「工程」と「行程」の意味の違いは?工程表と行程表の使い分けもチェック!
記事公開日:2020年1月14日
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「作業工程を報告しなくては!」
「旅行の行程をチェックしよう!」
なんて感じで日常で多く使う、
同じ読みで、何となく「物事の流れ」的な雰囲気を醸している二つの言葉。
「使い分け、できてますか?」
とか聞かれると、
「う~~ん、違いってあるの?」
って感じになりますよね。
でも、ビジネスや普通の文書でも結構使う言葉ですから、ここはシッカリ違いを把握して使い分けれると良いですよね!
と言うコトで、今回は「工程」と「行程」の違いについて紹介していきます。
こんがらがりやすい「工程表」と「行程表」の違いもチェックしておきましょう!
それぞれの意味
まずは、それぞれの意味から確認していきましょう!
「工程」の意味
まずは「工程」の意味からチェックしてみましょう。
- 「工程」の意味
工作や工事などの仕事を進めていく順序・段階のこと。
また、その進みぐあい、作業のはかどりかたのこと。
だいたい想像通りの意味だったのではないでしょうか。
では、次は「行程」を見てみましょう。
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「行程」意味
ではでは、「行程」の意味も見てみましょう。
- 「行程」の意味
- 目的地へ行くまでの距離、道のりのこと。
- 旅行などの日程のこと。
- (比喩的に)ある目標に達するまでの過程、道程のこと。
「行程」と比べると、複数の意味がありますが、こちらも何となく想像していた意味だったと思います。
「こうてい」という言葉の意味自体は多くの人が何となく把握しているんですよね。
問題は、「工程」と「行程」がごっちゃになってしまう事なんですよねぇ。
そんなわけで、「工程」と「行程」の違いを次でまとめてみましょう。
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「工程」と「行程」の違い
それでは、「工程」と「行程」の違いについて見てみましょう。
こうゆうのは、たいてい漢字の意味を見ていけば違いが見えてきますよね!
「工程」の「工」には、「ものを作る仕事」という意味があります。
なので、「工程」の場合は「建物を建てている」とか「生産している」とか、そういったことの過程に対して使われます。
では、「行程」の方はどうかと言うと、先に紹介した意味から察するに、「行動」とか「旅」に対して使っていますよね。
つまり、まとめてしまうとこうです!!
「工程」と「行程」の違い
工程:何かを作っていたり、仕事の「過程」に対して使う。
行程:(具体的・比喩的、両方の)距離や道のり、日程などに使う。
工程:何かを作っていたり、仕事の「過程」に対して使う。
行程:(具体的・比喩的、両方の)距離や道のり、日程などに使う。
作業の過程や順序に対して使う時は「工程」、それ以外は「行程」というザックリとした覚え方でも十分そうですよね。
「工程表」と「行程表」の使い分け
さてさて、「工程」と「行程」の違いをチェックしたところで、「工程表」と「行程表」の使い分けも確認しておきましょう。
上でまとめた事から見えてきますが、まとめると以下のようになります。
工程表:仕事や作業の順序や日程をまとめたもの。何かを作る際の、手順や作業をまとめたもの。
行程表:決めた日程までに何をやるかといった目標・方法をまとめた表。ロードマップ。
行程表:決めた日程までに何をやるかといった目標・方法をまとめた表。ロードマップ。
夏休みの宿題の進め方をカレンダーにまとめたりしたものは、工程表とも行程表とも言えそうですよね。
修学旅行とかで配られた「旅のしおり」とかは行程表に相当しますよね。
今の子供たちも「しおり」とかって配布されるんでしょうか?
なんか懐かしいですよね。
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まとめ
今回は「工程」と「行程」の違いについてまとめてみました。
違いを見てみると、それ程ややこしくないはずなのに、どうしてこんなにややこしく感じるのか・・・
ちょっと考えてみると、どちらも作業の順序や段取り・手順に対して使うからなのかもしれませんね。
こう考えちゃうと、言葉の意味もボンヤリとしてきてこんがらがっちゃう気がします。
ここは深く考えてしまわずに単純に、
と、してしまうのが、分かりやすいかと思います。
口頭だと誤魔化せるのですが、文章にしちゃうと、ね・・・
文章を作成している側はこんがらがっても、文章を読む側は冷静に見てきますから、結構誤魔化しききませんもんね・・・
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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