余計なものを排除しています。
しかし、その排除した中に身体に必要なカルシウムやナトリウムなどのミネラル成分が含まれていたりするのです。
つまり人の手が多く入り、精製している砂糖ほど栄養がないということになります。
逆に、砂糖そのものの味が残っている種類としては以下のものががります。
健康に良い砂糖
黒砂糖 テンサイ糖 きび砂糖
このあたりの砂糖は身体に良い砂糖とされています。
黒砂糖はビタミンやカルシウムを多く含んでおり、
糖の吸収を抑制する働きがあります。
テンサイ糖はサトウダイコンを原料にしていて、
腸内環境にいいオリゴ糖を多く含んでいます。
きび糖もカルシウム、ナトリウムを多く含んでいるんでいます。
栄養がある反面、ちょっと料理などに使いにくいのが玉に傷ですね。
反対に身体にあまりよくないと言われているのが以下の四点。
健康に良くない砂糖
白砂糖 グラニュー糖 水飴 氷砂糖
これらは加工されていることが多くて栄養はあまりなく、摂取するとすぐに血糖値が上がってしまいます。
食べ過ぎると肥満症や生活習慣病のもとになると言われています。
甘さの違いは?
それぞれの砂糖は、食べたときに感じる甘さにも違いがあります。
白砂糖 | しっとりとしていて柔らかい甘さ。 |
グラニュー糖 | クセのない淡白な甘さ。 |
三温糖 | 和菓子っぽいコクのある素朴な甘さ。 |
黒砂糖 | 濃厚で独特なコクのある甘さ。 |
味覚で感じる甘さでは黒砂糖が一番甘く感じますが、実際は黒砂糖の方が糖度が低いのです。
Sponsored Link
まとめ
今回は砂糖の種類について紹介しました。
ひと言に砂糖といってもたくさんの種類があり、
製造方法もバラバラなんですね~。
黒砂糖は濃厚な甘味で知られていますが、実は糖度が一番低いんですね。
口で感じる甘さと実際の糖度は違うとは不思議なものです。
我が家では、白砂糖と黒砂糖を常備しており、
グラニュー糖や三温糖はあまり使いません。
かつ、なるべく黒砂糖を使うようにしています。
なぜって、せっかくなら栄養がある方がイイじゃないですか。
ヾ(´▽`*)ゝ
しょっちゅう口に入れるものですからね。
チリツモです。チリツモ。
あと、たまに地元の入り口で売っている、
天然の黒砂糖がそのまま食べてもおいしい!
歯でかじると「ポクッ」っと割れて、
口の中で「じゅわぁっ」って溶けます。
また、売ってないかなー。
さらりとですが、今回の記事で紹介した、
それぞれの砂糖の用途をまとめました。
白砂糖(上白糖) | なんでも |
グラニュー糖 | 洋菓子 |
三温糖 | 和菓子 |
白双糖(ザラ糖) | カステラ |
中双糖 | 煮付け |
氷砂糖 | 梅酒 |
角砂糖 | コーヒー |
粉砂糖 | ケーキ |
黒砂糖 | そのまま食べる |
あ、上記使い方はいたって個人的な用途となりますのであしからず。^^
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
Sponsored Link
この記事が参考になった!」場合はこちらのボタンでポチッと応援お願いします!
最近のコメント