過日と先日の違い!ビジネスで使う言葉の意味や使い分けについて
記事公開日:2019年10月10日
Sponsored Link
ビジネスメールで文章の始まりの定型文として、
「先日はありがとうございました。」
とか、
「過日はお世話になりました。」
といった文章をよく使いますよね。
この、
って、最初に出した文章だと同じような感じで使っていますが、違いはあるのでしょうか?
特にこういう言葉ってビジネスで使う事も多いですから、違いがあるなら知っておいて、ちゃんと使い分けておきたいトコロですよね。
なので!
今回は、「先日」と「過日」の違いについて紹介していきます!
まずは、意味からチェックしていきましょう。
「先日」の意味
違いのチェックの前に、意味を確認していきましょう。
まずは、「先日」の意味を見てみましょう。
- 「先日」の意味
近い過去の、「ある日」。
この間。
改めて意味として考えたことって、あまりないと思うのですが、まぁ、確かにこんな感じの意味ですよね。
所で、近い過去ってどのくらいの期間を指すのでしょうか?
ちょっと気になりますよね。
明確には決まっていませんが、
3日前~ひと月程度
が先日の期間を指すと思っていれば問題無いです。
「この間」と置き換えてみて、ムリの無い期間がちょうどそのくらいですよね。
何カ月も前の日を「この間」と言われても、ちょっと違和感がありますもんね。
では、「過日」の方はどうでしょうか?
次の項目で見てみましょう。
「過日」の意味
では、「過日」の意味をチェックしていきましょう。
ちなみに、読み方は「かじつ」となります。
ではでは、意味のチェックですよ!
- 「過日」の意味
すぎた日。
先日。
あら・・・!
「先日」って言っちゃってますね!
違いってないんでしょうか?
いやいや、あるかもしれない!
次の項目で、違いについて見ていきますよ!
Sponsored Link
「先日」と「過日」の違いと使い分け
「過日」は、意味の中に「先日」と出てきてしまったので、違いが無いんじゃないかと思ってしまいますよね。
でもですね、微妙な違いはちゃんとあるんです!
それは、
「過去のどの日までを「先日」と言うのか?」
というのがポイントになってきます。
「過日」には「先日」という意味も含まれていますが、「先日」と違って過去の上限が無いんです!
つまり過去の日なら、いつのことでも良くて、例えば一年前の事を言いたければ、「過日」と言っちゃっていいんです。
過去の日の上限があるかないか。
これが、「先日」と「過日」の違いなんです。
使い分け方のポイントとしては、「「先日」は三日~ひと月ほど前の事」としていますが、自分の中で「最近」という感覚と合致するかどうかで使い分けてしまっても大丈夫です。
「最近」と言うには、ちょっと前すぎるかな、と思えば「過日」を使えば良いんです。
微妙な違いはあるのですが、明確に期間が決まっているわけではないので、自分の感覚で使い分けてしまっても問題無しですよ!
違いがあるけど、使い分けは感覚でOKというのが、この二つの言葉の自由な所ですね。
このユルさがいいですよね。
Sponsored Link
まとめ
今回は、「先日」と「過日」の違いについて見ていきました。
「先日」と「過日」の違い
先日:3日~1カ月程度前までのこと。明確に過去の期間に設定はないものの、近い過去の日を指す。
過日:過去の日なら、どこまで遡っても使える言葉。
最近の出来事に触れて文章を作りたい時は、
「先日はありがとうございました。」
と言ったように使えば良いですし、かなり前のことに触れたい時は、
「過日は大変お世話になりました。」
と使えば良いわけですね。
久々に連絡を取る相手の場合、かなり昔の事にも触れて文章を作れる「過日」はとっても便利ですよね。
「「先日」って言うほど、最近のことじゃないし・・・」
なんて感じで違和感を持ってしまう時にも、サックリ「過日」の方を使ってしまえば間違いないです!
文章の最初って、「先日は~」って入ると文章が作りやすいですが、
「「先日」と言うには結構前だな・・・」
って思う事もかなりありますからね。
そうなると、なかなか文章を組み立てにくい~~~・・・とかなっちゃって以降の文章に悩むものです。
そこで「過日」を知っておけば!
もう悩みませんよ!
文章もサクサク書けてしまいます!
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
Sponsored Link
この記事が参考になった!」場合はこちらのボタンでポチッと応援お願いします!
最近のコメント