カヌーとカヤックの違いや種類!初心者でも体験しやすいのは?人気のツアーも紹介!
記事公開日:2023年2月24日
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綺麗な水面に浮かぶ船、水面に反射する太陽。
色彩豊かな自然の中で楽しめる人気のツアー。
映えること間違いなしです!!
こんな風に!!
所でこの船、なんて呼びます?
カヌー?
カヤック?
正直違いがまっっったく分からないですよね!
むしろ同じ??
ってことで、今回はカヌーとカヤックの違いを見ていきましょう。
- 特徴
- 歴史
- 初心者でも体験しやすいロケーション
- 人気のツアー
この辺をまとめて見ていきますよ!
それでは早速、行ってみましょう!
目次
カヌーとは
まずは、カヌーとはどんなものかについて見ていきましょう。
カヌーの特徴
それでは早速、カヌーの特徴を見てみましょう。
カヌーは艇の前後がとがった形の船体で、パドルと呼ばれる漕ぎ棒(櫂)を使って船体を進める船のことで、進行方向を向いて漕ぎます。
パドルにはブレードと呼ばれる水をかくヒレがついていて、カヌーの場合はブレードが一つです。
艇の形はオープンになっていて、所謂ボートをイメージすると分かりやすい形です。
この形をオープンデッキと呼びます。
ボートとの違いは、漕ぐときの向きです。
ボートはカヌーとは逆向きで、進行方向に背中を向けて漕ぎます。
カヌーの歴史
次はカヌーの歴史を見てみましょう。
カヌーは意外と歴史が長くて、6000年以上前のユーフラテス川畔にあるシュメール人の王様のお墓から発見されているそうです。
同時期に極東アジアの北極圏や北米、南米などからも発見されており、起源については良く分かっていないようです。
川や湖、海があるところで生活している人々にとっては生活の中で使える小型の船は必需品ですから、似たようなものが世界各地にあるのは納得ですよね。
スポーツとしてのカヌーは19世紀にイギリスで誕生しました。
最初のレースは1866年、イギリスのテムズ川で行われたんです。
その後、1924年に国際カヌー連盟(I.C.F)が設立、1930年に1回目の世界選手権大会が行われ、オリンピックの正式種目に採用されたのは1936年のベルリン大会だったんです。
カヌーの種類
歴史が古く、世界各地に似たようなものがあったのが分かったところで、カヌーの種類を見てみましょう。
- カヌーの種類
- カナディアンカヌー:一般的にカヌーと言ったらコレ。主に湖や川で使用する。バランスが良く安定性に優れている。
- アウトリガーカヌー:艇本体の片脇もしくは両脇にアウトリガーとも呼ばれる浮子(ウキ)が張り出した形状のカヌー。南太平洋などの特定の海域で用いられている。
カナディアンカヌーは、カナダの原住民が原木をくり抜いて作った船が原型と言われています。
アウトリガーカヌーは、アウトリガーがあることで風や波のある海でも安定した操舵ができるために、特定の海域で発達していったと考えられています。
アウトリガーも両端と片側にある2種類の形状があり、これも発達の過程が良く分かっていないようです。
カヤックとは
次はカヤックについてチェックしてみましょう。
カヤックの特徴
ではカヤックの特徴を見ていきましょう。
カヤックは、艇に乗る部分が空洞になっており、足から艇内部に入り込むようにして座って、両側にブレードの付いたパドルで漕ぐ形状の船です。
ちょっと言葉では説明しにくいので、写真で見てみましょう。
艇とパドルの形はこんな感じです。
この艇の形をクローズドデッキと言います。
カヤックの歴史
それでは、次にカヤックの歴史を見てみましょう。
カヌー同様に、カヤックも使用されていた歴史は長く、アリューシャン諸島やグリーンランドのエスキモーが狩猟などに利用していた小型の船が語源と言われています。
船の内部に潜り込む独特の形は、水の侵入を防ぐのに有効なので寒い所で効いてくる気がしますよね。
アリューシャン系カヤックは日帰り狩猟以外にも、長期間の沿岸航海にも使われたことから、2~3人乗りで荷物がたくさん積めるような形状になったと考えられています。
グリーンランド系カヤックの方は、日帰りでの狩猟に使われる船だったので、基本的に1人乗りで細身、機動性と高速性に優れた形状になったと考えられています。
カヤックの種類
次はカヤックの種類を見てみましょう。
- カヤックの種類
- シーカヤック:海で使用する。艇の形は細長い。
- リバーカヤック:流れのはやい河川で使用する。艇が短くなっていて、回転性や操作性が高く、転覆しにくいと言われている。
- シットオン(トップ)カヤック:海や湖で使用する。艇の上に座る形状なので、身動きが取りやすいため釣りにも使用される。
- フォールディングカヤック:穏やかな海や湖、川で使用する。軽量で持ち運びに便利だが、その分耐久性は低く岩場には弱い。
- インフレータブルカヤック:ポンプで空気を入れて使用する。手ごろな価格で、持ち運びにも便利、岩場での衝撃も吸収する。
色々とシーンごとに適した形状があるんですねぇ。
ここまで見てきたところで、違いを軽くまとめておきましょう。
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カヌーとカヤックの違い
それでは、カヌーとカヤックの違いをまとめていきます。
まずはパドルについているブレードの違いですね。
- パドルの違い
- カヌー:シングルブレード
これに伴って、漕ぎ方も変わってきます。
あとは艇の形も違いますよね。
艇の形の違い
カヌー:オープンデッキ
カヤック:クローズドデッキ
歴史的には発達してきた地域や使用目的が違いましたよね。
実は、アリューシャン諸島のカヤックの実利用は途絶えた歴史があるんです!
近代の研究者たちによってその存在が知られたのだそうです。
もしかしたら、まだ見ぬカヌー・カヤックが世界の水場にはあるんでしょうか。
ロマンがありますよね。
では、旅先で初心者が体験しやすいのはどれなんでしょうか?
次の項目で見てみましょう。
初心者が体験しやすいカヌーとカヤック
旅行先でちょっとマリンアクティビティを楽しみたいけど、初心者でも気軽にできるものはどれなのか!?
ということで、気分やメンバーごとにオススメを挙げていきます!
のんびり楽しみたい2人組にはカナディアンカヌー
仲良し2人組でのんびり過ごしたいときはカナディアンカヌーがおすすめです。
カナディアンカヌーは、穏やかな海面や湖、川で景色を楽しみながらのんびりと進むのに適しています。
初心者や体力に自信が無くても、左右を分担して漕げば大丈夫です。
その代わり、バランスよく漕いでいかないと艇が思った方向に進まないので、息を合わせてやってみてくださいね!
おひとり様でもOK!安心の「湖」
一人でのんびりでも仲間と楽しくでもOKのロケーションが、湖でのカヤック!
波や流れのない湖なら、初心者でも安心して楽しむことができます。
パドル操作の練習にも最適です。
初心者に向かないのはリバーカヤック
リバーカヤックは「スキルが必要とされる」と言われていて、初心者には不向きです。
流れの早い河川用のカヤックなので、転覆の可能性もありますし、バランスをとるのも大変です。
確かに初心者にはこういったテクニックが必要なものは難しいですよね。
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人気のツアー
それでは最後に、人気のツアーを紹介していきましょう。
自然を満喫するカヌーツアー
まずは自然を満喫できるカヌーツアーです。
首都圏からも比較的近くて温泉もある鬼怒川エリアで、初心者でも安心のツアーがあります!
>>鬼怒川カヤックアドベンチャー
一日中カヤックを楽しみたいなら、こちらもオススメですよ!
>>中禅寺湖シーカヤックツーリング
温泉に行くついでにカヤックが楽しめますね!
夜の川をカヌーで楽しむナイトカヌーツアー
東京でもカヌー体験をすることができます。
>>東京・江戸川区・ナイトカヌーツアー
ライトアップされたスカイツリーやビルの明かりが楽しめるのは東京ならではですよね!
ロマンチックな雰囲気でデートにもぴったりです。
「子供と一緒でも大丈夫だった。」
「初心者でも楽しめた。」
という口コミも多く、ガイドさんも親切とのことです。
気軽に家族でカヌー
ツアーってほどじゃないけど、もっと気軽に何となくカヌーに乗りたいときは、さいたま水族館の貸し出しカヌーも良いです!
車で行く感じにはなるのですが、ツアーだと長い時間拘束されるのに対して、ここだと飽きたら帰れます。(笑)
海なし県なせいか水族館は比較的地味ですが、大きな公園なので水族館以外にも散策なども楽しめそうです!
「地味な水族館」と言いましたが、水生昆虫がいて「水族館の本来のあるべき姿」を実践している素晴らしい施設だと思います。
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まとめ
今回は、カヌーとカヤックの違いを見てみました。
パドル | 艇の形 | |
カヌー | シングルブレードパドル | オープンデッキ | カヤック | ダブルブレードパドル | クローズドデッキ |
歴史や発達してきた経緯も細かく分けると色々とありましたよね。
そして東京でも体験できるツアーがあったのも意外でした。
金曜日の会社帰りのデートに最適じゃないですか!
私は小笠原でシーカヤックを体験したことがあったのですが、身長150cmの猫背のために、艇の穴の中に体が埋もれて、うまくパドルを扱えなかった経験があります。(笑)
背筋をシャキッとすればもっと…クッ…
猫背は良くないですね~。😢
今回は以上です。
ご参考になりましたら幸いです。
(*゚ー゚*)ノ
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