「課程」と「過程」の違い!意味からみる使い分けのポイントはコレ!
記事公開日:2018年9月28日
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「課程」と「過程」
この二つの言葉の明確な違いって、なんでしょうか。
同じ「程」の字が入るし、
「何となく似たような意味なのかな?」
なんて思っちゃいますよね。
でもでも!!
ここでちゃんと確認しておかないと、
ちょっと意味不明な文章を作ってしまうこともありますよ!!
ということで、今回は
この二つの言葉の違いについてチェックしていきましょう。
ついでに、「課程」を「過程」と間違えてしまうと
何が起こるのかも確認していっちゃいましょう!
「課程」の意味
さっそく、それぞれの言葉の意味のチェックからです。
まずは「課程」の意味から確認していきましょう。
- 課程の意味
学校などで、ある期間に割り当ててさせる学習の順序・内容。
教育における内容などを指すことが一般的ですが、
他にも教育を担う組織や体系を指す場合もあります。
「過程」の意味
お次は「過程」の意味です。
- 過程の意味
物事が進行・変化して、ある結果に達するまでの道筋。
もしくはその途中の段階。
プロセスと言った方が分かりやすいですよね。
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課程と過程の違い
それでは、「課程」と「過程」の違いを、
例を挙げながら見ていきましょう!
課程の例
修士課程 博士課程 教育課程
「課程」が使われるとしたら
このくらいではないかと思われるほど、
あまり日常では使われない言葉ですよね。
過程の例
生物が発生する過程 成長の過程 歴史の過程
「過程」は「プロセス」という意味なので、
本当に日常でとってもたくさん使います。
それこそ例を挙げたらキリがないほどです。
ではここで、
「課程」とするところを「過程」としてしまったらどうなるのか、
ちょっと検討してみましょう。
「教育課程を修了する。」
という文章で考えてみましょう。
この文章は、
「教育内容を身につけました。」
という意味です。
ここで使われる「課程」を「過程」にしてしまうと、
「教育の段階を身につけました。」
といった意味合いになってしまい、
意味がわからなくなってしまいますよね。
言葉の意味としては、
「課程」は「過程」ほどの柔軟性を持たないので、
間違えてしまうと意味が伝わらなくなってしまうんですね。
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まとめ
今回は「課程」と「過程」の違いについて紹介しました。
「過程」と比べると、「課程」の方はほとんど使われることがなく、
人によっては馴染みがない言葉ですよね。
でも変換機能を使うと出てくる・・・
そうなると、
どっちを使うのか、どんな意味なのか
やっぱり考えちゃいますよね。
「課程」は教育関連以外では使わない
と思っておけば間違いはないです。
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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